ザ・ドキュメント 芸の鬼〜人間国宝・竹本住大夫 奇跡の復活から最後の舞台〜 2014.06.07

(竹本住大夫)やっ母者人。
未だ寝ずか。
おぉわが脇差研ぐ音でなんの寝られう言ふ事がある。
下にゐよ下にゐよ。
ええまあ下に…。
(ナレーション桂南光)
文楽の名人竹本住大夫さんが引退されました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
情けない大夫ばっかりな。
地声ばっかりで。
音曲や。
浄瑠璃知らんのか。
何きょろきょろしてんねん。
ちょっとも勉強せぇへんのんか。
基本常識それ覚えなあかん!気張ってばっかりいてて。
情けないやっちゃほんまに。
どこから習ってんねん。
もうじきしまいやで。
あほばか!行け!よその弟子まで怒らなあかん。
なぁ。
・どうぞすいません。
・じゃあ失礼します。
・失礼します。
南光でございますが。
どうも師匠はじめまして。
お疲れさまでした。
はじめましてって…はあ。
いやもう。
そうですかね。
お客さんに申し訳のうて…今年の2月にこら辞めないかんと思て…うんもう…そうでしょうね。
もう…。
せやけども…でもほんとはまだ…。
やりたい。
好きやもん。
そうでしょうね。
でも…まあせやけどね…あぁでしょうね。
あんたらかてせやと思うわ。
いや私らまだ60超えたとこですから。
芸を極めはる人の言葉には重みがありますな。

300年以上の歴史を持つ文楽は語りの大夫三味線人形遣いで成り立つ芸能です。

今は人形が注目されることが多いのですがかつては語りを聴く芸能でした。

大夫が野球で言うところのピッチャー文楽の花形なんです。
・うまいわろぢゃといがみの権・すしの空き桶よい入れ物・これへこれへと親子して・銀をつけたるこがねずし・蓋閉め栓閉め・さあよいわ・これで目立たぬ提げていけ
文楽の大夫の最高峰…
長年文楽を引っ張ってこられました。
戸をたたく音がな足がやかましいねんうん。
ありがとうございました。
戸壊れまっせ。
・・わらを・・さし・・さし・ばか!どあほ!どんな耳しとんじゃ!同じことばっかり言われてんねんからちょっと自分で工夫せぇよ。
考えよ。
どんな勉強してんねんお前。
舞台のない日はお弟子さんが師匠の家に来はります。

これは気が緩まないためにと言うてはります。

行くほうも大変ですけど来られるほうも大変ですわな。

(竹本小住大夫)おはようございます。
本日はごちそうさまでございました。
おはようございます。
・はいおはようさん。
ごちそうさまでございました。
・はい。
三味線の音浄瑠璃の声の出しようそういうことをやっぱり耳で覚えて耳だけで頭だけでわかってたって口には出てけぇへんねん。
なっ。
聞いて覚え頭で判断し体で覚えていかな。
体からにじみ出るもんなそれまではやっぱり…あぁ。
ぼけ〜っとしてたらあかんわ。
わし見てみ…せやろ…これでええいうことないもん。
(竹本文字久大夫)おはようございます。
長々勝手さしていただきました。
ありがとうございました。
お稽古ありがとうございました。
どやねん。
素直にやれたか?えぇ?基本どおりやれたか?
(文字久大夫)やろうとはしたんですけど。
したんですやない…もうそれをやるようにせないかん。
もうお前らの年であんなもんやれなうそや。
上手ちゃうで。
上手にやれ言うとんちゃうで。
やっぱり…研修生のときにも教えにきてくれる師匠の方々の中でも一番怖かったんですけど。
うんでもやっぱりこの浄瑠璃聴いててやっぱり……思ったんですけど。
うん。
(小住大夫)・ちょうちんひらめく大騒ぎ・早の勘平早の勘平とちがうて!どたま悪いなお前!
(小住大夫)・くだけよ我よと打ちたたき
(小住大夫)・だ
(小住大夫)・ひとまず夫婦が身を隠しあほ!身を隠しいうことあるか!・ひとまず夫婦が身を隠し
(住大夫)…ジュニア。
してへんのか。
こんなに怒ってもらえるのはありがたいことなんですけどね。

