(主任)死神No.413!監死官No.45!君たちはもはやこれ以上の失態は許されない状況です。
命が惜しいならば真面目に任務を遂行しなさい。
(監死官)悪魔の野郎がさぁ私らにケンカ売ろうとしてるらしいんだよね。
私らの担当区域で妙なもんが流行ってるらしい。
(立花ゆかり)誰…?
(悪魔)随分な言い方だなぁ。
君が僕を呼んだくせに。
ひょっとしてあなた…。
君が会いたいと願った悪魔です。
願いがあれば言ってみてください。
3つまでならどんな願いもかなえます。
ご満足頂けると思いますよ。
それと引き換えに魂を頂きますがね。
歌を歌っていますよね?限られた人間だけが栄光を手にする世界です。
これまでも多くの人間が悪魔に魂を売る事で栄光を手にしてきました。
本当に?
(悪魔)ためらう必要は何もありません。
栄光の陰には闇が必要なんです。
栄光と闇…か。
私もね16歳でデビューした頃はすごかったのよ。
天才少女って呼ばれて色んなメディアに引っ張りだこ。
でも…6年も前の話。
今じゃめったに声もかからない。
私をそっくり真似してデビューした女がいてね…。
そいつにファンをさらわれちゃった。
気に入らないのよね。
いつでも力を…お貸ししますよ。
じゃあ…1つ目の願いをかなえてもらえるかしら?この新曲を立花ゆかり史上最大のヒットにして。
かしこまりました。
(死神No.413)黒魔術の流行も悪魔の仕業なんだよな?ああ。
お前の担当地区で人間の魂を奪って私らの息の根を止めたいらしい。
「何色の空が好きと聞く君がいたあの季節」ありがとうございました。
(店員)いらっしゃいませ。
はいお預かりします。
どうやらすでに悪魔と契約した人間がいるみたいだな…。
「離れる道行く未来とも知らず」「何色の空が好きと聞く」「君がいた」ウイークリーランキング初登場第2位の快挙!立花ゆかりさんでした。
待ちに待った天才の復活。
ゆかりさんとしてはデビュー曲を上回る最大の売り上げですね。
はい。
私の思いを受け止めてくださった皆様に感謝します。
「これから始まる立花ゆかりの第2章にご期待ください」
(ため息)えっ?お邪魔致します。
鍵かけてたわよね…。
どうやって入ったの?壁をすり抜けさせて頂きました。
ひょっとして悪魔の関係者?いや悪魔の件で伺った事は確かなんですが…。
どうなってんのよ!新曲を立花ゆかり史上最大のヒットにしてってそれが1つ目の願いだったでしょ!なんで1位じゃないのよ!売り上げは最大だったんだろ?それ以上に売れた奴がいたってだけの事だ。
(司会)「では3週連続第1位」「AMIで『きっと』」「
(ギター)」あの女に負けたんじゃ何枚売れようが意味がないの!AMIこそが私の猿真似でデビューした女なの!勝ちたいなら自分の力で勝負すれば?実力だけじゃどうにもならない世界だから悪魔の力に頼ったんじゃない…。
色々悔しい事情はおありでしょうがまだ1つ目の願いしかかなえていないのなら悪魔とは手を切るべきです。
悪魔の仲間のくせに手を切れって?仲間じゃないよ。
むしろ悪魔と敵対する者です。
死神と申します。
死神…?本来は死亡予定者を天へ送り届けるのが仕事なんですが予定外の自殺の防止や悪魔に魂を奪われる事を阻止するのも任務に含まれておりまして。
余計なお世話よ。
ですが3つの願いをかなえてしまったら悪魔に魂を奪われて死んでしまうんですよ。
私ね死ぬ事なんて全然怖くないのよ。
悪魔の力でもみんなの心に私の歌が残るならそれでいいじゃない。
お疲れさまでした!お疲れさま。
(AMI)あっ…ゆかりさん!お久しぶりです。
ゆかりさんと同じ番組に出られて本当に光栄です。
相変わらず私と同じスタイルなのね。
だってゆかりさんに憧れて歌を始めたんですから。
