ー多くの報道陣が詰めかける中、現れたのは。
身長120センチの新たな人型ロボット。
きょう、通信会社大手のソフトバンクが、来年2月から発売すると発表しました。
価格は税抜きで19万8000円です。
備え付けたカメラやマイクで、表情や声のトーンを分析。
人の感情を認識した会話ができるといいます。
わっ、なんだなんだ、何かが頭を触ってくるぞ。
会見で、ロボットに感情を与えたいと語った、孫正義社長。
はい。
はい。
人間とコミュニケーションを行うロボットはこれまでも。
アイボ、アイボ!
犬の形をした家庭用ロボット、アイボ。
ソニーが販売し、世界で15万台以上が売れました。
こんにちは、アシモです。
ホンダが開発した人型ロボット、アシモ。
自分で考えて動くことができます。
手を挙げてください。
顔や声の違いから人物を見分け、会話を行います。
よろしくね。
宇宙にも行きました。
高い人工知能を備えたキロボ。
トヨタが東京大学などと共に開発。
国際宇宙ステーションに滞在した若田光一さんの話し相手に。
自然な表情を再現した、ミナミちゃん。
こちら、神奈川県にある特別養護老人ホームです。
お年寄りの皆さんの視線をくぎづけにしているのが、ここでもロボットです。
介護の現場で活躍する人気者、パルロです。
孤独になりがちなお年寄りの話し相手になってもらおうと、1年半前から置いています。
お疲れさまでした。
最後までできましたね。
ニハハハハ。
すっきり!
インタビューの最中にも。
生活に溶け込みつつあるロボット。
きょう発表された新型ロボット、ペッパーは、インターネットを活用し、今までにない進化を目指しています。
各家庭のロボットは常時インターネットと接続。
あるロボットのやり取りがデータベースに蓄積され、ほかの家庭のロボットにも情報が共有されます。
複数のロボットの経験が積み重なっていくことで、より豊かな感情表現や会話ができるようになるというのです。
開発競争が活発化するロボット。
私たちの暮らしに何をもたらすのでしょうか。
こんばんは。
愛を理解するロボットにしたいというのも、決して夢ではなさそうだと思わせる、そんな日進月歩の技術の世界です。
いずれ、人間のほうがむしろね、ロボットに愛を教えてもらう時代が来るのかもしれません。
大雨の地域は、西日本から東日本へと移りつつあります。
雨が長く続くのが今回の特徴です。
東日本の太平洋側では、、あすにかけて激しい雨が降るおそれがあります。
記録的な大雨になった高知県。
非常に激しい雨は午前中、東海地方でも。
雨雲はさらに東へ。
首都圏でも、所により雨が強まっています。
梅雨入りした東京、傘が手放せない時期がやって来ました。
気象庁はきょう、関東甲信と北陸、それに東北南部が梅雨入りしたと見られると発表しました。
雨への備えも始まっています。
山梨県甲斐市を流れる川では、堤防の点検作業が行われました。
河川国道事務所の職員が、コンクリートをたたいて音を聞き分け、問題がないか確かめていました。
おととい梅雨入りした四国。
昨夜からけさにかけて、非常に激しい雨が断続的に降りました。
黒潮町かみかわぐちの町道です。
ご覧ください、道路脇の斜面が大きく崩れています。
そして、土砂や木が完全に道路を塞いでいます。
高知県四万十町窪川で、けさまでの24時間に降った雨量は528.5ミリ。
僅か1日で、平年の6月1か月分を上回る大雨になりました。
この大雨で、住宅にも被害が相次ぎました。
高知市では、住宅脇の斜面の木が倒れ、屋根の一部や車庫が壊れました。
NHKが各市町村を通じてまとめたところ、9棟が床上まで水につかり、41棟で床下が水につかる被害を受けました。
また高知県内では、最大で1万人余りに避難勧告が出されました。
四万十市八束地区の避難所です。
近くのグループホームから、お年寄り9人と職員4人が避難していました。
グループホームは、川沿いの低地にあり危険なため、避難勧告が出た直後の昨夜10時ごろから避難を始めました。
この時間帯は、すでに多くの職員が帰宅していたうえ、お年寄りも寝ていたため、一人一人を車に乗せるのに、時間がかかったということです。
外が明るい段階で避難する必要があると感じたと話しています。
高知県の西部で降り続いた、記録的な大雨。
次々に発達した雨雲が流れ込み、非常に激しい雨が同じ場所で続いたということです。
今後の雨の見通しです。
前線の動きが遅いため、東日本の太平洋側では、あすの昼過ぎにかけて、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
あすの夕方までに降る雨の量は、いずれも多い所で東海と関東甲信で150ミリ、伊豆諸島で100ミリと予想されています。
気象庁は低い土地の浸水や、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。
今後の気象情報に十分注意してください。
9年前に、当時小学1年生だった吉田有希ちゃんが殺害された事件。
容疑者の逮捕を受けて、両親が手記を公表しました。
逮捕の連絡を頂き、本当によかったという気持ちですとつづられた一方で、手記にはわが子を奪われた悔しさがにじんでいます。
私たちは、この日が来ることを信じて生きてきました。
犯人が逮捕されたことは、すぐに天国の有希に報告しました。
