(和平)俺にとって一番大事なのはなお前が幸せかどうかなんだ。
(千明)一人で生きるのって自由だけど案外寂しいんだよ。
(広行)酒が飲みたいな酒が。
(秀子)おごりますよ酒。
(市長)どうやら役所内で噂になってるようですね。
(和平)言いたいやつには言わせておけばいいと思ってます。
(薫子)長倉さん。
(和平)うわー。
(一条)また新しい人か。
(千明)はい。
もしもし。
万理子ですか?
(千明)別に悪い話じゃないんだよ。
でも何であんな言い方しかできないんだろうな。
あのあほ部長。
顔も見たくないわ。
(千明)売り切れてるし。
・
(典子)あっ。
千明。
(千明)えっ?
(千明)わぁ。
琉絆空君だ。
元気でしたか?でこっちは?例の女優さんの?
(典子)うん。
今撮影中。
えーっ。
業務拡大じゃん。
(典子)うん。
まだ頼んでくれる人たくさんいるみたいでさ。
うん。
(典子)何か天職かもね私。
おお。
すごい。
(典子)ゆくゆくはさ鎌倉で保育園でもやろうかなって。
いいね。
(典子)長倉家の隣にさこぢんまりとしたいい部屋があんのよ。
それうちだね?悪かったねこぢんまりしてて。
ハハハ。
まあいいや。
頑張って。
(典子)うん。
じゃあお散歩行ってくるね。
はい。
いってらっしゃい。
(典子)はい。
バイバイ。
バイバイ。
まず1つ目のお知らせですけど。
このドラマ初回2時間スペシャルになりました。
(篠原)すごい。
(武田)あっそうですか…。
ねえ?リアクションに困るよね。
うれしい話なんだけどさもうちょっと前に言ってくれよっていうね。
しかもあのあほ部長。
さも自分がそうしてやったみたいな。
「喜べや。
うれしいだろ」みたいな顔しやがって。
マジで腹が立ったんですけど「ありがとうございました」って大人っぽく言ってみました。
(三井)よくできました。
(ハルカ)まあまあ。
いいじゃないですか。
大丈夫ですよ。
おお。
さすがニューハルカ先生。
頼もしい。
(ハルカ)だって1話のギャラが倍になるわけですし。
(三井)それは…。
(ハルカ)万理子ちゃん頑張ろう。
(万理子)はい。
2時間スペシャルだろうが24時間スペシャルだろうがどんと来いなわけでございます。
(ハルカ)おお。
頑張ろう。
じゃあとにかくみんなで頑張りましょう。
(一同)はい。
でもう一つのお知らせは…。
これも悪い話じゃないんですよ。
このJMTテレビが社運を懸けて撮る映画があるそうです。
まあテレビ局が映画に社運懸けんなよって話なんですけど。
(ハルカ)確かに。
でその脚本家に長倉万理子が抜てきされました。
(一同)わぁ。
おーっ。
すごいすごい。
万理子ちゃん。
万理子の脚本でさあんたたちが進めてたドラマあったじゃない?
(一同)はい。
映画の原作もおんなじ作家先生なんだってさ。
でご指名入りました。
(武田)すごい。
天才。
(ハルカ)すごい。
万理子ちゃん。
もう。
これからはライバルかも。
嫉妬しちゃう。
(三井)いやいやいやいや。
先生には及びませんよ。
15時半にあほ部長のところに来いって。
一人で行けるよね?まあ自信持って行ってこい。
(飯田)頑張ってね。
で私たちは早速スペシャルの。
(ハルカ)えーっ。
今からですか?
(三井)打ち合わせしましょ。
(飯田)ガラス部屋で本打ちやり直しです。
先生。
じゃあすいません。
(武田)これいったん回収ね。
(三井)行きましょ行きましょ。
ちょっと。
な…何これ?地縛霊?何?
(チャイム)
(和平)あっ。
すいません。
ごめんなさい。
すいません。
(和平)何してんだよ?
(和平)いい感じじゃないですかね。
いいよね?これで。
(男性)じゃあこんな感じで。
じゃあお願いします。
どんどん撮ってきます。
(市長)はい。
(和平)ちょっと…。
(女性)はい。
(男性)目線頂いたりとかって。
(市長)はい。
(男性)はい。
楽しそうに。
(和平)あっ。
もしもし。
俺俺。
(典子)お兄ちゃん?どうしたの?
(和平)いや。
広行さんをな見掛けたんだよ。
あのう。
坂ノ下の海っぺりのさホットドッグ屋とかほら。
アイスクリーム屋が出てるとこあるじゃないかあそこで。
そうそうそうそうそう。
いや。
どうするかはお前に任せるけど。
一応知らせとこうと思ってな。
ああ。
ありがとう。
まあ生きててよかった。
うん。
でも私今忙しいんだ仕事で。
うん。
だからいいや。
うん。
でもありがとうね。
はい。
じゃあね。
(和平)仕事が忙しいか。
よいしょ。
(田所)こういうの何だかなぁ。
(知美)ですよね。
何かね。
そう言うなって。
こっちだっておんなじ気持ちなんだからさ。
(田所)はい。
・
(男性)OKです。
ありがとうございました。
あっ。
お疲れさまでした。
じゃあ移動で。
移動。
(男性)分かりました。
市長。
われわれ別場所での撮影になりますんでご移動願います。
(市長)嫌です。
はい?
