ウイルス感染:共同通信PRワイヤーで3万件情報流出か

毎日新聞 2014年06月12日 15時44分

 株式会社共同通信社のグループで、企業や団体の広報資料を報道機関などに配信する共同通信PRワイヤー(東京)は12日、自社の業務用パソコン1台がコンピューターウイルスに感染していたと発表した。

 同社によると、ウイルスは今月10日に見つかり、感染したパソコンは5日以降、複数の外部サーバーと不正な通信を繰り返した形跡があった。

 このパソコンには顧客の担当者名やメールアドレスなどの情報が最大約3万件保存してあり、外部に流出した可能性があるとしている。

 このためメールアドレスが悪用される恐れもあるとして12日、顧客に事情を説明、おわびした上で注意を呼び掛けた。(共同)

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