人生の楽園 2014.06.07

今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ…。
何年もの間開けられる事のなかった倉の扉。
この扉が開いた時今日の主人公の夢がかないました。
どういう事かって?それはあとのお楽しみです。
そんな夢への扉があるのがこの倉。
江戸末期麻を保管するために建てられた麻倉です。
3年前町の活性化のためギャラリーに改修され木工や陶芸など個性豊かな作家の作品を展示しています。
その倉の一部を仕切って作られたカフェここが今日の主人公のお店です。
Cafe&BAR麻倉。
ギャラリーとはつながっているんですね。
ただ今お昼時です。
ランチのお客様ですね。
料理を作っているのが今日の主人公。
ご紹介しましょう。
お店の料理は全て幸子さん1人で作ります。
幸子さんが作るのでこう呼ばれています。
しょせん素人なので勉強しながら手作りでやろうと思ってますんで…。
「サチめし」は幸子さんがずっと作ってきた家庭料理の事。
麻倉ではそれをメニューにしています。
そして幸子さんと一緒に働くのは店の共同経営者林剛さんです。
すみません。
お待たせいたしました。
はいすいません。
お待たせいたしました。
ランチは週替わり。
今日の「サチめし」はしいたけの肉詰めフライです。
しいたけがさっぱり感を演出しています。
小鉢ももちろん全部「サチめし」です。
いかがですか?すごい薄味で美味しかったです。
卵焼きも美味しかったです。
美味しかった…そうですか。
店の雰囲気はどうでしょうかね?すごいおしゃれな感じ。
倉ですよね。
元々はね倉で…ねえ。
そうなんです倉なんです。
では桃ちゃん!はい!こんな素敵なカフェ・アンド・バー麻倉どこにあるのか教えてクラさい!今日の舞台は長野県北西部に位置する大町市です。
はるかに望むのは北アルプス。
標高3000メートル級の山々が連なります。
大町市は塩の道として知られる千国街道の通過点にあります。
郷土料理といえば「おざんざ」と呼ばれるうどんです。
こしの強さを引き出す塩を一切使わず代わりに納豆菌を使うという珍しいうどん。
ほぉ…。
ツルツルしこしこの食感が特徴です。
いやこれからの季節冷やしがいいですね。
昼のカフェタイムからバータイムまでの間が休憩時間です。
わぁ小田さん。
はいこんにちは。
元気ですね。
はい。
こちら倉をギャラリーに改修した時のリーダー木工作家の小田時男さんです。
かつて麻を保管していた麻倉。
時の流れと共に朽ちていった倉を小田さんたち作家仲間が中心となって手を加え2011年ギャラリーとして再生させました。
(幸子さん)麻倉がきれいになったっていううわさを聞いたんですよね。
うちの兄のいたずら書きがしてあったもんだから…。
倉を改修する時あえて残したのが…壁の落書きでした。
アが消えちゃってるんですよね。
近所の悪ガキを探すと。
当時の…。
あえて残しておいたんですよ。
(幸子さん)そんなこんなで盛り上がってたら小田さんがこの扉を開けてくださったんですよ。
もっと面白いもの見してあげようって。
そうなんです。
その扉に残っていたのが子どもたちが書いた落書きでした。
(幸子さん)何書いてあるんだろうって見てフッと見たら今度私がここに名前書いてあるんですよ。
フハハハ…。
お兄さんの真似をして幼い頃の幸子さんが書いた自分の名前。
ん?せチコ?