(田所)ですよね?こんなやらせみたいなPR。
(市長)いや。
そういう意味ではありません。
(田所)えっ?
(市長)私も長年主婦をやっておりますので掃除を途中でやめるというのが嫌なんです。
やるんだったらちゃんとやりたいんです。
あっ…。
分かりました。
おい。
みんな。
市長も手伝ってくださるそうだから頑張って奇麗にしちゃおう。
ねっ。
(一同)はい。
(市長)よろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
ごめん。
ちょっと変更するからさ。
(男性)ああはい。
あのう。
下の車の中で待っててもらっていい?
(男性)分かりました。
次のさ店…。
(広行)ああ。
ごちそうさん。
悪いね何度も。
(秀子)いえ。
いいんです。
私は認めてもらいたいだけですから。
(広行)えっ。
何が?
(秀子)バックスタイルビューティフルばばあじゃ終われない。
フロントもいい女だって認めてもらわないと前に進めないじゃないですか。
痛っ。
痛て。
(広行)めんどくさい女だねもう。
(秀子)何言ってるんですか。
私はこう見えても鎌倉かいわいでは奇跡の55歳って言われてるんですから。
(広行)奇跡の55歳より普通の25歳の方がいいんだけど。
(秀子)えっ?
(広行)自分だってそうでしょう?若く見える55歳のおっさんより普通に若い25歳のイケメンの方がいいに決まってるでしょう?そうでしょう?
(秀子)なるほど。
じゃあ無駄?無駄な奇跡?奇跡は無駄?
(広行)そんなことはないよ。
まあね最初から思ってましたよ。
あんたなかなかいい女だって。
(秀子)えっ?
(広行)だって認めたらおごってくれなくなるだろ?
(秀子)あら。
(広行)フッ。
まあ自信持って生きていきなさいよ。
ねっ。
色々とありがとう。
まあもう会うこともないだろう。
そろそろ旅立ちのときだ。
新たなる荒野へ。
(秀子)そうですか。
ありがとうございます。
では。
あっ。
ところであなた誰ですか?
(広行)荒野を愛する…。
(典子)はい。
琉絆空君。
はい。
(典子)フフッ。
はい。
もういいの?はい。
あー。
どうぞ。
市長。
選んでください。
(市長)あっ。
あっ。
ごみ頂きます。
(市長)あっ。
長倉さん。
はい。
(市長)おにぎりののりはぱりぱりしている方としっとりしている方どちらが好きですか?あっ。
のり?
(市長)どちらですか?しっとりです。
(市長)私もです。
どうぞ。
これもしよかったら。
(市長)長倉さん。
はい。
上限は幾つですか?はい?自由な恋愛。
素晴らしいと思います。
そしてその主義を尊重したいと思います。
いや。
主義とかそういうことは決して…。
対象が幅広いようですが上限は幾つですか?ちなみに私は57です。
あのう。
上限とか何つうんですかね。
そういう…。
上限はないんですか?いやいやいや。
そういうことではなくて。
市長。
あのう。
市長は色々と誤解をなさってらっしゃるんだと思うんです。
ただそれをねいちいち説明するとものすごく長い時間がかかるのでそれは割愛させていただきますけどもそれは全て誤解なんです。
なぜですか?なぜあなたはそうやって誤解だと主張なさるんです?いやいや。
事実ではないからです。
なるほど。
そうか。
「なるほど。
そうか」?
(市長)恋愛映画において誤解は付き物。
ヒロインが男性に心を許した途端にちらつく女の影。
しかしそれは誤解。
それは男性の妹であったり友達であったり。
その誤解が解けたとき…。
まずい。
もうすぐハッピーエンドだわ。
あのう。
市長。
最近ちょいちょいあのう。
映画の話されるんですけど私にはちょっと意味が分からないです。
人の気持ちというのは分かりにくいものなのです。
特に恋をしていると。
はっ。
あっ。
えっ?あれ?あれ?いや。
市長。
ビ…ビニール。
「あれ?」って。
ああ…。
(武田)さっさと好きって言わせちゃいませんか?
(ハルカ)何でですか?
(武田)じれったいっていうか進みませんね話が。
(ハルカ)もう何言ってるんですか?じれったいからいいんじゃないですか。
だいたいね恋愛ドラマでそんなに話をさくさく進めちゃうとすぐ終わっちゃいますよね。
それこそ2時間で。
ねえ?千明さん。
うん。
そうだよね。
(ハルカ)ねえ?人が人を理解したりさ相手の気持ちに気付くのって難しいよね。
(ハルカ)そうなんですよ。
時間かかるしさ回り道だらけだしさ。
分かってもらえないって思ったり分かったと思ったのに間違えてたりさ。
(ハルカ)そうなんです。
もうめんどくさい。
でもそこを面白がらないとね。
(ハルカ)ねえ?
