[PR]

 共同通信社は12日、グループ会社「共同通信PRワイヤー」(東京都港区、古賀尚文〈ひさふみ〉社長)の業務用パソコン1台がウイルス感染し、顧客情報が外部流出した恐れがあると発表した。企業・団体の広報資料を報道機関やサイト運営会社に配信する会社で、パソコンには担当者名やメールアドレスなどの顧客情報約3万件が保存されていた。

 パソコンは3日にウイルス感染し、5日以降、複数の外部サーバーと不正な通信を繰り返した形跡があった。顧客情報が実際に流出したかどうかは調査中という。