有希が生きていれば高校1年生になります。
犯人は逮捕されましたが、有希の命は戻ってこないと思うと、悔しくて悔しくて涙が出てきます。
学校から帰る途中だった娘を連れ去り、命を奪った容疑者に対し。
犯人は、ごめんなさいと言っているようですが、有希の思い出は7歳で止まったままです。
なんの罪もない有希の命を奪った犯人をどうしても許すことはできません。
容疑を認めているという、栃木県鹿沼市の無職、勝又拓哉容疑者。
これまでの調べに、有希ちゃんを車で連れ去り、いったん、自宅に連れていったあと、茨城県の山の中で刃物で刺したなどと供述しているということです。
そして、新たな情報も。
事件後、まもなく警察に当日の行動を聴かれたという勝又容疑者。
その後、有希ちゃんを乗せたと見られる車を、処分していたことが分かりました。
当時、現場で目撃された不審な車の情報をもとに捜査が進められていたことから、警察は証拠の隠滅を図った疑いがあると見て調べています。
手記の最後に両親は。
今は心静かに有希の冥福を祈りながら、今後の捜査を見守っていきたい。
続いてサッカーのワールドカップです。
開幕まであと1週間となりました。
いよいよ、カウントダウンですね。
街は早くもあの色で一色です。
見上げる視線のその先には。
ビルを彩るサムライブルー。
日本サッカー協会がある東京・文京区。
今、青く染まっています。
商店街も思いは一つ。
長友選手です。
ファンの気持ちもブラジルへ一直線です。
ファンの声援に、ザッケローニ監督は。
ブラジルでも頑張ります。
ザッケローニ監督のマネキン、表情も気合い十分です。
各国のサポーターが続々とブラジルに集まっています。
チケット売り場には、長蛇の列が。
こちらは、日本代表のキャンプ地となるイトゥ近くの空港。
壁に描かれているのは。
去年のベルギー戦でゴールした本田選手のこの表情。
ブラジル各地で選手やファンを迎える準備が進んでいます。
開幕が迫ってきたワールドカップ。
その空気を日本でも味わいたいと、さまざまなイベントが行われています。
こんにちは。
こちらの中学校ではきょう、ワールドカップ応援給食と銘打った、特別メニューが出されました。
豚肉と豆を使ったブラジル料理のフェジョアーダと、ブラジル特産のコーヒー豆を使ったゼリーです。
手を合わせてください、いただきます!
生徒たちの反応は。
こちらの宿泊施設では、日本の勝利を願って、1次リーグで対戦する3つの国の料理を組み合わせたコースを用意しました。
コートジボワールの海鮮鍋。
ギリシャはエビのトマト煮込み。
コロンビアの揚げカレーパン。
料理のように、対戦相手をぺろりと平らげることができるでしょうか。
一方、箱根にあるこちらのホテルでは、ワールドカップにちなんだ、ある割引サービスが行われています。
実は、日本代表23人と名字の読み方が同じ人だけ、宿泊料が半額になるのです。
ちなみにきょうは。
ホンダさんとカガワさんがお泊まりだということです。
でも、イノハさん、オオサコさん、キヨタケさん、ナガトモさんはまだ予約がないそうです。
さて、熱い期待を背負う日本代表。
アメリカ・フロリダ州で調整を続けています。
日本代表、日本時間の7日に最後の強化試合。
そして翌日、いよいよブラジルに入ります。
この前、コスタリカとの強化試合を3対1で勝利しましたけれども、そのあとの選手のインタビューを聞いていても、少しも緩んだところがないっていうのは、とても頼もしく感じますよね。
ただ、それはどこの代表チームも一緒だと思うんですよね。
勝敗を分ける差というのはほんの僅かなものですが、その差をものにすることができるかどうか、各国の代表にとっては、本当に大事な1週間となります。
共同代表として共に歩んできた石原慎太郎、橋下徹の2人。
たもとを分かった2人のどちらの側につくか、日本維新の会の所属議員が、決断を迫られました。
きょうがその期限です。
62人の所属議員が示した意思は、橋下さん側に37人、石原さん側に23人、無所属を選択するという議員が2人でした。
橋下共同代表の党に参加する国会議員らが今夜、都内で記者会見。
橋下氏も大阪から、インターネットの会議システムで参加しました。
一方の石原共同代表は昨夜。
結いの党との合流を巡る意見の違いから分党を決めた日本維新の会。
きょうの5時までに、どちらの政党に所属をするか分党に伴いまして…。
党所属の国会議員62人に対し、石原、橋下両共同代表のどちらの党に所属するか意思表示するよう求めていました。
、その結果、きのうまで38人の参加を見込んでいた橋下氏側の参加者は、最終的に37人に。
松野国会議員団幹事長や、小沢国会対策委員長のほか、橋下氏の地元、大阪選出の議員が中心です。
その上で、結いの党との合流を急ぎ、さらなる野党再編を進めたいという考えを示しました。
一方、石原氏が結成する新党には。
23人の参加が確定。
平沼国会議員団代表など、旧太陽の党を石原氏と共に結成した議員や、政治的な立場が近い議員に加え、きょう新たに、アントニオ猪木参議院議員も参加することになりました。
一方、林原由佳衆議院議員と、西岡新衆議院議員は、どちらにも参加せず、無所属で活動していくことを明らかにしています。
国会記者会館の石川康良記者に聞きます。
橋下さん側に37人、石原さん側に23人。
石川さんは、まずこの数字をどう見ていますか?