(飯田)そうですよね?はい。
そこがいいんですよね?
(ハルカ)ねえ?
(武田)すみません。
(三井)あっ。
万理子ちゃん。
あほ部長のところ行く時間よ。
(ハルカ)あほ部長だって。
あっ。
そろそろ私も出なきゃ。
(三井)あっ。
そうでしたね。
(ハルカ)そうなんですね?主演に会ってきます。
(女性)ごちそうさまでした。
(薫子)はい。
えーと。
あっ。
これ。
どうしようかな。
(薫子)ああ。
ハァ。
いいかこれだけで。
・
(薫子)大丈夫ですか?
(真平)えっ?あっ。
すいません。
(薫子)無理しちゃ駄目ですよ。
私絶対無理はしないんです。
その方が体にいいですよ。
(真平)了解です。
ああ。
時間ですよね。
ホント今日はすいません。
無理言っちゃって。
(薫子)いいえ。
お役に立てたならいいんですけど。
(真平)はい。
(薫子)すいません。
(真平)あっ。
(薫子)割っちゃった。
(真平)大丈夫です。
もう慣れました。
またお願いします。
助けてくださいね。
(薫子)ありがとうございます。
じゃあ。
(真平)あっ。
はいはい。
(薫子)お先に失礼します。
(真平)お疲れさまでした。
よいしょ。
よし。
(薫子)あっ。
本当にお体には気を付けてくださいね。
(真平)ありがとうございます。
気を付けて。
(薫子)はい。
(薫子)あっ。
エプロン着けっ放し。
(真平)大丈夫。
よし。
そんなに何度も駄目だって。
ほら。
大きくなっちゃった。
もう。
駄目…。
はっ。
いや。
ちょっと。
あっ。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ちょっと。
(典子)くっ。
(広行)ちょっ…。
あっ。
捕獲!
(広行)マジでごめんなさい。
もう帰るから。
(真平)よいしょ。
(知美)お疲れ。
(真平)おお。
金太郎。
お疲れ。
(知美)うん。
あっ。
もう片付いた?
(真平)うん。
まあね。
(知美)じゃあ帰ろう。
(真平)うん。
(知美)あっ。
えっ。
ちょっと何?どうしたの?
(真平)いや。
何か急に抱き締めたくなった。
もう。
また天使的。
普通の人はそういうこと言わないんだからね。
そうなの?
(知美)うん。
でも嫌じゃないでしょ?
(知美)嫌ではないけど。
(真平)じゃあいいじゃん。
ただいま。
(知美・真平)あっ。
あっ。
兄貴。
おかえりなさい。
ちょっとコンビニ行ってこようかなと思って。
(真平)ごめんね。
あまりにも仲が良過ぎちゃって。
いえ。
こちらこそごめん。
ごめんね。
変なとき帰っちゃった。
(真平)俺たちもう帰るから。
ああそう?
(真平)ねっ?行こうか。
(知美)はい。
(真平)サンキュー。
よし。
それじゃあね。
うん。
気を付けてね。
(知美)すいませんでした。
ごめんね。
こちらこそ。
ホントにごめんなさい。
間が悪いな…。
どうした?
(真平)ううん。
行こうか。
早くしないとお姫さま抱っこするぞ。
(知美)ちょっと。
何?どういう脅しなのよそれ。
もう。
(真平)行こう行こう。
(知美)バカ。
・
(えりな)ただいま。
しかし弟ながらよくああいうこと言えるよなホント。
・
(真平)えりなおかえり。
おお。
えりなおかえり。
あっ。
今日さお父さんと2人だけなんだよ。
だから何か作ろうか?な…何食べたい?
(えりな)大丈夫です。
ちょっとおい。
えり…。
出前。
・
(ドアの開く音)
(広行)ちょっと。
逃げないから。
ちょっと。
やめて。
何?
(典子)お兄ちゃん。
ちょっと捕まえてて。
何!?ちょっとやめて!ちょっと!
(典子)千明見てくるから。
(広行)ちょっと。
ねえ。
うわ。
臭え!臭え。
生臭え。
何それ?何?生臭い。
あれ?これ…。
海藻…。
いや。
もう。
典子!
(典子)おかえり。
ううーっ。
何?待ってた。
フフッ。
いやいやいやいや。
今日あれだよ。
えっ?私ほら主役のさ事務所の社長に会ってすっごいいっぱい怒られちゃったから疲れてんのね。
ああそっかそっか。
うんそっか…。
だからさねえ。
かわいそうにね。
分かって分かって。
うん。
じゃあ帰ろう帰ろう。
ワカメです。
ワカメ…。
(広行)あっ。
臭っ。
すいません。
何か忙しいときに。
ああ。
いえいえいえ。
(典子)早く始めてよ。
ほら早く。
何で俺なんだよ?
(典子)長男でしょう?何でもいいから早く始めてよ。
早く。
これからどうするつもりなんですか?だからそれを話し合うんでしょう?そう。
そうね。
いいかげんにしろよ。
勝手にやりゃいいじゃねえかバカ。
フフフ。
あのう。
ひとつ質問があるんですけど。
(広行)あっ。
私?はい。
(広行)あっ。
どうぞ。
何がそんなにあなたを駆り立てるんですか?
