アニメ キングダム2(10)「砕けた愛」 2014.06.07

(オープニングテーマ「GLORYDAYS」)・「さぁ夜が明けた今旅立ちの時」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「引き返せない旅はノンフィクション」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「待ったなし本番よーいアクション」・「風に吹かれ戸惑う事も涙に暮れる夜だって」・「それはそれできっと悪い事じゃない
(悪くない)」・「まるでバネの力みたいに」・「深く沈めば沈むほど」・「高く飛べるんだ」・「はるか先へと向かい地平線を目指そうRisingsun」・「あの朝日に手をかざして」・「同じ想いが呼んだこの出会い」・「もう一人じゃないね」・「だから僕達は今輝きの旅」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」
(紫夏)はぁ…政様…。
あなたほどつらい経験をして王になる方は他にいません…。
だから…きっと…
(政)あ…。
あなたは…誰よりも偉大な王になれます…。
紫夏!くそっ!くそォッ…!ううっ…!
(紫夏)政様…お顔を…。
ああ…。
つきものは落ちましたな〜。
瞳が何とも…美しい…。
紫夏アアア〜!!紫夏が息を引き取った後昌文君達と国境を越え秦国に入った時…左手に激痛が走った。
痛みが戻ったんだ。
痛みだけじゃない。
味覚も嗅覚も全て。
不思議なものだな人の体とは。
(向)うっ…。
あっ…。
(泣き声)紫夏の話をしたのは初めてだ…。
一生誰にも話す事はないと思っていた。
では…なぜ…?また俺の中で何かが変わってきているのかもな…。
(鳥のさえずり)はぁ…。
(向)紫夏さんの話は衝撃だったなぁ…。
大切な人が目の前で死ぬなんて…どれだけつらかったんだろう…大王様…。
(陽)おはよう!向ちゃん!あっ!
(向)あ…陽ちゃん…。
おはよう。
(陽)今大王様のお部屋から帰ってきたところ?ん…。
ん…?
(陽)どうしたの?向ちゃん。
元気ないね。
え?そんな事ないよ。
ただ…。
ん〜?ははァ〜ん…。
さては…大王様に嫌われちゃったのかなァ〜?あ…向ちゃん…本当にどうしたの?ごめんね陽ちゃん。
心配させちゃって…。
あ…。
(向)でももう大丈夫。
私には陽ちゃんがいるもんね。
フッ。
うん。
(向)陽ちゃん。
(陽)うん?私ね…もう大王様の事を…好きだなんて言わない。
えっ?ふ〜。
心の声
(向)だって紫夏さんのあんな話を聞いたら「大王様の事が好き」だなんて軽々しく言えないもん。
向ちゃん…?私は…ほんの少しでも大王様のお役に立ちたい。
ただそれだけ。
(陽)向ちゃんは本当に大王様の事が好きなんだね…。