覚えてますか?いつかゆかりさんと一緒に曲を作って一緒に歌いたいって言った事。
(AMI)今でも私の夢なんです。
口のうまさも相変わらずね。
えっ…?売れたからって調子に乗らないで。
話題性で売れてるだけの歌手は認めてないの。
あの言い方はないんじゃありませんか?先行ってて。
はい。
あの女の肩持つの?いや…そうじゃありませんが寂しそうでしたよ。
それがあの女の手なの。
同情を引くのが本当にうまくて。
そうでしたか…。
女性というのは本当にわからない!ライブ中にも何度も倒れてみせてそれで注目集めてさ…。
みんなまんまとパフォーマンスにだまされてんのよ。
(黒柳徹子)あらゆかりさん!何してるの?お久しぶりです徹子さん。
こんにちは。
あっ…座りにくいわねここ。
ねえあなた今誰かと喋ってなかった?あ…いえ…。
そう?ならいいけど。
じゃあ無理しないで。
ねっ。
はい。
だって芸能界ってすごくね神経使うとこだから。
じゃあね!バイバイ!バイバイ!バイバーイ!じゃあね!悪魔…!やあ!彼女が僕の力を求めていてねぇ。
黒魔術を流行らさせて呼ぶように仕向けたんだろ。
業務努力ってやつだろ。
2つ目の願いがお決まりのようですね。
邪魔者がうるさいから場所を変えて話しましょうか。
(記者)AMIさんちょっとよろしいですか?なんですか?音楽プロデューサーの沢辺さんの件ですが。
交際はいつから始まったんですか?交際…?突然なんなんですか?この記事ご存じないんですか?
(AMI)えっ?あ…。
どうして…?
(記者)多くのファンがショックを受けてると思うんですが。
写真では随分親密そうでしたけどね。
私会った事もありません!AMI。
いい加減にしてよAMI。
なんなの?これ。
えっ?盗作疑惑!?立花ゆかりが過去に録音していた未発表曲とそっくりだって向こうの事務所が怒ってるらしいのよ。
どうしてこんな…。
(AMI)私がゆかりさんの曲を盗むなんてそんな事するはずないじゃない!「まだ見ぬ自分に…」「今お聞き頂いているのが所属事務所が提供した今から3年前に録音されたという立花ゆかりさんの未発表曲なんですね佐々木さん」「メロディーはほとんど一緒歌詞もほぼ似かよっているとなるとこれはAMIさんが盗作をしたと言わざるを得ませんかねぇ」「スタジオにも見学に行っていたようですからそこで耳にした曲が記憶に残っていたのかもしれません」「密会報道に盗作疑惑」「AMIさんのイメージは大きく損なわれる事になるかもしれません」困った女ね。
(マサト)本当に盗作か?えっ?少なくとも俺はあんな曲作った覚えないぞ。
ああ…あれはマサトがいない時にさ久しぶりに自分で曲を書いてこっそり録ってみたのよ。
ゆかりにあんな詞が書けると思えないけどな。
そもそもあんな曲が書けるなら俺なんかに頼る必要ないだろ。
(マサト)そろそろ卒業させてくれよ。
何言ってんのよ!私が歌う事でマサトの曲が世に流れるのよ!お金だってちゃんと払ってるでしょ。
なんならマサトの名前で曲を出したっていいのよ!悪いが人を待たせてるんだ。
ゴーストライターに曲書かせてたんだ。
曲も書けないくせにシンガーソングライター名乗ったわけ?書けるわよ。
デビュー曲は私が書いたの!「デビュー曲は」だぁ?つまりそれ以降はさっきの男性が?盗作は嘘ですよね?おそらく密会スキャンダルも。
2つ目の願いとしてスキャンダルでAMIさんを追い詰めろとでも悪魔に願ったんですか?だったらなんなの?そんな事で2つ目の願いかなえるなんてバカじゃね?大きなお世話よ!AMIさえ駄目になれば私の時代が来るの!ここから立花ゆかりの第2章が始まるのよ!じゃあ彼女の立場はどうなるんですか!?苦しめばいいわ。
私が苦しんだ以上にね。
やばいなあの女。
命がけで見張ってろよ。
カス!