石原氏の側に予想以上に人数が集まったという受け止めが党内に広がっています。
分党が決まった当初、石原氏側に集まるのは、自主憲法制定など、石原氏の思想信条に共感する旧太陽の党出身議員など、合わせて10人程度にとどまるのではないかという見方が党内で強くありました。
しかし、今週に入ってから中田国会対策委員長代理ら、双方に距離を置いてきた、いわゆる中間派が、相次いで石原氏側に参加を表明しました。
中間派の複数の議員は、橋下氏や松井幹事長は、大阪都構想に掛かりきりで、自治体の長の2人に国政政党の運営をこれ以上任せるのは限界だと、橋下氏の側の党運営への不安を理由に挙げています。
一方、橋下氏の側は当初、参加は少なくとも40人は超えると見ていました。
それだけに、石原氏側を上回る37人は確保したものの、陣営からは、相当切り崩されたという声が漏れています。
幹部の一人は、結いの党との合流の進め方などに対する反発が、予想以上に強かったのかもしれないと分析しています。
双方とも、円満な分党を強調していますが、しこりも残ることになりそうです。
橋下さんにとっては、野党再編に向けて、必ずしも順風満帆の出だしとは言えない内容に見えますけれども、これからその野党再編、どのように進めていく考えでしょうか。
橋下氏はすでに動き出しています。
おとといには、結いの党だけでなく、みんなの党の浅尾幹事長と政策協議を再開することで合意しており、来年の統一地方選挙をにらみ、民主党の一部を巻き込んだ幅広い勢力の結集を目指す考えです。
そこで課題となるのは、みずからの掲げる大阪都構想の実現です。
ただ、大阪市議会で、維新の会が過半数を確保できていない中で、他党から協力を得られる見通しは立ってなく、スケジュールの大幅な見直しを迫られています。
いわば政治生命をかけたテーマなだけに、これまで以上に、大阪市政に軸足を置いた政治活動を取るものと見られます。
先ほど紹介した中間派の議員の不安のように、新たな党で、どこまで国政に関与していくかが、課題になりそうです。
橋下氏の側は、今回の分党で結いの党と合流しても、分党前の勢力は維持できず、目標としていた、衆議院で民主党を上回る野党第1会派の議席の確保にも届かないことになりました。
橋下氏にとっては、今後も正念場が続きそうです。
石川記者でした。
ロシアを外した7か国の枠組みで開かれた、G7首脳会議が先ほど終わりました。
ウクライナ情勢について、情勢が必要とするならロシアに対する制裁を強化する用意があるなどとする、首脳宣言を採択する一方で、各国からは、対話を呼びかける発言が相次ぎました。
2日目の会議に臨む各国の首脳たち。
前日に引き続き、外交政策が話し合われたほか、世界経済などについて討議が行われました。
そして、つい先ほど、首脳宣言を採択して閉会。
ウクライナ情勢については、事態のさらなる悪化を招かないよう、ロシアに自制を促す内容となりました。
ロシアが、クリミアを一方的に編入したことについて、厳しい批判を続けてきた欧米諸国。
採択された首脳宣言では、情勢が必要とすれば、さらなる負担を課すため制裁を強化する用意があるとしているものの、各首脳の発言自体は抑制気味です。
模索されるロシアとの対話。
背景にあるのが、ウクライナ東部で徹底抗戦の構えを崩さない、親ロシア派武装集団の存在です。
緊張の緩和には、親ロシア派を抑えることが緊急の課題で、ロシアの協力が欠かせません。
プーチン大統領は、6日には、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦70周年の記念式典の場で、欧米諸国の首脳らと顔を合わせます。
オバマ大統領と会談する可能性について聞かれると。
こうした中、今回の会議で日本は。
首脳宣言には、海洋進出を強める中国を念頭に、力による領土または、海洋に関する権利を主張するための、いかなる者による、いかなる一方的な試みにも反対すると明記されました。
中国は、強く反発しています。
その上で、中国外務省の報道官は、一部の国が中国の主権と権益を侵犯し、海上の平和と安定をわざと破壊する挑発的な行動を取っていることに対し、しっかりと対応していくと述べ、日本などをけん制しました。
G7首脳会議を終え、安倍総理大臣、このあと現地で記者会見を行う予定です。
平成8年に埼玉県狭山市の路上で保護され、認知症のため身元が分からず、市内の特別養護老人ホームで18年間暮らしている男性が、以前、東京に住んでいた82歳の男性と確認されました。
埼玉県などが先月、この男性について情報提供を呼びかけた結果、自分の親族ではないかという連絡が埼玉県にあり、きょう午後、家族を含む複数の親族が、狭山市内で男性と面会し、以前、東京・渋谷区に住んでいた野村正吉さんと確認されました。
野村さんは当時、1人で散歩に出かけ、行方が分からなくなったということです。
親族は、一目で分かった。
諦めていたけれど、元気そうで安心したと話していたということです。
埼玉県と狭山市は、野村さんが今後、どこで暮らすかなどについて、親族と相談することにしています。
それでは気象情報、井田さんです。
こんばんは。
雨雲はゆっくりと東へ進んで、この時間は関東でも断続的に雨足が強まっています。
こちらは東京・渋谷の今の様子です。
渋谷も夜になって、本降りの雨となっています。
前線の動きが遅く、東日本の太平洋側では、あすにかけて、1時間に30ミリの激しい雨の所がありそうです。
土砂災害や川の増水、浸水にお気をつけください。