(幸子さん)1文字間違えて書いてるんですよね。
ホントはサチコなんですけど「せチコ」になっちゃってるんですよね。
もう衝撃的なこの…なんて言うんですかね。
ウワッと引き戻されたような感じでしたね。
かつてこの麻倉は近所の子どもたちの遊び場でした。
幸子さんはいつも大好きな兄の明雄さんのあとを追いかけて遊んでいました。
そして遊びのあとの楽しみはお母さんの手料理でした。
私小っちゃい頃にクリームコロッケを食べた覚えがあるんですよ。
それも手作りの。
ああすごいんだなぁ…と思って。
商売をしていた幸子さんの実家には絶えず人の出入りがありもてなしの料理を作るお母さんは憧れの存在でした。
22歳の時松本市出身の孝宇さんと結婚。
1男1女が生まれます。
子育てをしながらご近所に振る舞う料理が評判になり幸子さんのご飯はいつしか「サチめし」と呼ばれるようになりました。
その頃から料理でみんなをもてなす店を開く事が夢になりました。
そして20年。
49歳の誕生日に幸子さんは生まれ変わった麻倉に再会しました。
もうサインしちゃってるじゃんみたいなね。
この倉で夢をかなえよう。
2013年麻倉の一角を借りる事が出来た幸子さんはカフェ・アンド・バー麻倉を始める事にしました。
というわけで本日はよみがえった倉で幼い頃書いた落書きと出会いその落書きに導かれるようにしてカフェを始めたお母さんのお話です。
愛情込めて作る「サチめし」と太陽のように輝く笑顔にみんながみんなクラックラでーす!今日の舞台は北アルプスのふもと長野県大町市。
山から流れ出る冷たい雪解け水を温めるために造られた水路ぬるめ。
水深10センチの浅くて広い水路を通し田んぼに流し入れる水を少しでも温かくする先人たちの知恵です。
幼い頃に書いた落書きがきっかけとなりカフェ・アンド・バー麻倉を始めた今日の主人公池内幸子さんです。
松本市に家族を残し倉のすぐ横にある実家に寝泊まりしています。
家からお店までは歩いて30秒。
まずはこの重たい扉を開けるところから店の一日が始まります。
(幸子さん)「今日も一日頑張るよ」みたいな。
小っちゃい頃の私に言ってる感じですね。
エヘヘヘ…。
カフェ麻倉は10時にオープン。
ご注文は麻倉ハンバーグ。
焼き色を付けたら大量のお湯で蒸し焼きしふっくら仕上げるのが幸子流です。
お〜なるほど。
ハンバーグには大根おろしとナメタケをのせます。
うん。
幸子さんの作る「サチめし」はこってりなのにさっぱり頂けるのが特徴です。
へへへ…。
いいですね。
かぶりついちゃってますね。
ヘヘヘ…。
どうですか?「サチめし」。
お家じゃ作れないような味で美味しかったです。
いや大好評じゃないですか。
これが幸子流のおもてなしなんですね。
休憩時間は買い物の時間。
幸子さんが向かったのは歩いて1分子どもの頃から知っているお店です。
(幸子さん)こんにちは!いつもの…。
はい。
ありがとうございます。
いつものがいい?
(幸子さん)いつもの…。
子どもの頃から知っている玉喜屋さんで米5キロお買い上げです。
こちらは木教男さんです。
子どもの頃の幸子さん覚えてます?小さい時は…。
(幸子さん)小さい時はね。
見たようなんですけどちょっと…。
私はよく知ってて。
かっこいいお兄ちゃんでねお相撲やってて。
今はこんなんなっちゃった…。
アハハハ!これは野沢菜とかね漬けるでしょ?野沢菜とかたくあんとか…。
今食べてみようか。
こんなもんでよかったら。
(直子さん)中身は一緒…。
(幸子さん)うわ美味しそうだ!おお〜野沢菜のおやきだ。
うまそうですね!幸ちゃんならひと口で入りゃしない?アハハ…。
(直子さん)今日はちょっと甘めかもしれない…。
美味しいねー!皮やわらかくてね。
中に3個入ってるからみんなで…。
この日はお友達が遊びに来てくれました。
幸子さんは34歳から松本市の郵便局でパートタイムで働いていました。
その時の同僚小泉圭子さんです。
意気投合した2人に同じく同僚だった林さんも加わりいつかみんなで飲食店を開こうと語り合いました。
3人ともお酒が好きで温泉が好きで…。
(幸子さん)みんな意見が違ったからね。
そっちは居酒屋やりたいって言うし…。
焼き鳥屋みたいな。
炉端が好きなので…。
でも小泉さんは家の事情で茨城に帰る事になり店を開くという夢を2人に託します。
ホントに夢のようなお店が出来たなって…。
3人の夢は今カフェ・アンド・バー麻倉という形で実現しました。
大変長らくお待たせいたしました。
カフェ・アンド・バー麻倉バータイムでございます。
美味しいお酒ご堪能くださいませ。
本日は気心の知れたお客様でございますのでおまかせという事で作らせて頂きます。
適当にエヘヘヘ…。
マダム幸子特製の納豆オムレットでございます。
はいどうぞ。
先生お待たせ。
美味しそう…。
「美味しそう」じゃない。
「美味しい」の!そうなんですよね。
そうなのそうなの。
うん。
(幸子さん)何食べたい?
(女性)ホントに幸子さんの料理ならなんでもいいです。
じゃあカプレーゼ食べようか。
(女性)はい。
トマトにモッツァレラチーズのカプレーゼでございます。
ミョウガを刻んで…。
はーい大葉ものせて和風にアレンジするのが幸子流でございます。
(女性)ああきれい!すごい!きれいでしょ?