そのときはつらいですけど後になってわかってくるんです。
えっ?私たちは義理人情を語るのが商売で…だからその情を伝えるにはもうもちろん芸の善しあしもありますけどもやっぱり…僕でも…それで…それまではもうしまいまで声が続くやろかしら息が続くやろかしら。
このぐらいやったらどないやったらええやろうか。
ああやろかこうやろとかそんなこと舞台で思てたら情というもんは伝わらない。
やっぱり…
どこの世界でも一流になるのは厳しいです。

ことに文楽の修行は時間がかかるんです。

師匠は舞台の前と後に必ず神様に手を合わせはります。

名人でもいっぺんごとの舞台を大事にしてはります。

文楽の大夫はおなかから声を出すために腹帯をきつく巻き砂などが詰まった袋おとしを懐に入れます。

広い会場にマイクなしで隅々まで声を響かせんといけませんから。
お願いいたします。
これから語るのは桂川連理柵帯屋の段。

情もあり笑いもある人気作品です。

師匠は文楽らしい演目と言うてはります。
あぁ〜。
江戸時代年の離れた男女の遺体が京都の桂川で発見された事件。

それを不倫の末の心中として脚色した物語です。

14歳のお半をみごもらせた中年男長右衛門。

2人が追い詰められ心中へ向かっていく様を語ります。
・抱き起こして・顔つくづく
(住大夫)
文楽は江戸時代に大阪で生まれました。

当初の人形はもっと簡単なもので文楽は聴く娯楽として親しまれていました。

昭和の初め頃までは趣味で浄瑠璃を語る人もたくさんいたんです。

住大夫さん戦後すぐお父さんと同じ大夫の道を選びます。

翌年文楽一家の光子さんと結婚。

しかし当時文楽は危機的な状況でした。

公演は赤字続き出演者がポスターを貼る苦しい時代でした。

(岸本)私の父親が近くまでね夜ちょっとちょっと一杯飲んでご機嫌なってねパチンコに来たんですって。
それでパチンコ皆お金持ってたお金使ったから私のところ…で私が…そしたら何でお母ちゃんとこ言うてけぇへんねん!って父親が言うて。
ほんなら…
(住大夫)そらもう…
ところで女将さんふだんの師匠ってどんな方なんですか?
ははっ。
どういう方なんでしょうね?ははははっ。
まあ…自分のやったテープを何べんも聴いてこう…っとこうねぇ考えてますから。
自分にも厳しいですね。
不器用で人一倍稽古したとおっしゃる師匠。

若い頃厳しい指導を受けはったそうです。

お前それでも大夫か!何年やってんねん!
後輩の前でぼろくそに言われたとか。

その親切なお稽古があってこそ今があるとおっしゃっています。

それやからお弟子さんにも厳しいんですな。
聞いてるほうですよ汗が出るほど……私に言うたんですよ。
嫁はんの親がね。
(住大夫)これより七代目竹本住大夫襲名ご披露ご挨拶を申し述べ奉りまする。
ひとえにこいねがいあげ奉りまする。
(拍手)・引きずり
(文字久大夫)声だとどうしてもその語ってる本人がそのままやろうとしちゃいますけどそうじゃなくてそういう登場人物が浮き上がってくるんですよ。
でその十兵衛っていうて息子の役その十兵衛が語ってるときにどうも悲しくなるんです。
すごくこう…
師匠の文楽人生は女将さんの支えがあってこそ。

普通は自分で書く床本女将さんに書いてもらってはったんですな。
一番上の取ってんか。
あっこれね。
うん。
あっこれね五人伐ね。
こんなんこれ嫁はんに書いてもうて。
はははっない本を書いたんですよ。

(スタッフ)あぁ〜。
これちょっと字が細い。
死んだ…嫌みや…。
ふふふっ。
こっちは…手紙でも何でも今やこの人や。
せやからね…ふふふっ…わかります?大体芸妓はんとのつきあいが多いんですよ。
当時料亭行くし。
料亭のお客さん文楽来る。
そやから女将さんや仲居さんや芸妓はんとね…それはもう結局…
ほんまですかいな。

大阪に…
大阪府や市の協力で演者をサポートする文楽協会も出来修業に専念できる時代になりました。

…多くの栄誉に輝き芸の極みを目指す順風満帆な日々でした。
ばぁ〜!こんにちは。
こんにちは。
ははっそんな顔しな。
・やめて。
・ゴウ君こんにちはって言った?
しかし想像しなかったことが起こります。

頼りにしてきた大阪府や大阪市の補助金が見直される事態になったのです。
橋下徹ばんざ〜い!ばんざ〜い!ばんざ〜い!
(拍手)
新しいタイプの政治家の登場が始まりでした。