(信)へへ〜。
へっ!こいつぁ壮観だぜぇぇぇぇ〜っ!この年すなわち始皇5年秦国は魏国の山陽一帯を攻略すべく20万を超える大軍を派遣した。
軍事と交通の重要拠点であるこの地を平定して新たに秦国の領土とするためである。
この大攻略戦の総大将に任命されたのは秦国の白老こと蒙将軍であった。
(蒙)フォッフォッフォッフォッ…。
あまり気負うとけがをするぞ。
蒙将軍は全軍を自らが率いる本軍と2人の副将が率いる軍との3つに分けそれら3つの軍が足並みをそろえて侵攻していくという戦法を選んだ。
そして信達飛信隊は蒙将軍が率いる本軍の前方に組み込まれた。
ハハハハハ…。
さぁ〜すが蒙将軍だ!この飛信隊の実力がちゃあ〜んと分かってるぜ!
(尾平)随分むちゃな作戦もやったけどよォ…。
(崇原)コツコツ手柄を積み重ねてきたかいがあったな。
(田永)おぅ!騎兵隊だぁ!道を開けろぉ〜っ!どぅわあああ〜っ!てってめェ!王賁!
(王賁)フン。
くっ…!
(番陽)ワッハハハハ!あ!?本軍に組み込まれた事ぐらいで浮かれているとはつくづくめでたい奴らですなぁ王賁様。
まァ〜こやつら風情にはこれでも十分自慢話になるのでしょうな…。
ワッハハハハ!くっ!このじじいはいちいち癪に障る事を…!飛信隊の隊長よ改めて一つ忠告しておいてやる。
これから始まる戦は今まで繰り返してきた小競り合いはもとより2年前の趙国との戦より規模の大きい正真正銘の大戦だ。
その中で蟻が背伸びをすると命を落とすぞ。
お前だけじゃない。
配下の隊員達もだ。
気をつけておけ。
分かったか。
チッ!フッ!さぁ参りましょう。
忠告ありがとうよ。
ん!?お返しに俺も一つ忠告しておいてやるぜ。
この遠征で一番でけェ武功をあげるのはこの飛信隊だ!そうしたら俺達がお前らより上官になって蟻のようにこき使ってやるから覚悟しておけ!天下の大将軍になるのはこの俺だ!なっ…!そうだ!へっ!そうだそうだ!ワッハハハハ!そうだ!そうだ!心の声この戦で俺は将軍への道を一気に突っ走ってやる!待ってろよ政!
(廷臣A)大王様がじきじきに出向かれ助力を要請したというのになぜ後宮から何の返事も来ないのだ?
(廷臣B)やはり太后様は何を考えておられるか分からぬお方だ。
(廷臣C)昌文君が懸念していたとおり「猛毒」であったのやもしれぬ。
(昌文君)ん…。
そもそも肆氏そなたが王宮内の勢力図を一気に塗り替えようと焦って判断を誤ったのではないか?
(昌文君)やめよ!今更肆氏を責めるのは筋違いであろう。
手をこまねいていても呂不韋との力の差が広がるばかりなのは紛れもない事実。
それが分かっているから大王様もお母上に会いに行かれたのだ。
今はただ待つしかあるまい。
(扉が開く音)
(伝令者)ただいま了家氾家介家の当主達が参上し大王様にお目通りを願っておりますがいかがいたしましょうか?
(廷臣A)なっ何!?
(廷臣B)了家氾家介家だと!
(廷臣C)後宮の権力を陰で支える三大宮家の当主がそろって大王様に謁見を願って来た…という事は。
(廷臣達)おぉおおお!後宮が我らの味方についたという事か!これは大きいぞ!後宮が味方についたとなれば呂不韋もうかつには我らに手を出せまい。
それだけではない!後宮の動きを知って我らの陣営に合流しようとする勢力もあるだろう。
王宮内の勢力図は大きく塗り替えられるぞ!目通りを許す!三大宮家の当主達をここへ通せ!
(向)ひィィィ〜。
すっかり遅くなっちゃったァ〜。
暗いよ〜。
怖いよ〜。
ふぅ〜。
ハッあっ!あァァ〜!またあの真っ暗な廊下を通って帰るなんて…。
無理無理無理!あ…。
あ…。
(紫夏)苦しみのどん底で見上げる月はいつも以上に美しく輝いて見えます。
まるで自分を嘲り笑っているかのように。
しかしそうではないと教えてくれた人がいます。
(紫夏)「月がいつも以上に輝いているのはくじけぬように励ましてくれているのだ」と。

