(テーマ音楽)本名堀内秀。
(アナウンサー)なだいなだというのは正確にはなだ・い・なだ?「なだ・い・なだ」な訳ですね。
元はスペイン語。
それを日本風に書き直したものですよね。
「もうないよないよ何もないよ」っていうような調子で「nadanada」ってこう言いますからね。
日本のアルコール依存症研究の先駆者で作家としても活躍。
ユーモアあふれる語り口で病や人間の生き方について分かりやすく伝えました。
昭和4年東京で生まれたなだいなださん。
好奇心あふれる率直な少年でした。
助産師だった母の勧めもあり慶応義塾大学医学部へ進学精神科医となります。
そして昭和38年にアルコール依存症専門医の道を歩み始めました。
当時患者が急増していたアルコール依存症。
その時の常識では治療法はないと考えられており重くなった人は隔離するという方法が主流でした。
(アナウンサー)知らなかったんですか?「医者には何ができるか」。
なださんは派遣留学生としてヨーロッパで最先端といわれたアルコール治療キャンプに参加します。
それは患者を病棟に閉じ込めず野山を歩いて心を開いてもらおうという新しい試みでした。
帰国したなださんはアルコール依存症の病棟を外出が自由にできる開放病棟に変えます。
臨床の場で最も大切にしたのは患者の言葉に耳を傾け一人一人の心に寄り添う事でした。
更に患者が社会復帰するには社会や家族の認識を変える事が必要だと痛感。
分かりやすく伝える本を書いていきます。
文芸雑誌で作品を発表していたなださんは精力的に執筆活動に取り組みます。
その視点はアルコール依存症だけでなく人間社会に向けられていきました。
「常識には狭い常識ともっと広い常識の2種類がある」。
世の中の風潮に流されず検証する大切さを講演や著作で語り続けました。
その後も積極的に社会への発言を続けたなだいなださん。
73歳の時にはインターネット上に仮想政党「老人党」を立ち上げます。
「社会にお年寄りの知恵を生かして賢い国を目指そう」と呼びかけました。
精神科医で作家のなだいなださん。
人間の心を見つめ社会へのメッセージを届け続けた人生でした。
2014/06/07(土) 05:40〜05:50
NHK総合1・神戸
NHK映像ファイル あの人に会いたい「なだいなだ(作家・精神科医)」[字]
日本のアルコール依存症研究の先駆者、精神科医のなだいなださん。作家としても活躍した。人間の心を見つめ、社会へのメッセージを届け続けた、その思いが語られる。
詳細情報
番組内容
作家・精神科医のなだいなださん。日本のアルコール依存症研究の先駆者であり、作家としてもユーモアあふれる語り口で活躍した。昭和30年代、アルコール依存症の患者が増加。なださんは専門医として、治療のためのさまざまな試みを行った。この病気について、世の中の認識を変えようと執筆活動も行った。やがてその視点は、社会のあり方に向けられていく。人の心を見つめ、社会へのメッセージを届け続けた、その思いが語られる。
出演者
【出演】なだいなだ
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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