(ドアの開く音)AMIさん記者会見は開かないんですか?釈明をしないのは盗作を認めたって事ですか?本当に覚えがないんです…。
失礼します。
通ります。
(記者)AMIさん。
(記者)ならば立花ゆかりさん側が嘘の申し立てをしたという事になりますが。
ゆかりさんは…そんな人じゃありません。
(AMI)あの人は今でも私の憧れで…。
本当に…素晴らしい…。
素晴らしい…。
(マネジャー)AMI!AMI!
(リポーター)渦中のAMIさんが入院している病院前です。
たくさんの記者が押し寄せていますがいまだ病状は不明です。
(スタッフ)オッケーです。
立花ゆかり…!
(リポーター)立花ゆかりさんです!ゆかりさんが来ました!
(記者)盗作報道にどう対処するおつもりですか?対処だなんて…。
私はただお見舞いに来ただけよ。
では盗作を責めるつもりはないと?盗作だなんて言うけど世界中には似ている曲がたくさんあるわ。
私も色んな曲に影響を受けてきたもの。
私を意識してきたAMIなら偶然似た曲が出来る事だってあるでしょう?
(ゆかりの声)これ以上攻撃して歌手としての道を閉ざさないでほしいの。
(ノック)
(AMI)はい。
ゆかりさん?お久しぶり。
はい。
…ありがとうございます。
詞なんて書いてたんだ。
倒れた割には元気そうじゃない。
あの私…。
盗作騒動の事なら気にしてないわよ。
でも人前で倒れるのはもうやめたほうがいいわね。
倒れてばかりいると誰も同情しなくなるわよ。
私は別に同情を引こうとして…。
はたから見るとそう見えるの。
歌じゃなくてかわいさと哀れみで人の気を引こうとするなんて最低にいやらしいわ。
(AMI)ありがとうゆかりさん。
えっ?そんなふうに忠告してくれる人は誰もいないから。
本気で私を心配してくれてるんですね。
思い上がらないで!私はただあんたのやつれた姿を見に来ただけよ。
まるでいい先輩みたいになっちゃいましたね。
あの女があんまりバカだから話にならなかったわ。
記者たちもあなたの優しさを褒めちぎってました。
だったらイメージアップは成功かなぁ。
感心しませんねぇ。
悪魔を使ってあなたが仕掛けた罠を自分のイメージアップにまで利用したわけですか。
あの女は私を利用して売れたのよ。
おあいこじゃないかしら。
(ため息)追っかけみたいな真似やめてくれる?いやしかし色々と心配なものでして…。
何見てんのよ?「AMIを入院先で激励」
(ため息)あなたこそ何を?デイリーランキングがそろそろ出るの。
今日こそ私が1位よ。
なんで今日もAMIが1位なのよ!ない…。
ない!私の曲がない!私が言うのもおこがましいのですがそれは歌の力ではないでしょうか。
どんなにAMIさんを追い詰めても力がある歌は人々がそれを求める。
そういう世界なんでしょ?恨みがましい思いは捨てて悪魔と手を切るべきです。
今さらあとには引けないわ。
いやしかしもう一つ願いをかなえてしまったらあなたは…。
言わなかった?私ね死ぬ事なんて全然怖くないのよ。
ずっと生きてるのがつらかった。
あと少しの勇気がなくて死ねなかっただけ。
その苦しい思いを歌にぶつけたの。
(ゆかりの声)評価された時はもう二度と苦しい思いしなくていいんだって救われた。
(ギター)
(ギター)
(ゆかりの声)でもそれは別の苦しみの始まりだった。
デビュー曲は奇跡のように生まれた傑作でそのあとは期待に応えられる曲が出来なかった。
それでゴーストライターを頼んだんですか?それも鳴かず飛ばずで…。
追い打ちをかけたのがあの女よ。
(ゆかりの声)私を真似して出てきた女がファンを根こそぎ奪っていったわ。
(ゆかりの声)そしてまた苦しい日々に逆戻り…。
本当は怖いのかしらね。
ちゃんと死ぬ勇気もなかった。
それでいいんですよ。
死ぬ事は勇気ではありません。
じゃあ…私の苦しみはどうやって晴らしたらいいの!?それは…。
(悪魔)お悩みでしたら方法を提案しますが。
えっ?悪魔…。
方法って?AMIさんをこの世から消すんですよ。
ちょっと何言い出すんだよ!