(男性)お寿司かと思った。
どう?美味しい?
(男性)ああ美味しい。
美味しいってどんなふうに美味しいのかな?それ言わないと。
幸子さんの愛情の味が…。
ね。
とうとう言わされちゃいましたね。
いらっしゃいませ!いらっしゃい!
(幸子さん)まあ今日もダンディーじゃねえかい。
いや〜もうダンディーが団体引き連れて…。
ハハ!楽しいですね。
この日はカフェの定休日。
幸子さんは月に1度のペースで家族が暮らす松本市の自宅へ帰ります。
かつては夫婦でパンのお店を開いていましたが現在は夫の孝宇さん1人で保育園などに納めるパンを焼いています。
うーん大変だ。
あー帰ってきました。
帰ってきました。
ねえ。
(幸子さん)ただいまー!ただいま!
(孝宇さん)はい!おかえり!ヘヘヘヘ…。
(幸子さん)お!焼いてるね。
これ袋入れる?もう。
(孝宇さん)まだまだ。
まだ?
(孝宇さん)もうちょっと冷めてからじゃないと。
(幸子さん)じゃあお手伝いするか。
エヘヘヘ…。
ねえ幸子さんここでパン屋さんやってた時はどんな感じだったんですか?子どもおぶってね働くんだけどこういうとこにね子どもがね頭をぶつけて…。
幸ちゃんいなければ配達から始まって…。
(幸子さん)そうよ私がいなければ。
いやぁホント働き者だったんですね。
家に帰れば孝宇さんのために料理の腕を振るう幸子さん。
この日の「サチめし」はあんかけ焼きそばにしました。
おお〜!あんかけ焼きそばいいですねぇ。
野菜たっぷり今日も「サチめし」うまいぞ!完成しました西田さん。
ヘヘへヘ。
ごま油で香り付けしているのが幸子流です。
いやぁうまそうだな。
いただきます!はいいただきます。
孝宇さん久々の「サチめし」いかがですか?さすが幸ちゃんの味だねぇ。
エヘヘへ。
(幸子さん)だろ?うん。
久しぶりで涙が出るよホントに。
フフフ…。
幸子さんがカフェ麻倉始めたいと言った時孝宇さんは?おおすげえ!ありがたいですね。
落書きがあったから一つ踏み込めたあれじゃないですかね?いやぁ孝宇さんの応援に感謝感謝ですね幸子さん。
この日カフェ・アンド・バー麻倉が借りている畑では共同経営者の林さんが夏野菜の苗を植える準備をしていました。
指導してくださるのは畑の師匠
(幸子さん)先生ごめんね。
遅くなっちゃって…。
(遠藤さん)いやいや…。
(幸子さん)悪いねぇ。
あたしゃ何しりゃいいね?
(遠藤さん)そうするとじゃあ植えるら!
(幸子さん)植える。
遅れてきても優しく迎えてくれる畑の師匠。
幸子さんどこでこんな素敵な師匠と出会えたんですか?酒屋だよね。
(幸子さん)居酒屋だよね。
ハハハ。
この手を見ただ。
この手を。
「おじさんは畑やってるかい?」って聞いたらね「おら馬鹿言っちゃいけねえ。
専門家だ」って言うもんで「じゃあちょっと教えてくんねえかい」…。
エヘヘ…。
ぎゅっと押えちゃっていいの?でどうしただい!え?次の日にゃこの広い畑を借りてくれて一から指導してくれたってか!そんでもって肝心の野菜は採れたのかい?去年はいっぱい!いっぱい実って…。
あ〜は〜幸子さんそりゃホントにいかった。
さて今夜の「サチめし」はなんでしょう?はい。
娘の彩香さんが泊まりに来てくれたので今夜は2人で餃子パーティーです。
いいなー。
餡の白菜を1度下ゆでするのが幸子流です。
手間はかかりますが美味しくなるそうですよ。
お〜…なんかいい音だ。
焼けてますねうまそうに。
(2人)乾杯〜!エヘヘ…。
まあ餃子といったらビールですよね。
いいですね〜焼きたてだよ。
熱くない?大丈夫?熱い!ヘヘヘヘ。
ところで彩香さん。
お母さんがお店始めようって言った時どう思いました?小料理屋みたいなのをやりたいみたいな事を…ホントに前々からずっと言ってて。
やったらいいじゃないか!エヘヘへ…。
こうやって気持ちよくねやれる時にやっといたらって言われた時はちょっと嬉しかったですね。
うーん。
彩香さんの後押しがあったんですね。
あの落書きの事はどう思いました?なんだろう…そんなね運命的な出会いがあってとんとん拍子だったらもう…行け!っていう感じだろうな。
ハハハハ…。
ヘヘヘヘ。
いやぁ家族みんなが応援してくれてます。
休み明けのこの日はたくさんのお客様です。