西日本でも引き続き厳重な警戒が必要ですね。
そうなんですね。
この2日間で多くの雨が降っているんです。
見ていくと、九州から東海の太平洋側で特に多く、300ミリを超えている所があります。
特に高知県では、500ミリを超える雨となっていまして、6月ひとつき分の雨を超えるようなそんな雨となっているんですね。
この時間も徳島県や三重県に大雨警報が出ていますので、少しの雨でも土砂災害に警戒・注意をしてください。
ではこのあとの予想を見ていきましょう。
あすにかけても西日本から東北南部にかけて、雨雲が局地的に発達していきそうです。
隙間はありますけれども、局地的には激しい雨になりそうです。
特に紀伊半島から関東で雨が続きまして、また夜の時間帯には関東周辺に黄色の活発な雨雲が近づいてきます。
引き続き雨の降り方にお気をつけください。
では天気図、見ましょう。
あすもほぼきょうと同じような気圧配置が続きそうですね。
前線は紀伊半島の辺り、そして西日本の南の海上には低気圧が居座ります。
詳しく見ていきましょう。
この前線周辺に、特に湿った空気が流れ込んできまして、雨雲が発達してきます。
特に紀伊半島から関東にかけて、あすにかけても、雨の量が多くなりそうです。
きょう、東北の南部まで梅雨入りしましたけれども、週末まで雨が長引きそうですね。
そうですね。
ずっと来週も曇りや雨の日が、多くなりそうなんですね。
週末にかけて雨が長引きます。
理由は、動きの遅い前線と低気圧ですね。
あすは前線が紀伊半島の辺り、西日本の南の海上に低気圧が居座ります。
それに伴ってこの湿った空気が流れ込んできます。
これが雨雲のもととなりますので、このオレンジの所で、雨雲が発達しやすいんですね。
そしてあさってを見ても、南の海上に2つの低気圧、それに伴って湿った空気が流れ込む状況が続きそうなんです。
この先も西日本から関東の太平洋側を中心に雨の量、多くなってきそうです。
土砂災害、川の増水、そして浸水には十分注意警戒をしてください。
気象情報、お伝えしました。
G7首脳会議を終えた安倍総理大臣。
これから現地で記者会見を行います。
今回のG7首脳会議は、クリミアを一方的に編入したロシアを除外する形で行われました。
G8の枠組みから、G7へと枠組みを変えて行われた今回の首脳会議。
主要なテーマはウクライナ情勢でした。
安倍総理大臣の記者会見が始まります。
ベルギー・ブリュッセルから中継でお伝えします。
それではただいまより、安倍内閣総理大臣によります、内外記者会見を行います。
初めに安倍総理からごあいさつがございます。
そのあと、皆様からの質問を頂きまして、答えをさせていただきます。
それでは安倍総理、よろしくお願いいたします。
今、世界は歴史の大きな岐路に立っています。
今こそG7のリーダーが一致して、今後の世界の進むべき方向を示さなければなりません。
その覚悟と信念を持つ世界の主要な先進国のリーダーたちが、この2日間、ここブリュッセルで顔を合わせ、率直に話し合いました。
何よりも、私たちには共通の言語があります。
それは自由と民主主義であり、基本的人権であり、そして法の支配であります。
こうした基本的な価値観を共有しながら、世界の進むべき道を議論する、これがG7サミットです。
先月はここブリュッセルにあるNATO本部で、そして先週はシンガポールで、私は法の支配の重要性を世界に向けて訴えました。
航行の自由、航空の自由こそが、自由貿易の発展、世界経済の発展のために、最も重要な前提であります。
いかなる主張も国際法に基づかなければならない。
その実現のために力を用いてはならず、平和的に解決しなければならない。
すべての国が国際社会の一員として、当たり前に守らなければいけないことです。
こうした原則を今回、G7として確認できました。
力を背景とした現状変更は、絶対に許してはならない。
ウクライナに端を発した問題は、アジアにも影響を及ぼすグローバルな問題であります。
力の横行を放置すれば、世界は混乱に陥る。
その危機感を、改めてG7のリーダーたちと共有しました。
ウクライナでもアジアでも、地域の秩序に挑戦するような拡張主義は断固、容認できません。
G7が一致して、明確な意思を世界に向けて発信することができました。
ウクライナでは大統領選挙が行われ、ポロシェンコ新大統領の下、新たな国造りが始まろうとしています。
日本は、新たなウクライナの安定のため、できるかぎり支援を行っていきます。
国造りには国際社会が一致協力して、協力しなければならない。
今回のサミットでは、その点も確認しました。
とりわけ隣国ロシアの協力が不可欠です。
本来であれば、このサミットにはロシアのプーチン大統領がいたはずです。
ロシアには責任ある国家として、国際社会のさまざまな問題に、建設的に関与していただきたい、世界もそれを望んでいます。
そのためにも、私はプーチン大統領との対話を続けていきたいと考えています。
現在の国際情勢は、リーマンショックからようやく立ち直り始めた。
世界経済にとっても大きなリスク要因となりかねません。
伸び悩みを見せる新興国経済も大きな課題です。
新興国の構造改革を支援し、成長の大きな可能性を開花させるため、G7が連携して、努力をしてまいります。
1年前のサミットでは、日本の新たな経済政策、アベノミクスに、世界の関心が集中しました。
そして、ことしはその成果に注目が集まりました。
3本の矢によって、日本は、有効求人倍率が17か月連続で上昇し、1倍を超えています。