(広行)何なんですかねぇ。
自分でもよく分かんないんですよね。
うん。
強いて言えば「青年よ荒野を目指せ」みたいな感じ?和平君。
分かるよね?分かりませんよ。
だいたいあなた青年じゃないでしょ?中年…。
いや。
もう老年期に入りかかってるじゃないですか。
そう。
確かに。
青年はね荒野を目指していいんです。
いや。
目指すべきなんです。
あなたのおっしゃってる荒野が何だか分かりませんけれど。
青年は荒野に行ってもねそこで生きぬく力もあるし帰ってくる力だってあるんですよ。
確かに。
中年以降は荒野なんか目指しちゃ駄目ですよ。
行き倒れちゃいますからね。
だから「青年よ荒野を目指せ」なんですよ。
そのとおりですよ。
ホントそのとおり。
(広行)でもねそれでも私は目指しましたよ。
分かんねえなホント。
バカ。
(広行)バカ…。
・
(笛の音)まあある意味うらやましいですよ。
えっ?何がですか?いや。
広行さんみたいな人が。
はあ?こうやってですよ。
こう無い物ねだりのできる人。
死ぬまで。
ああ。
いや。
あなたね別に典子のことが嫌いなわけじゃないんでしょ?
(広行)うん…。
ただ今あるものから逃げたい。
違うところに行きたい。
それだけでしょ?違いますか?それで逃げた先にですよ。
自分が探していた何かがあるんじゃないかと思ってる。
だったらね思い切ってそうやって生きてけばいいんじゃないかと思うんですよ。
誰にだってあるのかもしれませんよそのう。
自由に対する憧れ?ねっ?
(広行)うん。
それがそんなに抑えきれないんだったらそうするべきなんじゃないんですかね?今みたいな中途半端な状況じゃなくて。
状態じゃなくてですよ。
ちゃんと離婚をして一人になって自由に生きていけばいいじゃないですか。
ちょっと待ってくださいよ。
はい?冗談じゃないですよ。
何がですか?私そういうの嫌いだな。
えっ?まあ確かに人は自由に生きたっていいんですよ。
だったら結婚しなきゃいいじゃないですか。
結婚したり家庭を持たなきゃいいんですよ。
それだったら自由ですよ。
何をやっても。
ただ自由には自由なりのさみしさや苦しさがあってですよそれと引き換えなわけですよ。
両方いいとこ取りなんてひきょうですよね?ちょっと。
ちょっと待ってくださいよ。
はい。
あのう。
私も…。
いやいやいやいや。
だってこの人は結婚したときに大きな選択をしたわけですよね?妻として母として生きるっていうね。
その選択をさせておいていまさらこの年になって。
ねっ?放り出すんですか?あり得ないでしょう?自由っていうのは人を犠牲にして手に入れるものじゃないんですよ。
自分を犠牲にして手に入れるものなんですよ。
だから私は認めませんからね。
どんなに日常がつまらなくてもちゃんと毎日家に帰れって話なんですよ。
ホント自分勝手ですよね?男って。
何で私を見て言ってんですか?はあ?おかしいでしょ?私に何で言ってんですかって。
いや。
私だってねあなたのおっしゃるとおりだと思います。
おんなじ意見ですよ。
ただねこうやって何度も何度も何度もおんなじこと繰り返すんだったらしかたがないんじゃないかって話をしてるんですよ。
そうやってかばうんだよな。
男同士は。
男は男に甘いんですよ。
おんなじ男として気持ち分かるとか言っちゃうんでしょどうせ。
そんなこと言わないし別にそんな意味じゃないですよ。
私はねこの人とは違うんですよ。
立場だって考え方だって年だって違うんですから。
幾つ?幾つ?
(広行)57です。
57。
52。
おんなじじゃない。
全然違わないですよ。
いやいやいや。
その話しますか?違う。
いらない…。
何で私たちがこう言い争ってんですか?あなたがつまんないこと言いだすからでしょ。
つまんないこと言ってるわけじゃないですよ。
別にね。
何で?この。
この関係のことを…。
(広行)はい。
はい。
ちょっ。
はい。
何ですか?
(広行)和平君。
ありがとう。
何だもう。
気持ち悪い。
臭っ。
いやぁ。
本音言うとさ俺もそろそろちょっと帰ろうかななんて思ってたんだよね。
疲れちゃって。
えーっ?ちょっと待ってくださいよ。
何なんですかそれ?何ですかそれ?甘えてんじゃねえよって話…。
(典子)あっ。
はい。
(広行)あっ。
どうぞ。
えっ?
(典子)千明。
うん。
(典子)ホントにありがとう。
気持ち悪い。
何だよそれ?えっ?えっ?
(典子)何かうれしかった。
でもさ私この人のこと嫌いになれないんだよね。
何それ?