(橋下)何で…無条件にお金もらえるんですか…
ほとんどの演者は文楽協会が受けてきた補助金の使われ方を詳しく知らずに来ました。
おはようございます。
まあ…新しい市長さんが就任されましてですね…。
当初批判の矛先は文楽協会への天下りでしたが次第に文楽そのものに及ぶようになります。

深刻な状況になっていきました。
そういう…そいで…以上です。
補助金の停止名指しの批判。

こじれていく事態に師匠は文楽の顔として責任を感じていました。
難しい問題やわうん。
僕らさっぱり井の中のかわずでわかれへん。
心配で眠れない日が続いていました。

そして恐れていたことがついに起きたのです。
やっぱりねちょっとまあその…えぇ〜その点はあのこう…
楽屋から師匠の姿が消えました。

師匠の病気は…
…でした。

大夫には致命的な言葉への後遺症。

先のことは誰にもわかりませんでした。
元気にしてはりましたです。
まあちょうど行ったらリハビリ中でしたけれどもはい。
(スタッフ)どんなことされてるんですか?えぇ〜まあ意外とねハードでふだんこうやって倒れられる前でもなさってないような激しい動きが多いので私ら見守ってるほうがドキドキしながらだからほんとにねすごい。
階段の上り下りとかもね普通にしてらっしゃいますけれどもはい。
汗かいてはりますね。
病との闘いの日々でした。

もう1度舞台に出たい。

その思いを支えたのは家族や弟子たちでした。

住大夫一門の絆ほんまに強いです。
じゃあしっかり上げま〜す。
はい12345。
ゆっくり下ろしましょう。
うん低めでも結構ですよ。
どうぞ上げてください。
12345。
はいゆっくり下ろしま〜す。
けっこうしんどいですか?大丈夫ですか?首がだるい。
・首がだるいですね。
力はいるんですけど力は抜いていただくというのか。
・12345678910。
しっかり上がりましたねもう。
はい上げ方良かったですよ。
「ぱたかぱたかぱたかぱたからぱたからぱたからたからたからたから」らが言いにくい。
「らさらしらすらせらそ」。
り…「らさらしらすらせらそ」言いにくいで。
何でもないことをな。
そらもう泣いたわ。
半年後奇跡は起こりました。

師匠は再び舞台に戻られたのです。
・豊秋津州の大日本やっぱり…だからふだん…・胸の内書残す
これは近頃河原の達引通称堀川。

稽古も言葉のリハビリになっていたんでしょうか。
・この家主が・この家を居なりに買うてくれぬかと頼まれる・ヤレ嫌やの嫌やのあの腹にかからん過ぎやわ。
う〜ん息が続けへん。
(野澤綿糸)そうですか?うん。
えらいこっちゃ。
これせやけど難しいですよ。
難しい?何べんやったって難しいですよこれ。
難しいねぇ。
あぁ〜こんだけやってんねやからほんまに古住大夫時分からやってんねん。
あぁつらい。
(野澤)まあまだ稽古2日目です。
頑張りましょう。
ははっ。
頑張らなしゃあないもんな。
(野澤)ほんまですよね。
せやけどやっぱり大したもんですようん。
90になろうとしてねぇ体壊して復帰して。
お客さん得心させるっていうんですからそんなん僕なんてとてもじゃないですけど考えたこともないですよそんなんうん。
倒れた段階ではぁもうええわと思っちゃうんじゃないかなと思って。
よっぽど好きなんだなと思いますよ。
(拍手)
復帰し現役を続けたことで菊池寛賞までもらいはりました。

あのときはまだ続けたいとおっしゃってましたが…。

(岸本)ありがとうございました。
本当おめでとうございます。
誰もいない高みに1人立つ師匠の心は曇り始めていたんですね。

(岸本)どうぞよろしくお願いいたします。
突然電話かかってきてあぁ来た!と思いましたよ。
いよいよ来たなって。
そりゃもう大体見当ついてましたからね。
突然呼ばれましてねはい。
14日ぐらいでしたか?いやもっと過ぎ。
15日過ぎや。
15日過ぎに電話かかってきて。
堀川もこれはもう…それで…何か…あぁ〜何か変だなと思って。
何か全然…まあ…何かやれんわっていう日が多くなったみたいなんですよね。
そこにもってきて…そうすると…恐らく…それも1つ気でもう……思ったりもするけども。
でもまさかこの4月5月ですぐに引退されるとは思わなかったです。
引き際難しいって例えば誰かに引導を渡されてやねもうやめといたほうがいいんじゃないですかって言われてやめるのとやっぱ自分で判断するっていうのと違うわけですよね。
お客さんにはわかれへんと思う。
僕自身が。
まず…やっぱり自分自身気持ち悪い。
うん。
でこんなんをお客さんに…何とか…。
これができへん。
(スタッフ)ボタンが。
68年の文楽人生に幕を引く決断をされました。