ことしの春から、多くの企業が給料アップに踏み切りました。
今や日本は、世界経済復活のエンジンでもあります。
経済成長では今後もたじろぐことなく、改革を進めていく決意を表明しました。
日本が再び、世界の中心に戻ってきた、そのことを改めて実感したサミットでもありました。
東アジアの情勢については、私から各国に対して、説明をいたしました。
そして、G7の国々の理解を得ることができました。
挑発行為を続ける北朝鮮に対しては、核保有は断じて認められず、今のままでは未来がないとのメッセージをG7のリーダーたちと明確に発することができたと考えます。
先般の日朝合意も紹介し、拉致問題の解決の必要性について訴え、各国から強い支持と理解を得ることができました。
すべての拉致被害者のご家族の皆さんが、ご自身の手で肉親を抱き締める日がやってくるまで私の使命は終わりません。
拉致問題の解決に向けて、関係国とも連携をしながら、全力で取り組んでまいります。
さて、ここブリュッセルでは、先月に続いて、行き届いたおもてなしを頂きました。
改めて、ブリュッセルの皆様に御礼を申し上げたいと思います。
このあと私は、イタリアに向かいます。
イタリアは来月からEUの議長国となります。
レンツィ首相とは、日本と…EPAの早期成立をはじめ、日本とEUの将来についても語り合いと思っています。
ヨーロッパは私の地球儀をふかんする外交を進めるうえで、欠かすことのできないパートナーです。
一連のヨーロッパ歴訪の総仕上げとして、今回、バチカンを訪問し、フランシスコ法王とも会談をいたします。
世界が抱える紛争や貧困といった問題も必ずや解決できる、そのために私たちは絶えず最善の努力を続けていかなければなりません。
そうした日本の思いを法王とともにできればと思います。
私からは以上であります。
安倍総理大臣、冒頭の発言の中では、ウクライナ問題でのロシアの対応、そして、海洋進出を強める中国を念頭に、力による一方的な現状変更は許してはならないと強調し、その認識を共有したと述べました。
今回のG7の首脳宣言では、ロシア、中国に明確なメッセージが送られたと思いますけれども、ロシア、中国とも基本的な立場を変えているようには見えません。
岸田外務大臣のロシア訪問は延期されたままですし、中国との間の首脳会談の見通しは立っていません。
こうした中、ことしの秋には、中国でAPECの首脳会議が開かれるほか、ロシアのプーチン大統領の日本訪問も予定されています。
安倍総理大臣としては、対中、対ロ外交を今後、具体的にどのように組み立てていこうとお考えでしょうか。
お考えをお聞かせください。
ウクライナでもアジアでも、地域の秩序に挑戦するような拡張主義は、断固として容認することはできません。
G7の首脳が一致して、その明確な意思を世界に向けて発信することができたことは、大きな成果であったと思います。
東シナ海、南シナ海における力による現状変更の試みについては、先般、シンガポールでの基調講演で述べた、いかなる主張も法に基づくべき、そして、力による威嚇は許されない、さらに平和的に解決されるべきであるとの3つの原則について、G7においても強い支持をいただくことができました。
シンガポールのシャングリラ会合において、…の国々から大きな支持を得たこの3原則。
いわば日本が世界に向けて示したこの原則について、G7において確固たる支持を得たことは、日本外交にとっても、画期的な出来事だったと思います。
日中関係については、両国は切っても切れない関係であり、安定した日中関係は、地域の平和と安定のためにも必要であります。
現在、日中にはさまざまな懸案がありますが、懸案があるからこそ、戦略的互恵関係の原点に戻って、首脳間の交流、会談、議論を行うべきであると、このように思っております。
対話のドアは常に開かれているわけでありまして、中国側にも同じ姿勢を取ってもらいたいと、せつに希望しているところであります。
中国が地域の平和・安定・繁栄に責任ある、建設的な役割を果たすことを歓迎いたします。
ウクライナについては、5月25日の大統領選挙が平和裏に行われたことは大きな成果であったと思います。
ウクライナの安定化のため、ロシアがウクライナ新政権と建設的に会話するよう促すことが必要であり、クリミアの併合は決して容認できません。
同時に、ロシアをイラン、シリアといった他の国際問題にも関与させていく必要があります。
ロシアとの対話が前提であり、今後ともロシアと対話を重ねつつ、わが国の国益に資するような日ロ関係を進めていく考えであります。
安倍総理大臣の記者会見が続いています。
力による現状変更は許さない、中国の海洋進出などを念頭に、そのことを再び強調しました。
そしてロシアについては、対話の必要性を強調し、孤立化させてはならないという考えを示しています。
記者会見が続いています。
日本は、より積極的な役割をアジア太平洋地域の防衛、そして世界の平和と安全保障に果たそうとしていますけれども、日本政府は、ウクライナの平和と安定回復に向けて、どんな役割を果たそうとしているのでしょうか。
そして、ロシアの拡張主義などをどのように阻止していこうとされるのでしょうか。
今回のサミットを通じて、ウクライナの平和と安定のためには、経済状況の改善、そして民主主義の回復、国内の対話と統合の促進、この3つが重要であることで一致をいたしました。
今回、G7で結束して対応していくことが、極めて重要であるということで、一致をいたしまして、ロシアに対して、大統領選挙の結果を承認すること、そして東部ウクライナの不安定化につながる対応をやめること、そしてポロシェンコ政権と話し合いを行うこと、この3つのことを求めていくことで、一致をいたしました。