(典子)でさあこういうのはどうかな?意味分かんない。
分かんない…。
(典子)たぶんこの人の理想は私のところ。
つまり自分の居場所があって時々逃げて夢を見たいっていう程度のことだと思うのね。
そうそう。
そういう感じ。
うん。
(典子)でしょう?私もほら。
いたらいたで腹が立つときもあるしさ。
だから時々出ていくのを認める夫婦っていうのが一番いいんじゃないかと思うんだよね。
お互いのために。
(広行)いいね。
それグッドアイデア。
うん。
(典子)だから有料にしようと思うわけ。
1回荒野を目指すたびに10万払ってもらう。
10万ね。
うん…。
(典子)そしたら私も納得できるし。
まあ好き勝手するわび料みたいなもん?どう?いいね。
ちょっと高いけど。
まあ俺もそれでほら。
荒野心置きなく目指せるし。
よし。
じゃあ一荒野10万ってことで。
(広行)OK!でも分割でね。
(典子)何…。
OKじゃねえよ。
ふざけんじゃねえぞ。
ホントにお前ら。
何言って。
こっちの方がわび料もらいたいぐらいですよね?ホントですよ。
時間返せお前。
この貴重な時間を。
・
(真平)ただいま。
何だっつうんだよ。
疲れてるって言ったよね?
(真平)あれ?
(和平・千明)あれ?
(知美・真平)あっ!
(真平)ちょうどよかった。
広行さん。
おかえりなさい。
(広行)ただいま。
お前どうしたの?お前さっきお姫さま抱っこしちゃうぞっつって帰ったじゃねえかよ。
(知美)何か急に今日はナガクラでみんなでご飯食べたいって言いだして戻ってもいいかって。
(真平)そう。
千明。
あっ?ああ。
(知美)あっ。
母ももうすぐ来ます。
おおー。
えっ?来んの?
(知美)はい。
いや。
いい…。
(典子)いいじゃんいいじゃん。
ほら。
一件落着したことだしさ。
みんなでお祝いしようよ。
ふざけるなお前。
お祝いって。
お前たちのお祝いするわけないでしょ。
おい。
真平。
(真平)うん?お前どうかしたか?
(真平)いや。
何かみんなの顔が見たくなったんだよね。
(えりな)あっ。
(真平)おう。
えりな。
(えりな)どうも。
(広行)ああ。
どうも。
(真平)あれ?ねえ。
万理は?いや。
まだ帰ってきてないよ。
ああ。
そうだ。
万理子。
すごいんですよ。
(一同)うん?仕事で大抜てき。
えーっ。
そうなの?
(真平)そうなんだ。
ものすごい大きな仕事で。
(真平)へえー。
よかった。
(典子)あれ?万理。
万理。
おお。
万理万理万理。
万理。
どうしたお前。
気配消すな。
気配を。
今その話してたの仕事の。
ここ座れ。
万理子お前…。
・
(足音)えっ?あいつどうかしました?いや。
だから仕事で大…。
大抜てきですよね?何でああいうふうになっちゃうの?あほ部長か?あほ部長?ちょっと行ってきます。
行ってきます。
あほ部長って誰?お前聞いたことある?・万理子。
あんたあほ部長に何か言われた?ったく。
あのじじい。
ろくなことしねえんだよな。
ごめんね。
一人で行かせちゃって。
どうせあれでしょ?何か無責任なこと言ったんでしょあほ部長が。
何て言われた?3日で書けとかそういうこと?言うんだよねそういうこと平気な顔してさ。
そういうこと言うのがカッコイイと思ってるからねあのバカはね。
あと何だ?予算ないけどどかーんと派手にとかさ。
心情なんかどうでもいいからアクションが欲しいとかさ。
笑って泣いて感動して。
子供から年寄りまで見に来るような映画にしろとかさ。
だったら自分でやってみろよって話なんだよね。
さも自分が全部考えましたみたいな顔して偉そうに新聞載るんだよね。
こじゃれたスーツとか着やがってな。
ホント腹立つんだけど。
ホント一度でいいからお願いだから死んでくれって話なんだよね。
ねっ?ちょっと違ったみたいですね。
すいません。
あっ。
いえ。
じゃああれかな?もしかしてあれか?その映画の仕事断ってきちゃったとか?それで気まずいのかな?ああ。
そうか。
そうだよね。
いきなりそんなこと言われても戸惑うよね。
いや。
でも私はさ何か万理子にそんな大きな仕事が来てさうれしくってさ喜ぶばっかりでさ。
確かにね。
万理子の気持ち考えてあげる時間がなかったかもな。
うーん。
まあそりゃ不安だよね。
いつもは私もいるし仲間もいるしさ。
でもその仕事するとなったら知ってる人誰もいないんだもんね。
うん。
分かるよ。
それは不安だよね。
でもね万理子。
これねすごいことなんですよ。
他の誰でもない。
長倉万理子に仕事を頼みたい人がいるっていうのはさ。
(広行)いい話じゃないか。
えっ?万理子ちゃん。
(典子)ちょっとあんた黙っててよ。
シッ!いや。
私がね強引にあんたをこの仕事にこう巻き込んだみたいなとこがあるじゃん。
だから反省してるんだよ。
心配してんの。