(悪魔)幸いにもあなたにはまだ3つ目の願いが残ってますよね?そうね…。
あと1つお願いすれば私も死んで楽になれるんだものね。
やめてくださいゆかりさん!悪魔から手を離せ!お願いするわ!AMIを殺して!かしこまりました。
しばらくお待ちください。
何やってんだよカス!このままじゃAMIは殺されて彼女も魂奪われるんだぞ。
マジやばくね!?そうですか…それは困った状況ですねぇ。
あのさぁ他人事みたいな言い方するのやめてくれねえ?えっ他人でしょ?仮にも私らの上司だろうが。
君たちは運がいい。
えっ?
(主任)少なくとも悪魔は彼女の3つ目の願いをかなえられないでしょう。
その女は殺せないよ。
中野亜美は天界の死亡予定者リストに載った。
そうか…。
死神がとり付いてしまったんじゃ僕は何も出来ないなぁ。
3つ目の願いは諦めるんだな。
突然申し訳ありません。
死神と申します。
死神…?おめでとうございます中野亜美さん。
死亡予定者リストにあなたの名が記されましたのでお迎えに上がりました。
運命には従って頂くのが天界の決まりです。
いよいよその時が来たのね。
えっ?先生からもずっと言われてきたの。
君はもうステージに立てるような体じゃないって…。
いつ死んでもおかしくない状態だから治療に専念しろって。
それでも…あなたは歌い続けた。
だってそれが私の全てだから。
ねえ私はいつまで生きられるの?3日後の早朝…。
6月6日3時30分です。
死亡予定者にはやり残した事をやっておくようお勧めしているのですが何かご希望はございますか?1つだけわがままを許してくれるならゆかりさんと2人で曲を作って一緒に歌ってみたい。
出来る限りのお手伝いはさせて頂きます。
そんなもの渡したって立花ゆかりが一緒に歌うはずもない。
そもそもあの女にはもう曲なんて作れないさ。
下手な同情は私らの命取りだぞ。
わかってるよ。
(ギター)随分苦しんでいるようですね。
何?これ。
AMIさんが病床で完成させた詞が書いてあります。
あなたに曲を付けてほしいと願っています。
何言ってんの?私は悪魔にAMIを殺してって…。
悪魔の力を借りずとも彼女は…死ぬ運命でした。
えっ?ライブでよく倒れていたのもパフォーマンスではなく深刻な病が原因だったようですよ。
あなたが思っていたような人間ではないんです。
だから?死ぬ前にあなたと作った曲を一緒に歌いたいそうです。
彼女がこの世を去る6月6日午前3時30分までに最後の願いをかなえてあげてください。
(悪魔)あ〜バカバカしい。
殺したいほど憎い女と歌う人間がどこにいる?ついてますよゆかりさん。
AMIさんはすでに死ぬ予定でしたので3つ目に別の願いをかなえる事が出来ます。
彼女の評判をもっとおとしめる事も可能ですし君の曲を世界チャートナンバー1にする事だって出来る。
グラミー賞を取る事だって…。
ちょっと黙っててくれない?一人にしてくれないかな?お願い!この詞に曲を付けてほしいの!出来るだけ早く!お金ならいくらでも出すわ!俺に興味持ってくれてるプロデューサーがいてさ…。
(マサト)ソロデビューがいけそうなんだ。
使い走りはもうたくさんだ。
それじゃあこれから私の曲はどうすればいいの!?あなたなしでは立花ゆかりは成り立たないのよ?だったら…歌をやめたらいいんじゃないのか。
(ため息)まさか死ぬおつもりじゃありませんよね?どうしようと私の勝手でしょ。
困るんですよねぇ予定外の自殺は。
魂の数が合わなくなります。