さらに、ポロシェンコウクライナ新大統領には国内の政治、経済改革を進めていくことを促していくことになりました。
G7で促していくことになりました。
わが国としては、ウクライナ新政権による改革を、引き続き支援するため、G7の枠組みに積極的に参加していく考えであります。
それでは再び、日本の記者の方からのご質問。
国内の集団的自衛権の行使容認論議について伺います。
総理は年内のガイドラインの見直しに間に合うように、憲法解釈変更の閣議決定を行うお気持ちを示しておられると思うのですが、そのためには、いつごろまでに閣議決定をする必要があるとお考えでしょうか。
さらに与党協議では、グレーゾーン、国際協力、集団的自衛権につながる武力行使、この3類型を巡って協議が行われております。
一部ではグレーゾーンの先行処理を求める意見もありますが、総理は閣議決定までに、3類系すべての合意を求める姿勢に変わりはないでしょうか。
すみません、最後に、野党の日本維新の会、あと、みんなの党は行使容認に賛同する姿勢を示しています。
今後、政府の考え方を説明されて、協力を求めるお考えはございますでしょうか。
以上、よろしくお願いします。
先月の記者会見においてお示しをしたとおり、日本の近隣で紛争が発生し、避難する邦人の命が危険にさらされているとき、政府は何もできなくていいのか。
内閣総理大臣としては国民の命と平和な暮らしを守る責任を負っているわけであります。
このような問題意識に基づきまして、あらゆる事態に切れ目なく対処できる法整備を行い、隙のない備えを作っていくとの観点から、与党協議を集中的、徹底的に進めていただきたいと考えています。
日米間では昨年10月の日米2プラス2において、本年末までに日米防衛協力のためのガイドライン見直し作業を完了することで合意をいたしました。
この点は本年4月の日米首脳会談においても確認をいたしました。
それに間に合うように、本件についての方針が固まっていることが、理想的であろうと思います。
大切なことは、国民の命と平和な暮らしを守るための備えについて、具体的な事例を使って、分かりやすく説明し、国会での説明などを通じて、国民の皆様の理解をいただくことだろうと思います。
今、行っていることは、まさに政府として、そして内閣総理大臣として、国民の命を守るために、私たちは何をすべきかという観点からの議論をしっかりと、そして徹底的に、集中的に、行っていかなければならないと考えています。
その際、もちろん与党で最終的に結論を得ることは極めて重要であります。
同時に、他の党、みんなの党、あるいは維新の会等がですね、理解を示していただいている、なるべく多くの方々に理解を示していただくことがですね、安全保障政策について、作成していくうえで、決定していくうえにおいて、大変私は大切なことではないかと考えています。
リーマン危機が終わり、世界経済は回復していますが、その回復は非常にぜい弱です。
そして、日本の消費税率の引き上げについて懸念が表明されています。
消費と鉱工業生産が減少しているように見えます。
これは日本経済の長期的な減速を示しているのでしょうか。
そうでないとすれば、いつ、経済成長が再び上向くとお考えでしょうか。
私はやっと日本がつかんだ、15年ぶりにつかんだと言ってもいい、このデフレ脱却のチャンスは決して逃してはならないと思っています。
ですから、消費税増税以降の消費動向は毎週チェックをしています。
パソコンや自動車など、駆け込み需要の反動も見られますが、他方、スーパーでは前年比マイナス幅が縮小してきており、百貨店でも回復傾向にあるとの声も聞かれます。
外食産業ではむしろ、売り上げは好調で、前年よりもプラスになっています。
夏のバカンスについても、昨年よりも旅行予約が好調に進んでいるようでありまして、消費の落ち込みは、一時的なものとなると考えています。
また、雇用情勢、極めて重要であります。
雇用情勢に目を向けますと、有効求人倍率が17か月連続で上昇し、1.08まで回復をしました。
この数字は実に、7年8か月ぶりの水準でありました。
またこの春から、多くの企業が賃上げを決断しました。
連合の調査で、平均して、月給が2%以上上昇。
10年間で最も高い水準であります。
夏のボーナスにつきましては、経団連の調査で、昨年より8.8%上昇しています。
この数字は、過去30年間で最高の伸び率となっています。
雇用においても、賃金においても大変いい結果が出てきています。
企業収益の向上が、賃金に回り、消費につながっていく、経済の好循環に向けた動きは、途切れていないと判断します。
消費増税は、国の親任を維持し、世界に冠たる社会保障制度を次の世代に引き渡していくため、十何年ぶりの政治の決断でありました。
同時に反動減を乗り越えるため、万全の手を打ってきた5.5兆円規模の経済対策を発動中であります。
成長戦略もしっかりと打ち出しています。
IMFからも日本経済に関し、消費税率の影響をうまく乗り越えつつある。
反動減により、4月、5月、6月期に経済は縮小しますが、本年の後半には雇用増加や賃金上昇に支えられて、経済は回復する見込みとの分析がなされていることも承知をしています。
7月から、年度後半にかけて速やかに成長軌道に戻していきたいと思います。
安倍内閣は日本経済の再生を必ずやり遂げていきます。