でも万理子はさいつも楽しそうに仕事してくれてたじゃん。
私それ見るのすごいうれしかったしさ。
何となくこう脚本家としての新しい道が開けたのかなって思ってたし。
で今回またねさらに大きな世界に行けるチャンスが来たわけじゃん。
・不安なのは分かるよ。
でもちょっと頑張れば乗り越えられるじゃんそんなの。
・その方が万理子にとっても幸せなことでしょう?幸せになろうよ。
なってもいいんだよ。
万理子も幸せに。
(典子)これはさ昔みたいな感じかな?そうだな。
少し時間を置いた方がいいかもしれませんね。
そうですかね。
すいません。
ありがとうございました。
いえ。
すいません。
下で。
・
(万理子)私は…。
はっ?うん?・
(万理子)私は今が幸せなのです。
(万理子)今より大きい世界へ行きたいなどとみじんも思っておりません。
むしろ行きたくないのです。
(万理子)不安だからとか自信がないからホントは行きたいのに行かないとかそういうことではないんです。
・
(万理子)せっかくのお話を棒に振ることがいかに罰当たりな行為かということも分かっております。
そして私の申してることが皆さまには理解できないということも承知しております。
私はまるで海底の貝のようにずっと一人の世界に閉じこもっておりました。
そこには静かな幸せのようなものがありました。
千明さんと出会い新しい世界を与えてもらい千明さんのおそばで仕事をしていく。
今の私はそれだけでじゅうぶん幸せなんです。
・
(万理子)はたから見たら小さな世界で満足して向上心のない人間に見えるのかもしれませんが。
・
(万理子)この幸せからやはり出ていかないといけないのでしょうか?違う世界に飛び出すことより今いるこの世界の中で頑張ることの方が私には幸せなのです。
ハァー。
そっか。
そっか。
そうだよね。
ごめん万理子。
私すごいつまんない普通のこと言っちゃったんだね。
ほら。
私さ常に全速力で走っちゃうタイプだからさ。
うん。
人はそれぞれ自分のペースで前に進めばいいんだよね。
・しかも世界に大きいも小さいもないわ。
ごめん万理子。
分かってあげられなくて。
ホント。
上司として人としてホント恥ずかしいぐらいです。
ホントすいません。
・
(万理子)千明さん。
何?・
(万理子)千明さんが謝ることでは決して。
もういいから出ておいで。
万理子。
万理。
理解しました。
あんたの幸せ。
まっそれはそれでファンキーなんだよね。
(万理子)千明さん。
こんな私で申し訳ございません。
いや。
こちらこそこんな人間で申し訳ございません。
いやいや。
あっ。
(万理子)千明さん。
ありがとうございます。
(万理子の泣き声)
(真平)そっか。
万理の心が乱れてたのか。
いや。
何か今日俺胸がざわざわして自分の体がどっか悪いんじゃないかとか思っちゃってさ。
(知美)どうして言ってくれなかったの?
(真平)ごめん。
(典子)男っていうのはね大事なことほど言わないもんなのよ。
女房やってくならそれぐらい分かんなさい。
(広行)そうそう。
そうだぞ。
今日ホントに黙ってろよ。
腹立つから。
黙っててもらっていいですか。
(真平)万理。
ごめんな。
ごめんごめん。
ホント。
(真平)大丈夫?・
(秀子)こんばんは。
はーい。
(真平)ちょっと兄貴。
兄貴って何でだよ?何で俺なんだよ?何で俺?す…すいません。
ごたごたしちゃって。
それはあのう。
すいません。
私まで呼んでいただいちゃって。
いや。
別に呼んだわけでは…。
(秀子)あら。
いいわね。
(典子)あっ。
どうも。
こんばんは。
(秀子)こんばんは。
(広行)あっ!
(秀子)あっ!えっ!?
(秀子)荒野に旅立ったんじゃないんですか?
(広行)いやいや。
あれはねちょっとお休み。
(典子)えっ?何?知り合い?
(広行)っていうかこの人?お母さん。
遅かったじゃん。
(広行)えっ!?
(秀子)ねえねえねえねえ。
例の例のほら。
言ってた。
(真平)ああはいはい。
(秀子)例の男。
(一同)えっ!?この人!?
(秀子)うん。
(典子)ちょっとあんた。
ちょっとあんた。
どういうことよ?どういうこと?どういうこと?
(秀子)えっ?あれあれあれ…?
(秀子)ここは?ここは?夫婦ですよ夫婦。
(秀子)えっ!?天涯孤独って言ってませんでしたっけ?
(典子)はあ?
(広行)ちょっ…。
かばいきれませんよ。
(典子)何?今かばいきれないっつった?かばいきれないっつったでしょ?今。
言ってない言ってない。
(典子)どういうこと…?違う違う。
(典子)何か知ってんでしょ?
(広行)落ち着いて。
落ち着いて。
あなたに言われたくないよ…。
(典子)ったく。
紛らわしいことしないでよね。
一荒野20万に値上げすっからね。
(広行)20万って随分だね。
失業中だよ俺。
(秀子)あっ。
バイト紹介しましょうか?