(太后)フフッフフフ!あっ!心の声
(向)誰か…いる?えっ…?
(太后)フッフフフフ…。
心の声
(向)太后様!ここで何を?さぁこちらへ。
心の声
(向)他にも…誰かいる…。
心の声
(向)呂丞相!?ど…どういう事…?本当によいのだな?もう後戻りはできませぬぞ呂丞相?
(呂不韋)見つかれば首が飛びかねぬ。
後宮まで乗り込んできて今更きびすを返すつもりはありませぬ。
アッハ…。
それよりも…太后様の方こそお覚悟はおありなのでしょうな?太后様が支配する後宮の勢力がこの呂不韋の味方をするという事は実の子であらせられる大王様と敵対するという事になりますぞ!はっ…!?心の声
(向)い…今「後宮の勢力が呂丞相の味方をする」って…言った?ンッフフフフ…。
心の声
(向)どうして大王様の味方ではないの?太后様は大王様のお母上なのに。
フフフフ…。
政の事なんて…考える必要はないよ。
実は先日あの子と会ってねェ。
ちょっと試してみたのさ。
私の中に少しは母性ってのが目覚めてやしないかってねェ。
ほう…。
でも思っていたとおり何もなかった。
あの子の顔にも言葉にも私の胸の中には一切何も感じなかった。
心の声
(向)そ…そんな!
(太后)政がどうなろうと…知った事じゃないねェ。
心の声
(向)血を分けた親子なのにそんな事って…。
ふむ…。
ふだんは表舞台に姿を現わさぬ三大宮家の当主が大王の下に現われたと聞き妙だと思っておりましたが…。
やはり此度の騒動は全てこの私を後宮におびき寄せるための策略でしたか。
フフフフフ…。
お前ほど呪った男はいない…。
お前ほど恨めしい男もいない。
そしてなぜか…お前ほど心をかき乱す男はいないよ。
(風の音)フフフフ…。
心の声
(呂不韋)こうも変わるか…。
17年前趙国の都・邯鄲で出会った頃この女はまさに光り輝いていた…。
舞い踊る姿を一目でも見ようと遠く離れた街からも多くの人々が集まったものだ。
心の声
(呂不韋)清純さと気品に満ちた絶世の美女は誰からも愛され「邯鄲の宝石」と讃えられた。
もはや面影すら残っておらぬ。
全てはわしの仕打ちのせいか…。
邯鄲の宝石よ…。
あっ!?はぁはぁはぁ…!その名を…二度と口にするんじゃないよ!
(太后)17年前…私は幸せの真っただ中にいた。
(風の音)
(太后)それは呂不韋という心から愛し生涯を添い遂げる約束を交わした男がいたからだ。
私は自分の未来が幸せに満ちたものである事を微塵も疑わなかった。
だがある日お前は私を1人の異国の王族と引き合わせた。
そして許嫁だったはずの私にこう言ったのだ…。
回想
(呂不韋)邯鄲の宝石よ今日からお前はこのお方を愛するのだ。
(太后)愛も…約束も…幸せも…未来も…全て…全て幻だった。
あのころお前が秦国の王族・子楚に全財産を賭けて取り入っていた事は知っていた。
お前は金の力で子楚を秦国の王位に就かせその暁にはお前に丞相の地位を与える事を約束させた。
お前は私を自分の出世のための道具にしたのだ!呂不韋よ!そのとおりだ。
言い訳はせぬ。
フッ…。
安心したよ。
今更言い訳をするような男ならお前の事も見限らなきゃいけないと思っていたからねェ。
…となると滑稽なのは大王様の一派ですな。
彼らは今頃本気で後宮の勢力を味方につけたと思っている。
ふっ…ふはははは…。
この際いっその事あいつらを根絶やしにしたらどうだい?そうしたら…私とお前と17年前の恋人同士が異国の地・秦国を乗っ取るっていうもっと笑える話になるよ。
ふふふふふ…。
(風の音)
(向)太后様と呂丞相お二人が昔の恋人同士?よく分からないけど…何だか怖い事が…起こりそうな気がする。
大王様にお伝えしなくては!・
(物音)ハッ!
(剣を刺す音)心の声
(向)えっ?心の声
(向)大王様に…お伝えしなくては…。

(雨音)う〜っ。
あぁ〜ぁ。
今日も朝の掃除当番かぁ〜。
よし。
ん?何…?えっ…!?
(陽)こっ…向ちゃん!向ちゃん!?向ちゃん!あっ!血が…。
向ちゃんしっかり!しっかりして!向ちゃん!向ちゃん!向ちゃん!向ちゃん!誰かっ…誰か来てぇっ!向ちゃあぁぁ〜ん!!
(エンディングテーマ「21」)・「君はどう思うだろう?」・「空に溶けた声を」・「剥がれて消える理由を」・「たった一言のそれくらいなんだとして」・「どんな言葉を選ぶだろう?」・「息を止めて確かめて」・「鼓動は待ちきれない」・「手を離せば今以上を求めてしまうさ」・「止まることを許さないように」・「繰り返してるのは」・「まだ答えを探してるから」・「聞かせてほしい」・「空に溶けてしまう前に」2014/06/07(土) 02:15〜02:40
NHK総合1・神戸
アニメ キングダム2(10)「砕けた愛」[字][デ]

古代中国。春秋・戦国時代。秦国で天下の大将軍を夢見る信は、三百人隊の将となった。そして、戦場では同世代の若武者たちが、次世代の大将軍を目指し躍動していた。

詳細情報
番組内容
始皇5年、秦国は魏国の地・山陽一帯を領土とすべく、大軍を興して魏国へ侵攻させる。信たちは、秦国総大将・蒙ゴウ(もうごう)率いる本軍に組み込まれ、気合い十分で行進する。一方王宮では、後宮の権を握る実力者たちが政(せい)の元へと来訪し、これで助力を得られると、大臣たちは大いに盛り上がる。しかし、ある夜、宮女・向(こう)は政の敵であるはずの呂不韋(りょふい)と仲むつまじく歩く太后の姿を目撃してしまう。
出演者
【声】森田成一,福山潤,野島裕史,細谷佳正,釘宮理恵,日笠陽子,仲野裕,玄田哲章,森川智之,鳥海浩輔,諏訪部順一
原作・脚本
【原作】原泰久,【脚本】荒川稔久,和智正喜,村山桂,白石雅彦,玉井☆豪
監督・演出
【監督】岩永彰

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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