総理は今回のサミットの機会でも、北朝鮮について触れられましたけれども、先に北朝鮮との間で合意した、拉致被害者などの全面調査と一部制裁の解除等について、説明をされたということなんですが、今後、その再調査について実効性を高めるために総理は具体的にどのような方策をお考えなんでしょうか。
例えばその日本から政府の要員を派遣するとしたら、どのレベルの政府要員を派遣するお考えなのか。
また北朝鮮のほうから要員を派遣したいという場合、どういう受け入れ態勢を整えたいというふうにお考えなのでしょうか。
この拉致問題について、あるいはまた、先般合意した北朝鮮との再調査の合意について、このG7において説明をいたしました。
また、オバマ大統領とも立ち話において、この再調査について日本の考え方、進め方についても私から直接説明をいたしました。
北朝鮮側は拉致被害者に対する包括的、全面的調査を行うことを約束しました。
今後、特別調査委員会を立ち上げ、調査開始までにその構成、責任者等を日本側に通告することになっています。
政府としてはまず、こうした情報をしっかりと把握をし、具体的な結果を得ることができるように、取り組んでいきます。
調査の過程においても、北朝鮮側から随時、通報を受けて協議するとともに、調査結果を直接確認する仕組みを確保しています。
今までの北朝鮮とのさまざまな交渉等々をわれわれ、しっかりとそうした今までの交渉等から学びながら、こうした仕組みをしっかりと組み入れているわけであります。
今回の調査は、わが国の主権が及ばない地域で行われるわけでありまして、北朝鮮が行う調査を日本側がしっかり確認していくことが、その実効性を確保するうえで、重要であると私は考えています。
調査団の派遣を含め、詳細については今後、調整をしていく考えであります。
いずれにいたしましても、このようにしっかりと私たち自身が確認しながら進めていくという仕組みになっているわけでありまして、北朝鮮も誠意を持って対応していくよう、北朝鮮側に強く促し続けていきたいと思います。
番組は時間を延長してお届けしています。
安倍総理大臣の記者会見、政治部、小川航記者です。
小川さん。
ウクライナ問題について、世界中がそろそろ出口戦略をというふうに考えているといわれる中で、きょうの安倍総理のの会見を聞いていましても、プーチン大統領を批判すべきところは批判していますが、一方で対話というところにかなり重心が来ているかなという印象を持ったんですが、そのへんいかがでしょう?
そうですね。
G7と共同歩調を取りながらも、安倍総理大臣は、プーチン大統領との対話を続けていきたいと明言しました。
この発言の背景には、日本経済の再生に向けて、日ロの経済関係を深めていきたいというねらいがあると見られます。
そしてその先には北方領土交渉の進展を図りたいということなんです。
先日、日本にこのプーチン大統領の側近として知られるロシアの…下院議長が来日しましたが、政府関係者によりますと、この来日について、不快感が示されたということなんです。
どちらからですか?
アメリカからです。
そのため、今後の対ロシア外交については、アメリカと協調姿勢を取りながらも、プーチン大統領との対話再開を模索することになりそうです。
そのへんの足並み等はひじょうに微妙なものがありそうですね。
一方、国内問題ですが、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障政策、閣議決定の時期など問われましたが、そこは明確にしませんでしたね。
そうですね、今回、この閣議決定の時期、明確にしませんでした。
集団的自衛権行使容認を巡る与党協議、今後、議論を加速させることになっているんです。
与党の公明党は行使容認について、慎重な姿勢を崩していません。
今後の協議でも期限を設けずに、事例ごとに時間をかけて検討する考えです。
きょうの安倍総理大臣が閣議決定の時期に踏み込まなかったのは、与党協議が行われてる中で、公明党をいたずらに刺激したくないという思惑があったものとみられます。
ここまでG7首脳会議、安倍総理大臣の記者会見につきまして、政治部、小川航記者でした。
次です。
ヨーロッパ中央銀行は、景気を下支えするため、政策金利を0.15%に引き下げるとともに、主要な中央銀行として初めて、金融機関から資金を預かる際の金利をマイナスにする、一段の金融緩和に踏み切ることを決めました。
ヨーロッパ中央銀行は、5日、単一通貨ユーロの金融政策を決める定例の理事会を開きました。
その結果、主要な政策金利を、過去最低の水準になっている今の年0.25%から、0.1%引き下げて、0.15%とすることを決めました。
金利を引き下げるのは、去年11月以来、7か月ぶりです。
さらに主要な中央銀行として初めて、金融機関から資金を預かる際の金利を、0.1%のマイナスにする、一段の金融緩和に踏み切ることを決めました。
このマイナス金利と呼ばれる政策は、金融機関が中央銀行に資金を預けると、実質的に手数料を取られるもので、企業への貸し出しを促すねらいがあります。
ヨーロッパ中央銀行としては、一段の金融緩和に踏み切ることで、ユーロ圏がデフレに陥るのを未然に防ぐとともに、金融市場の安定を図るねらいがあります。
では続いてスポーツです。
廣瀬さんです。
こんばんは。
サッカー日本代表のワールドカップ初戦までは10日を切りました。
強化試合も残すところ1試合。
レギュラー争いは大詰めです。
注目は山口蛍選手。
守備的ミッドフィールダー・ボランチのポジションで、レギュラー奪取を狙います。