(広行)結構。
しばらくこの人と一緒なんで。
(典子)何言ってんの?働け。
(秀子)そうだそうだ。
(知美)お母さん?お母さん?こっち。
(真平)こっちこっち。
(秀子)あっ!?そうだ。
(真平)典姉。
広行さん。
おやすみ。
(一同)おやすみ。
おやすみなさい。
じゃあね。
どうも。
(広行)そういうきついこと言うとねまた荒野に行っちゃうよ。
(典子)バカ!懲りないんだから。
(えりな)おやすみ。
おやすみ。
おやすみ。
(えりな)おやすみ。
毛布掛けて寝ろよ。
(えりな)はーい。
(万理子)あのう。
うん?
(万理子)私本日脳内物質を使い果たした気がいたしますので。
でしょうね。
お先に休ませていただきます。
はい。
おやすみなさい。
本日は。
本日は大変お騒がせしてホントに申し訳ございませんでした。
いえいえ。
本当だよ。
千明さん。
はい?あしたからもよろしくお願いいたします。
こちらこそ。
はい。
お兄ちゃん。
おやすみなさい。
ゆっくり休め。
はい。
はい。
ああ。
ありがとうございます。
すいません。
いいえ。
どうも私たちの言うことはあいつには響かないみたいで。
今後とも万理子のことよろしくお願いします。
いえ。
こちらこそよろしくお願いします。
ホントに何から何までお世話になりっ放しで。
典子のことまで。
いえいえ。
うん。
楽しんでますから。
あっ。
そう言っていただけるとうれしいです。
あっ。
これやっちゃったらちょっと飲みませんか?ぜひ。
よかった。
お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
疲れましたね今日。
疲れましたね。
密度が濃かった。
うん。
うーん。
うーん。
おいしい。
うまい。
ホントにうまい。
いやぁ。
何か最近。
ええ。
人に頼られるようなことも増えてついこう分かったようなこと言っちゃうんですよね。
何かもう年寄りの説教みたいな。
偉そうで。
自分がもう嫌になっちゃうんですよ。
いやぁ。
分かります。
おんなじですよ。
私も。
いやぁ。
でも今日よく分かりましたよ。
うん?ちっとも分かってない私。
人の気持ちは複雑でホントに人それぞれなんですよね。
人の数だけ幸せの形がある。
ねえー。
まだまだですよねぇ。
万理子のこともそうですし典子たちのこともね。
いえいえ。
でもそうですね。
どうぞ。
すいません。
私も空振りばかりですよ。
そうですか?はい。
そうです。
でも私が言うのも何なんですけど。
はい。
こんなふうに考えてみませんかね。
うん?「まだまだ」はいいことだって。
いいことですか?うん。
この年になってもまだまだってことはね伸び代があるってことなんじゃないかなって思うんですよ。
うーん。
確かに。
まあ出来上がっちゃうよりはいいかもしれないですね。
でしょう?うん。
まだまだ分からないことだらけ。
探してるものだらけ。
何かその方が前に進めるっていうか。
この先もうちょっと成長できるっていう感じしません?もうちょっとだけでも。
うん。
しますします。
でしょ。
はい。
ああ。
そっか。
ありがとうございます。
いえいえ。
私もですから。
ヘヘッ。
でもまだまだなのに残された時間はどんどん少なくなっていく。
フフフ。
やれやれですよ。
やれやれですね。
ヘヘッ。
っていうか今一緒にしましたよね?えっ?まっいっか。
今日は一緒で。
フフッ。
一緒じゃないですね。
うん?いや。
あなたは僕から見たら年下の女子ですから。
幾つになっても。
えっ?幾つになっても。
4つ下の女の子。
いや。
ちょっ…。
いつもと言ってること違くないですか?いつも48と52は一緒だとか言ってますよね?いや。
一緒ですよ。
一緒一緒。
あのう。
何ていうんですか?一緒のグループ?っていうか世代としては一緒ですよ。
でも年下は年下です。
ありがとうございます。
先輩。
やめてください。
何なんですかそれ?いやいやいやいや。
急にそんな。
先輩あれですよね?何ですか?ちょっと待って。
この格好があなた…。
先輩ね広行さんのことちょっとこううらやましいとか言ってたじゃないですか。
ええ。
そんな気持ちあるんですね?先輩にも。
まあ何ていうんすかね。
少しはあるんですかね。
へえー。
でもほら。
自由を求めるとか常識に反抗するとか体制に反抗するとかってちょっとカッコイイじゃないですか。
だからまあうらやましいっていうよりも何かちょっと憧れがあるのかもしれませんね。
へえー。
でも私にはできないって思ってます。
ふーん。
その「私にはできない」っていうのは若いころからそう思ってたんですか?はい。
へえー。
同級生が…。
うん。
先生に反抗したりね何か大人になんかなりたくねえやなんて言ってる時期に私は早く大人になりたいって思ってましたからね。
ふーん。
まあ両親が早く亡くなってきょうだいの面倒も見なきゃいけなかったから。
そっか。
うん。
何かそんな「自由とは」とか「反抗してやるんだ」みたいなこと考える暇も余裕もなかったしね。
うーん。
