渡辺篤史の建もの探訪 2014.06.07

(渡辺篤史)
あらここは屋内?それとも屋外?
おはようございます渡辺篤史です
今日の建もの探訪は「9個のコンクリートの箱を市松に並べた家」
ご家族は建築家の山田さんと奥さん・英智くん・智明くんの4人
さてどんな空間が待っているんでしょうか?
どうもおはようございますよろしくお願いします男の子2人?そうですでお兄ちゃんお名前は?言えなくなっちゃった?よろしくねそして弟さん堂々たる風貌でねお名前は?無理か智明です今日はいいお天気でそしてこの青空にとてもよく似合う建物ですよねコンクリート打ちっ放しなんですけど型枠が…これどうなってんすか
(智彦さん)普通合板に溝をほって型枠にしたっていう表情がいいですよね色んなまだらの模様がついてくれてアトランダムですよね目地についてはアトランダムにしてますこの横の筋というか線を生かしてドアを同じ幅でこうして張ったんですか?それとも削ったんですかね?扉を削りましたこの辺うれしいねわくわくしますそしてこちら駐車スペースですがお子さんがいらっしゃるというのは分かりますけども枠がこれちょっと不思議ですよねこれ何ですか?ここはですね夏場はこの…家具なんですが家具を外すと風が抜けるように設計してますそうか春夏秋冬一年中快適に過ごすための仕掛けその1なるほど何かいろいろ創意工夫が施されてるそんな感じがしますね内部をよろしくお願いしますはい大きな扉でね失礼しますどうぞなんかこう箱の中に入っていくというイメージということですよねそしてアールこれはどういう?1つは構造の補強…あれ?さらに奥にアールになってますよねこれ箱の外を出るんで穴から出るような雰囲気を出したくてですね外!?はいよく見ると…そうだ石・砂利ですよねそこにもありますもんねそうですね玉砂利を続けていますこれ外部空間なんだ失礼しますえっ?外だ外だあぁ!やられたすごいねどういうことなんですか?これは単純に中庭を作って外を作るんじゃなくて隙間を利用して外を連続させていこうというのをコンセプトで
駐車場の奥にのぞいていた木の部分はこの収納棚でした
取り外せば内外をつなぐスリットが出現
暑かった去年の夏も涼しく過ごせたそうです
でこちらが階段ですけども中心にして扇をバッと開くような感じですよね実に上り下りが楽しくなるというか見上げて吹き抜けあららら…すごいねなんかわくわくするね上上がった所も大開口だこれガラスですか?はい奥もガラス…でこの隙間から奥が…これは事務所ですか…でこちらに行くにはこっからですか?この扉を経由してどうしようかなと思って今こちら扉ね
(ノック)失礼しますあれ!?事務所じゃないんだ水回りお風呂・洗面ねこちらはバスタブですよコンクリート・タイルまた細かいのがねグラデーションになってんのかなそうですね下から上にオシャレだねこの水回り通ってこちら扉はいでこうだ失礼しますうわぁ〜ここが事務所ですかそうですね書斎…砂利に直接いすを置いてちょっといいですねちょっとこうしてね楽しめるという外にいるような雰囲気が出ればはぁ〜見上げて…この抜けている隙間から空間の豊かさというかね気持ちいいですよねなんか基本なんだこのステンレスのパイプがね用途としては配管ということですよねはいあれ?何ですか?これはそれは仕事で…コンペの表彰状です…っていうことは建築家であるというはい自邸だ自邸です奥さまを犠牲にしていやいや…
(智彦さん)共同して…心配されたんじゃないですか?そうですねどんな家になるんだろうって…最高の理解者でもあるってことですよねそうですねびっくりしました?びっくり…どういうところがびっくりしました?やっぱり私とかでは想像できないような造りとか隙間があったりです風通しがいい家がいいっていうのは伝えていたんですけどそれがこの…それが隙間になってそして2階こちらからそこに緑ということですよねこの中心がねそこでそっから扇を開いたような感じなんだけどもとてもダイナミックな感じもしますね
(智彦さん)そうですねはいそして信頼に足るコンクリート…あら?上の窓がまたうれしい形でそれに合わせて扉観音開きなんか雰囲気ですねあっここもそうだ緑がうれしいななんか奥さんの雰囲気だなここは見上げてほらこのスリットがあっちこっちにあるわけだこれでも交流を図れるというかコンクリートのかたさをね少し和らげる効果もありますよね失礼しますあぁ〜…天井まで見えるんだねこっからねおもてが見えるわけだでトントントンと上がって大開口こんなガラス窓の…できるの?サッシとか…
(智彦さん)そうですね特注で…すごいねダイナミズムに貢献するというかねずいぶんそういう工夫この実験的なところをよく奥さんが許したというねっすごいですねこんなとこに洗面があるんだもんねこれ何かと便利?
(知子さん)とても便利ですこちらが…失礼しますこれ食事スペースですか?
(智彦さん)ここがダイニングですもしかしたらこういうテーブル・いすは自作?
(智彦さん)はいデザインされて?はいいいですけどねちょっと失礼してあぁ〜いいやこの空間にぴったりだよねあとここもねとても広いんだけどもここは開け閉めできるんだ
(智彦さん)はいここは開けてしまえばいろいろ隙間がありますからね奥さんが願ってたこのねズーッと抜けるというかねそれもこれだけの開口だからねあっという間に空気がおもてに出してくれるような感じですよね
画面中央に見える収納棚の後ろの角にも隙間が