残るは大阪と東京の引退公演だけ。

お弟子さんも引退公演の稽古です。

師匠の東京の演目は体力に配慮して前半の枕15分を弟子の文字久大夫さんがやります。

(三味線)・善し悪しの・身は世に連れて与之助の・戻り馬の八蔵と変はる渡世も・変はる渡世も・変はる渡世もお前はなあほはな…。
・変はる渡世も…って言うてんねんわかってるか?お前は・変はる渡世もわしは・変はる渡世も渡世もここや。
太い息や太い息じゃ!
(文字久大夫)・戻り馬の八蔵と・変はる渡世も口強き言えてへんやないけ!言えてへんのにやるのか!横着もん!・今の哀れな話を聞いては・いやもうもうもうもうもう音や音や音や。
・もうもうもうもうって言うんちゃうねん。
それも音で言うねん。
音で言うねん音曲や。
・いやもうもうもうもうもうたんまらぬと
昔はどの世界の師匠もこういう稽古をされていました。

伝統の芸をつなげていくための厳しい指導。

これが弟子への愛なんです。
明日もっぺんやろか。
(文字久大夫)お願いします。
「お願いします」て心安ぅ言うな!覚えんかい!教えてるもんの身になってみ。
心安く稽古稽古って何にも覚えんと。
怒られるばっかりで何一つ覚えてへんやないかい。
おっと。
病人のわしがこんだけ大きな声出してやってんねや。
ちっと俺の身にもなってくれよ。
こんだけやってきてまだわからんかっちゅう師匠にしたら歯がゆいというのもわかりますはい。
大夫の僕自身の息で浄瑠璃を情のある浄瑠璃を語ってお客様に情を伝えるっていうところを結局注意されてる細かいこと全てはそこにこう通じてるようには最近ようやく思うようにはなりましたです。
おはようございます。
おはようございます。
師匠ご自身のお稽古も始まっています。
なっこれほんまに楽しみやな。
人気のない狂言やけどな。
東京の引退公演の演目…
くしくも父親六世住大夫が引退で語った思い入れの深い作品です。

父から譲り受けた床本で語ります。
病み煩ひの力となる。
おっほんに我が子のことより。
・きらめくばかりに研ぎすまし・仕済ましたりと鞘に納め・尻ひつからげ立ち上がる・納戸の障子さつと開け・八蔵こりゃ何するぞと・声かけられてびっくりしやっ母者人。
未だ寝ずか。
はぁ…1人でやりたいな。
そうですね。
1人でやりたい。
お稽古でここまでいけんねやったらね。
1人で…。
いやほんまに。
やっぱり枕からやらんとね感じ出ませんね。
うん出ぇへん。
まあでもこれやれて幸せですよほんまに。
もういっぺんほんまやりたいなと思ってましたもん。
これやとか五人伐やとかね。
まあそういう作品があるだけ幸せですよね。
何やってもあかん人っているでしょ。
はははっねっ。
こっちもそれに近づきつつある。
(野澤)何をおっしゃいます。
謙遜でも何でもない。
(野澤)いや続けてたらねそう言われんの嫌ですからね。
(野澤)まあ確かにこれ掛乞やりたかったですね。
なぁ。
(野澤)僕もやってみたかった。
・えぇ〜・いぃ〜
(スタッフ)おはようございま〜す。
・おはようございます。
いよいよ引退公演が始まります。

大阪日本橋の文楽劇場は人であふれかえり連日の大入り。

68年の大夫人生。

いよいよ最後の幕が開きます。

引退公演さぞかし気が張り詰めていらっしゃると思っていましたら。
あぁ〜これ写しといて。
・いや一緒に写真撮ってもらおうかなと思って。
おういいよ。
はよはよ。
・ちょっと待ってください。
・チーズ。
この引退Tシャツを着ている女性大道具さんです。
あっ撮れてます。
ありがとう。
ありがとうございます。
こない笑てることはめったにないねんで。
師匠いくつになっても女性にはお優しいですなぁ。