山口選手が不動と言う長谷部選手と遠藤選手。
そうした中で、山口選手は5試合連続で先発出場中です。
2日のコスタリカ戦では、持ち味の守備力を発揮。
体の大きな相手にも当たり負けせず、粘り強くボールを奪い取ります。
さらに攻撃参加。
ゴール前に攻め上がってシュート。
中盤でボールをカット。
一気にゴールに迫りました。
初めてのワールドカップで、レギュラーとしてピッチに立つ。
山口選手は決意を胸に、調整を続けています。
ワールドカップの決勝が行われるのが、リオデジャネイロのマラカナンスタジアム。
ワールドカップ優勝を5回誇るブラジル代表にとって、まだ達成していない地元優勝を目指す、象徴的な場所でもあります。
64年ぶりの地元開催。
ブラジルは、ワールドカップに唯一、第1回大会から連続で出場し、栄光の歴史を刻み続けるサッカー王国です。
前回、ブラジルで開かれた1950年のワールドカップ。
初優勝をかけた最終戦は、20万人の観客が、マラカナンスタジアムを埋めました。
しかし、ウルグアイにまさかの逆転負け。
優勝が目の前で消滅した、マラカナンの悲劇と呼ばれています。
81歳のスポーツ記者、テシエラ・ハイザーさん。
あの日、スタジアムで悲劇を目撃した20万人の中の1人です。
当時、学生だったハイザーさんはこの試合をきっかけに、スポーツ記者の道に進みます。
ブラジル代表がマラカナンの悲劇をどう受け入れるべきか。
答えを見つけたかったからです。
マラカナンの悲劇から、新たなブラジルのサッカーの歴史が始まったというハイザーさん。
その後、ブラジル代表は、ワールドカップで5回の優勝を果たしました。
再び迎える地元でのワールドカップは、サッカー王国を築き上げたブラジルが、本当の力を試される大会だと考えています。
悲願の地元での優勝を達成できるか。
ブラジル代表の選手たちは、強い覚悟を持ってワールドカップに臨みます。
大リーグ・マリナーズの岩隈久志投手が4勝目。
持ち味を発揮した内容でした。
岩隈は最近2試合で9失点。
連敗中でした。
その立ち上がり。
2本のヒットで3塁1塁のピンチを背負います。
岩隈、低めのボールを打たせて得点を与えず、これで波に乗りました。
粘り強く投げられたと岩隈。
持ち味のコントロールのよさで、2回以降は相手に的を絞らせません。
岩隈はおよそ2週間ぶりの4勝目。
ローテーションどおりなら、次は楽天時代の後輩、ヤンキースの田中と投げ合う可能性があります。
注目の対戦となりそうです。
陸上の日本選手権があす開幕。
男子100メートルで日本選手初の9秒台が期待される、桐生祥秀選手が大会にかける思いを話しました。
よろしくお願いします。
桐生選手といえば。
去年4月、日本歴代2位の10秒01をマークしました。
桐生選手がこだわるのは、タイムよりも優勝。
去年の日本選手権は2位にとどまり、悔しい思いをしました。
その男子100メートルは、大会2日目のあさってに予選、最終日の8日に準決勝と決勝が行われます。
この日本選手権でやり投げのディーン元気選手が復活を目指しているんです。
去年は世界選手権代表を逃すなど、不調が続いたんですね。
苦しみの先に、理想のフォームがあると取り組んでいます。
22歳のディーン選手は、この春、大学を卒業。
新たな環境で、日本選手権を迎えます。
2年前のロンドンオリンピック。
ディーン選手は、日本選手として28年ぶりに決勝に進みました。
しかし去年は一転、不調に。
理由は投げるたびに起きる脇腹の痛みでした。
ここら辺ですね。
痛みの原因さえはっきりしない日々が続きました。
ディーン選手が、高校の時から指導を受けている田内健二コーチです。
田内コーチは、中京大学の准教授で動作解析の専門家です。
腕のしなりという、ディーン選手の最大の特徴、これが皮肉にも、脇腹の痛みの原因となっていると分析しました。
腕がほかの選手よりもしなるディーン選手の体の回転は、横方向の力が強いのが特徴です。
これが飛距離を生み出す一方で、脇腹に大きな負担をもたらしていたというのです。
腕のしなりを生かしつつ、脇腹の痛みがない理想のフォームとは何か。
試行錯誤が続いています。
注目したのは、下半身の使い方です。
投てき直前、右の腰を前に出します。
これで縦方向の回転を加え、脇腹の負担を減らそうとしています。
ディーン選手はフォームの改善に徐々に手応えをつかみ、日本選手権に臨みます。
ディーン選手が試行錯誤しながら挑んでいく日本選手権。
投げ方は、僕は野球をやってたんですが、野球のボールの投げ方の理想だって、僕は高校時代、監督に教わったんですけども、下半身と連動しているっていう点でも一緒ですよね。
今回の大会は、ものすごいハイレベルな戦いになりそうなんですよ。
日本歴代上位の記録を持つ、こちらの選手たちが出場。
やり投げ決勝、今度の日曜日8日に行われます。
大女優が「LIFE!」にやって来た
2014/06/05(木) 21:00〜22:10
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽梅雨入り相次ぎ前線停滞で大雨に警戒▽人型ロボット20万円[二][字]
梅雨入り相次ぎ各地で大雨・前線停滞に警戒▽人型ロボット20万円世界注目!日本の技術ロボット進化どこまで▽ロシア外しのG7で何が話し合われたのか▽安倍総理記者会見
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:18925(0x49ED)