こちらは引き戸付きで閉められます
こちらアールの奥がキッチンだキッチンはどうしても奥さんひと言申し上げたいというどんなことを?小回りが利くコンパクトな感じがいいなと思っていてあまり位置動かずに何でも作業ができるようにっていうのを…ご主人は料理はどうなんですか?時々?そうですね夜ちょっと手伝ったりとか皿洗いとかなんか木が見えるんでやわらかい感じがしますねさて具体的に小回りが利くということですよねどんな感じですかねここでお野菜なんか洗ってあんまり動かずに調理ができる毎日だ
(知子さん)毎日ですアール越しに奥さん見ますと美しいからねまた絵になるというかな何よりもこの窓がねあらら向こうの窓も開いててずいぶん遠く感じるもんね遠近の新たな表現のしかたっていいますかねそんな感じですよねずいぶんいいですね
シンク正面の窓はコミュニケーションの窓
食事の準備中も向かい側の部屋にいる家族と仲よく会話ができます
この日のランチはおとうさんも一緒
斬新なデザインの家ですが多様な居場所があってご両親にも居心地がよいのだそうです
こちらね階段の所ですよ踊り場こっから上だその前に奥の部屋を…失礼しますあら広い!あっうれしいこれ居間スペースなんだ
(智彦さん)ここはリビングで…奥さんが買ってきたんだろうねこれ分かるよねなんかどうだろうな家具を置くことによってずいぶん部屋の表情が変わるっていうかほっとしますもんねアーチの定義って何ですか?これもアーチなんですかねそうですね直角にするよりもこの斜め上の重量を支えるのに有効だっていうので構造的にはやっぱりアーチが…強度ですかもとは大きい空間を作る時に強度だったんだ支えとしてねこれまさに…ですからすごく効果が生まれるわけですよねこの建物は
リビング側の小窓からはこんな景色が広がっています
目的としてはつながってますから一緒なんだけどもでもこのアーチがあることによってのちょっとした差異が生まれるというかねこれうれしいですよねこちらまたテレビを置いてあってこれは?これはこの家の平面図と立面図なんか同じように配置がなされてるっていうか
(智彦さん)視覚のずれで全体がデザインされてくような統一感を狙っていきましたいいですよね絵になりますもんねこっから食事スペースなんかアールの部分がいいですよすごく広く感じる…
リビング側にも隙間が
こちらも引き戸付きです
さてこのあとはまるで茶室のようです
今日の建もの探訪は「外観も間取りも市松の家」
ご家族は建築家の山田さんと奥さん・英智くん・智明くんの4人
さていよいよ3階失礼しますあっトップライトうわぁ〜この階段部分が実に頼もしいですね大開口ね開放感につながる横スリットあっちこっち交流ですよそして各部屋おぉ〜!お子さんの部屋…とは言い切れない大人のいすもありぃのでも子ども部屋か
(智彦さん)そうですね基本的にはフロアつながりですけども色がね違います階ごとによってのそれぞれの部屋が個性的になるということですかねこれまたね3階ですよ高いですよ見下ろしてというねことですよね天井までの開口ですよね空間に豊かさを与えるというかね開放感につながりますよねで部屋の仕切りは大きなアールでということだなところどころに砂利がありますよね
(智彦さん)これがこの箱の中と外を切り分ける緩衝材としてちょっとした距離も生まれるというかなでこのアールの向こう…おっ!畳だこれはもっと…う〜んいいですねなんか和の空間ですよね畳自由度が生まれるっていうかねゴロッとなってもいいわけですよねここでほらほら…ほらふ〜んそしてトップライトあれは開閉できるんだで奥が…かぁ〜!寝室につながるんだけどもここでも子どもたちは遊べるというかねこらいいですねアーチだねアーチの奥に寝室今お子さんと4人一緒にね寝てらっしゃるというねここでお休みということだななんかいいですねこのねアーチの奥に寝床があるって昔の竪穴式住居じゃないけどもゆっくり眠れそうだそんな感じしますね背中のこの日ざしが気持ちいいおじいちゃん寝ちゃうよここでな
およそ3.3畳の広さのコンクリートの箱9個を市松に積み重ねたような形箱と箱との間に光と風を通す隙間を設けています
屋内と屋外が混じり合う山田邸
山田さんのお宅いかがでしたか?建築家の自邸です実験的な部分が非常に多くあるんですけどもそれが見事にうまくいったなという感じが致しますねまずアーチがねかたい表情を和らげるというかなんか懐かしい感じもしますよね子どもたちがここで成長するんですけどもでも奥さんの大きな深い理解があってこそという感じがしますまだまだコンクリート打ちっ放しの建物に可能性があるんだなってことを今日は実感しましたね
墨色・朱色・古建具次回はカラフルな色使いやアンティークテーストなど建て主の大好きなものを詰め込んだ家楽しくてついつい…
・「ラララ…」2014/06/07(土) 05:13〜05:38
ABCテレビ1
渡辺篤史の建もの探訪[字]

「外観も間取りも“市松”の家」東京都文京区・山田邸

詳細情報
◇番組内容
9個のコンクリートの箱を市松に配置した形態の家。箱の中の籠った空間と箱の外の開放的空間が交互に現れる。箱と箱の隙間から光・風を導き、より強く外部を意識させる造り。
◇出演者
渡辺篤史
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:61384(0xEFC8)