ギャラリーからもいらっしゃいます。
林さん1人ではてんてこ舞いです。
(幸子さん)はいちょっと待ってね。
いやぁ今日は彩香さんもお手伝いをしてくれています。
ああ「サチめし」いい具合に出来てます。
お待たせ。
待ってた。
こちらは本日のランチアスパラの肉巻き。
みそダレで香りよく仕上げるのが幸子流です。
召し上がっているのは中学校の同級生です。
同級会もね。
ここでやってくれたりとか。
うーん倉での同級会。
これぞまさにクラス会。
アハッアハッアハハ…。
この日麻倉の仲間たちが集まって恒例のパーティーが開かれました。
じゃあ今日は皆さんいっぱい飲んでいっぱい食べて…。
(一同)カンパーイ!さあ始まりました。
まずはジンギスカンで腹ごしらえです。
焼き手は幸子さんの息子修一朗さんですねぇ。
あ!倉の改修のリーダーを務めた小田さんも来てます。
おおうまそうに焼けてますね。
でも幸子さん肉もいいけどもちろん今日も自慢の「サチめし」用意してあるんでしょうね?ピザ。
いいね〜!今日の「サチめし」は生地から手作りしたピザです。
さ!ここにいるみんなで造った自慢の石窯でピザを焼きましょう!う〜ん。
おおふっくら焼けてますね。
私断言します。
絶対にBUONO!間違いなくうまい!アハハ!はい!ピザ!焼けました。
焼けましたよー!さぁ皆さん今日の「サチめし」いかがですか?う〜ん…。
シズル感!うまい!シズル感溢れてる…。
サクサク!う〜ん!美味しい!うん美味しい!いやぁ幸子さんの愛感じていただけたようです。
あの人柄のよさでお客様も来てくれてると思いますね。
気さくで分け隔てなくねお付き合いが出来てる。
ああそうですか。
では池内家を代表して長男の修一朗さんひと言お願いします。
とにかくやりたい事をやればいいんじゃないかなって。
あと残りの人生楽しんでくれたら…。
(幸子さん)アハハハ…!幸子さん残りの人生目一杯楽しみましょう!偶然出会った幼い頃に書いた落書き。
たった6文字のつたない文字が新しい人生の扉を開きました。
美味しい家庭料理でたくさんの人たちをもてなしたいという夢。
素敵な仲間たちとの出会い。
そして優しい家族の後押し。
みんなが1つになってカフェ・アンド・バー麻倉は生まれました。
幸子さんこれからも素敵な「サチめし」作り続けていってください。
幸子さんに幸あれ〜!!はい楽園通信です。
桃ちゃん大町市の麻倉一緒に行きましょ!ね。
はい喜んで!お願いします!工芸作家のギャラリーやワークショップの場として使われている古くて新しい倉麻倉。
うん。
現在「大町のしつらえ展」を開催しています。
お〜いいな。
倉に眠っていたいにしえの技と現代の工芸品との融合が楽しめます。
オーマッチしてるね!ってな!なー!ギャラリーの隣にあるカフェ・アンド・バー麻倉。
幸子さんの落書きを見ながら「サチめし」を堪能出来ます。
カフェタイムのランチは3種類から選べます。
バータイムでは大町市に3軒ある酒蔵の飲み比べセットがおすすめです。
「サチめし」と飲み比べセット両方お願いします!ほどほどに!はーい!次回は滋賀県近江八幡市が舞台。
定年退職後に手漕ぎ船の船頭さんになったお父さんのお話です。
水郷の景色が楽しめます。
今が旬のおいしい食材このアスパラガス…。
2014/06/07(土) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
人生の楽園[字]

『落書きが導いた夢のカフェ』 改装されギャラリーとなった故郷の麻倉で、幼い頃に自分が書いた落書きを見つけて感動。ずっと夢見てきたカフェを麻倉で始めた女性を紹介。

詳細情報
◇番組内容
楽園の舞台は北アルプスを望む長野県大町市。人に料理をふるまうのが大好きだった主人公は、カフェを開きたいという夢を抱き続けていたが、ある日、幼少時によく遊んでいた麻倉で、自分が書いた落書きを発見。運命的なものを感じ、その倉にカフェを開いた。家族の後押しもあり、毎日お客さんをもてなしている。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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