魂の数?地上に存在する魂の数はあらかじめ決まっているんです。
なのに予定外の自殺が成立してしまうと魂の数を合わせるために近々に死ぬはずだった人間の寿命を延長しなくてはならなくなるんです。
せっかくめでたく天に召される人のためにも命を大切にしてほしいんです。
曲作りのパートナーにも見捨てられたの。
もうこれ以上生きてる希望もない。
AMIの最後の願いにも応えられないし…。
駄目な女ね。
そんな事はありません。
あなたが曲を書けばいいんです。
AMIさんはあなたに作ってほしいと言ったんですよ。
彼女は今もあなたを才能溢れる素晴らしい歌手だと信じています。
その思いに応えてあげてください。
(ギター)
(拍手)ありがとうございます。
(拍手)
(AMI)ゆかりさん?私の曲ね。
はい!あなたの歌は全部歌えます。
思い出すわ。
デビュー前は私も路上で歌ってたの。
「ただ歌が歌いたかった。
歌えるならどこでもよかった」。
ラジオでゆかりさんが言っていた言葉を励みに私もここで歌い始めたんです。
(ギター)ゆかりさんは…?すぐ近くのスタジオにこもって今も作曲中です。
そんな悠長な場合じゃなくね?タイムリミットはもうすぐだぞ!間に合うのかよ?きっと素晴らしい曲が出来上がるはずです。
(携帯電話の振動音)ゆかりさんからです。
ありがとう。
もしもしゆかりさん?ゆかりさん…?もしもし…。
「
(ギター)」出来たんですね…!「
(ギター)」「強い風が吹いて」「激しく雨は横殴りに背中を打つ」「崩れた夢形もなく」「暗闇の一方通行のよう」「それでもあなたのまっすぐな声が」「うつむいた私に…」どうしたの?ゆかりさん。
ごめんねAMIちゃん。
ここまでしか出来なかった…。
そのあとが思い浮かばないの…。
何も出て来ない…。
大丈夫ですよゆかりさん。
とっても素敵な曲だもの。
もう少しで出来ますよ。
(AMI)「私たちの作品が」もう無理なの…。
今の私にはこの素晴らしい詞にふさわしい曲が出来ない…。
この詞と向き合う事で私も何か取り戻せる気がした。
でも私の才能はもう…。
(AMI)「何言ってるの?」私はゆかりさんの背中を追いかけてここまで来たんですよ。
あなたがいなかったらAMIは存在しなかったんですよ。
ううん…。
私があなたの背中を追いかけてたのよ。
あなたの才能が怖かった…。
「スキャンダルでAMIをおとしめたのは私なの」私はもう人をねたむ事しか出来なくなっちゃったの。
ゆかりさんそんな事この世界にいたら当たり前の事でしょ。
私だってそう。
自分が嫌になる。
だから歌うの。
ちっとも気にする事じゃない!そんなに優しい事言われると余計につらいなぁ…。
ありがとう。
(AMI)「ゆかりさん…」「ゆかりさん!」どうして!?言いましたよね。
予定外の自殺を止めるのも私の仕事なんです。
でも私は死にたいの!死にたい人が生きて生きたい人が死ぬなんておかしい!だからAMIさんの死亡予定であるこの時間を選んだんですか?だってあなた言ったわよね?予定外の自殺が成立してしまうと魂の数を合わせるために近々に死ぬはずだった人間の寿命を延長しなくてはならなくなるんです。
しかし私がそれを認めてしまっては天界の掟に背く事に…。
死なせてやれよ〜。
駄目だ!3つ目の願いをかなえれば彼女は死ねるんですよ。
貴様…!そうだったわね…。
AMIの潔白を今すぐこの世に知らせて!全ては私が仕組んだ罠だと。
承りました!引き換えにあなたの魂は頂きますよ。