それに親戚とか…。
あのう。
こないだ話したおばさん?5,000円の?5,000円のおばさんとかこの鎌倉の近所の大人たちにホントによくしてもらってね。
助けてもらってね。
あれっすかね。
いい大人ばかり見てたからですかね。
早く大人になりたいって思ってました。
ふーん。
いや。
あなたはあれですよ。
何ですか?バイクで峠を攻めてるころでしょ?いや。
攻めてませんよ峠は。
峠は?じゃああれだ。
学校の校舎の窓ガラスをこう割ってるときだ。
割ってましたね。
ばーんばーんばーんばーんっつって。
割ってたんですか!?嘘です。
びっくりした。
初めて身近にいると思った。
そういう人。
そんで?いや。
まあそのころね私は心の底から大人たちに感謝をしてしまっていたわけです。
ふーん。
そしたらこんなふうになってしまいました。
なるほど。
はい。
それでこんな長倉和平が出来上がったわけですね。
そんなやめてくださいよ。
「こんな」って。
はいそうです。
へえー。
ふーん。
何ですか?いやいやいやいやいや。
うん?まあ面白いなぁと思って。
何がですか?いや。
年を取るのも面白いなぁと思って。
分からなかったことが分かるようになって。
で分かったと思ったことがまた分からなくなったりして。
まだまだですね私たちも。
そうですね。
やれやれです。
フフフ。
やれやれですね。
フッ。
乾杯しますか?やれやれに。
やれやれに。
乾杯。
飲みますよ今日は。
ったくくどくどくどくどしつこいんだよ。
あほ部長。
(典子)あっ。
千明。
(広行)どうも。
(典子)失業中で暇してるから手伝わしてんの。
あっ。
そうなんだ。
じゃあ頑張ってください。
(広行)はい。
(典子)じゃあね。
(典子)何してんの?早く行くよ。
(広行)ああ。
(シャッター音)
(騒ぎ声)何騒いでんの?
(一同)お疲れさまです。
(万理子)千明さんはですねまどかのまま母です。
そしてアダルトに踊ってください。
(薫子)どこにあるかな?おかしいな…。
(薫子)あっ。
どうも。
ああ。
どうも。
(薫子)お仕事帰りですか?はい。
お疲れさまです。
お疲れさまです。
あのう。
はい。
もしよろしかったら。
はい。
お話ししませんか?お話ですか?はい。
はい。
ちょっとお酒とかいかがですか?ああ。
ねえ。
何かせっかく。
そっかそっかそっか。
私今ねパスが見つからなくて。
どこに?毎回…。
ごめんなさい。
吉野さんですよね?あっ。
ええ。
はい。
吉野ですよ。
吉野さんみたいな感じの方は。
はい。
私みたいなの嫌いっていうか苦手ですよね?すいません。
いいえ。
ありました。
ああ。
よかったです。
失礼します。
あっ。
私もありました。
行きますか?えっ?ちょっと。
ホントですか?はい。
行きましょ。
はい。
えっと。
じゃあこっちに。
あっ。
あれ?こっち行ったところにいいお店あったんで。
お酒お飲みになるんですね?
(薫子)はい。
私そうなんです。
意外と。
何か飲まれそうですよね?私はもうすごく飲みますよ。
2014/06/05(木) 22:00〜22:54
関西テレビ1
<木曜劇場>続・最後から二番目の恋 #08[字][デ]【大人はみんな問題児。】
千明のテレビ局が社運をかけて制作するという映画の脚本家に万理子が抜擢され、喜ぶ千明。広行を発見した典子は長倉家に連れ戻す。千明と和平がケンカの仲裁に!
詳細情報
番組内容
上司から呼び出された千明(小泉今日子)は、ふたつの指示を受ける。ひとつは、千明たちが現在取り組んでいる連続ドラマの初回放送が2時間スペシャルになったこと。そしてもうひとつは、JMTテレビが社運をかけて制作するという映画の脚本家に、万理子(内田有紀)が抜てきされたことだった。千明は、万理子を抱きしめて祝福するが…。
一方、伊佐山市長(柴田理恵)とともに、広報誌の取材を兼ねた海岸清掃に向かっていた
番組内容2
和平(中井貴一)は、失踪中の典子(飯島直子)の夫・広行(浅野和之)を見かける。広行は、女性と一緒だった。
同じころ、カフェ『ながくら』では、真平(坂口憲二)が薫子(長谷川京子)の助けを得て混雑する時間帯を切り抜けていた。その際、真平は不意に体の異変に気づき、不安に襲われる。
JMTテレビでベビーシッターの仕事をしていた典子は、和平から電話をもらい、広行の件を知る。海岸のベンチで寝そべっていた
番組内容3
広行を発見した典子は、逃げようとした彼を捕まえ、長倉家まで引っ張ってくるが…。
出演者
吉野千明: 小泉今日子
長倉和平: 中井貴一
長倉真平: 坂口憲二
長倉万理子: 内田有紀
☆
原田薫子: 長谷川京子
水谷典子: 飯島直子
スタッフ
【脚本】
岡田惠和
【監督】
宮本理江子
加藤裕将
宮脇亮
【音楽】
平沢敦士
【制作】
フジテレビ ドラマ制作部
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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