(拍手)
(三味線)
(拍手)
菅原道真流罪のきっかけを作った桜丸。

責任を感じ切腹する決意をします。

見届ける父親と妻の苦しい胸の内を表現する場面です。
やあ。
あぁ〜ううっ…。
あい。
泣くない。
あぁ〜ううっ…。
あい。
泣きやんない。
あぁ〜ううっ…。
あい。
泣くない。
あぁ〜ううっ…。
あい。
泣くない。
あいあいあいあい。
あいあいあいあい。
あい。
泣きやんな。
・あれ聞いたか女房ども・桜丸が命惜しまれておおきにありがとう。
・お疲れさまでした。
・お疲れさまでございました。
・お疲れさまでございました。
はい。
・お疲れさまでございました。
・お疲れさまでございました。
・お疲れさまです。
ご苦労はんで。
・ありがとうございました。
・お疲れさまでございました。
あのとても良かったです。
あの泣いてましたはい。
最後のところでは非常にこの文楽の将来を思うような重い役どころも引き受けられてですねほんとにお疲れさまでしたということ…。
こういう人がほんとにあの名人なんだなっていうのを後輩とかにも厳しいけど多分一番自分に厳しい方なんでしょうね。
自分にあほ!ぼけ!とかって言わないけどうん納得されない。
だから芸というのはあらゆるものがその頂点はないっていうけどもそれがだんだんだんだんわかってくるんですよねうん。
連日すごいやん終わってからもな。
うんだからもう…
これまでにない観客動員。

師匠はやっぱりスターです。
・佐太の社の・旧跡も・神の・恵みと・大当たり!日本一!・知られける
(拍手)これから私が去りましたあとあの後の文楽の後援に…叱咤激励末永くいついつまでもこの大阪で生まれ育った文楽をお引き立てご後援くださいますことをお願い申し上げます。
ほんまに私ねええ星の下に生まれましたわ。
(拍手)もうほんまに皆さんにね励ましと支えでいろいろな方にもう…ええご縁頂きましてそれで今日まで来ましたことほんとに幸せにありがたく思っております。
68年芸の道を共に歩んできた…
…師匠とも別れを惜しみます。
ありがとう。
おおきに。
おおきにありがとう。
(拍手)・師匠がば〜って出てきてね…。
・・いやな・いやいや気張ってんのちゃうわい。
お染が出てくんのお染が。
そんなん頭に入れて…。
舞台は降りても師匠のお宅では今日もお稽古が続いています。

(伊藤)
美しいバラにはとげがある
5本並んだとき最後に泣くのは誰!?
2014/06/07(土) 09:55〜10:50
関西テレビ1
ザ・ドキュメント 芸の鬼〜人間国宝・竹本住大夫 奇跡の復活から最後の舞台〜[字]

脳梗塞から奇跡の復活をとげた文楽の人間国宝・竹本住大夫さん。稀代の名大夫、一芸を極めた人間国宝の引退までの思いを伝える。

詳細情報
出演者
竹本住大夫
【語り】
桂南光
番組内容
文楽・最長老の太夫、竹本住大夫さん。戦後の文楽を牽引し、大阪市の補助金カット問題でも先頭に立ち対応してきた文楽の大黒柱だ。89歳になるまでの68年間を文楽一筋で生きてきた。
 住大夫さんは自らの芸に妥協がなく、弟子たちに対しても厳しい。「鬼が住大夫」、そう呼ぶ人もいる。弟子が舞台から降りてくると、住大夫さんの厳しい声が楽屋の廊下中に響き渡る。「ばか、どあほ、どんな耳しとるんじゃ」。
番組内容2
声の迫力に、叱られていない中堅若手が身をすくめるほどだ。
その住大夫さんに不幸な出来事が起きる。おととし、2012年の夏、補助金削減問題の渦中、脳梗塞に倒れ、休業を余儀なくされた。太夫としての生命線、言葉に障害が残ることに。それでも、半年のリハビリで復帰。ファンたちを喜ばせた。
 去年12月、「菊池寛賞」の授賞式で住大夫さんは、まだ何年も先まで現役を続ける意思を示していた。
番組内容3
しかし二ヵ月後に引退を発表した。なぜ引退を決意したのか?
 文楽最高峰・人間国宝・竹本住大夫の思いに迫った。
スタッフ
【ディレクター】
柴谷真理子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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