やめろ!あなたは栄光が欲しかったんじゃないんですか?もういいの。
私はAMIからそれ以上のものをもらったから。
(心電図モニターの音)今から天国に行くの?申し訳ありません…。
色々と事情がありましてあなたはまだ死ねない事になりました。
えっ?じゃあゆかりさんと一緒に歌えるのね?それは…出来ません。
ゆかりさんは歌に対する思いをあなたに託したんです。
(ギター)「強い風が吹いて」「激しく雨は横殴りに背中を打つ」「崩れた夢形もなく」「暗闇の一方通行のよう」「それでもあなたのまっすぐな声が」「うつむいた私に呼びかけるよ」「だいじょうぶ。
前をむいて」「手を伸ばせばいつもそばにいると」「いつだって歌が聞こえる」「光の中で」勝手な真似をしてくれたな。
(悪魔)死はめでたい事なんだろう?死んだほうが幸せな人間もいる。
運命を大義に死にたくもない人間を殺して死にたがってる人間を止める君たちのほうが勝手なんじゃないのか?生きててよかった人間なんてほんのひと握りじゃないのかなぁ。
私らどうなるんだろうな…。
悪魔に魂を奪われた件は上層部の会議にかけられる。
厳しい状況だが私も上司として全力でかばってはみる。
万が一寛大な判断が下された場合に備えて君たちは粛々と任務を遂行しろ。
悪かったな。
俺のせいであんたまで巻き添えにして。
(内田美恵)「ハッピーバースデートゥユー」「ハッピーバースデートゥユー」
(美恵)翔太おめでとう!
(内田克也)おめでとう。
(美恵)翔太パパとママからの誕生日プレゼント!
(内田翔太)うわあ〜!ありがとう!いいえ。
開けてもいい?おい新しい仕事だぞ。
…ああ。
(内田克也)一家心中だ。
イカに真珠?
(美恵)私の人生めちゃくちゃよ!死んだほうが翔太のためなんだ!僕にも友達が出来たよ!悪魔に最後の願いを託してしまったんですか?
(美恵)強くなって。
必死に生きようとしているんですよ。
2014/06/07(土) 00:24〜01:24
ABCテレビ1
死神くん #7[字]
死神に悪魔が挑戦状を叩きつけてきた!悪魔と契約を交わした歌手。
願いは「ライバルの歌手を殺して」
2人の歌手の命を救えるのか?死神と悪魔の戦いは、最終章に突入!
詳細情報
◇番組内容
人気の下落に悩む歌手のゆかりは悪魔の力を借りてライバルであるAMIを蹴落とし、再復活しようと目論む。死神と監死官は、即刻悪魔とは手を切るよう忠告するが、憎しみの心を燃やすゆかりに、なす術がない。ゆかりの願いは「AMIをこの世から消して」という最悪のものだった。死神はなんとか事態を食い止めようとするが—
◇出演者
大野智、桐谷美玲、菅田将暉、松重豊
【ゲスト】
清水くるみ、唯月ふうか、黒柳徹子(特別出演)
◇原作
えんどコイチ『死神くん』(集英社文庫<コミック版>)
◇脚本
橋本裕志
◇監督
筧昌也
◇主題歌
嵐『誰も知らない』(ジェイ・ストーム)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】飯田爽(テレビ朝日)、西河喜美子(テレビ朝日)、下山潤(ジャンゴフィルム)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/shinigamikun/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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