(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」・「追っかけて」・「はだしでかけてく」・「陽気なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「おひさまも笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」・「買い物しようと街まで」・「出掛けたが」・「財布を忘れて」・「愉快なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「小犬も笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」
(ワカメ)《見てチョウチョウ》
(フネ)《やっとできたようだね》《すごいじゃない》《見て!お兄ちゃん》
(カツオ)《うん?》《うん。
ちゃんとできてる》《分かったから食べなさい》《お父さんに見せるの》《また作り直せばいいでしょ》《できないかもしれないもん》
(カツオ)《偶然できたのか》《そうなの》《じゃあ父さんが帰るまでずっとそうしているつもり?》
(ワカメ)《うん》《早く帰らないかなお父さん》《遅いなお父さん》《はっ!んっ…》《ワカメ》
(ワカメ)《うん?》
(カツオ)《クフフッ》
(ワカメ)《持ってきてくれたの?》《あ〜ん》《あ〜ん》《おいしい》《もう諦めろよ》《諦めない。
あ〜ん》《しょうがないなあ》
(サザエ・フネ)《ウフフッ》
(波平)《そうかずっと待っていたのか》《パジャマにも着替えないんですよ》
(ワカメの寝息)《上手にできたじゃないかワカメ》
(ワカメの寝息)
(波平)ほう。
これがあのときの。
覚えてらっしゃいますか?うん。
苦労して作ったチョウチョウだろう。
ワカメは全然覚えてないのよ。
あや取りは忘れたけどお兄ちゃんがイチゴを食べさせてくれたのは覚えてるわ。
(マスオ)いいとこあるじゃないかカツオ君。
そんなことあったかなあ?あのころのお兄ちゃんは優しかったもん。
あのころのワカメはかわいかったからだよ。
今はかわいくないってこと?
(タラオ)カワイイです。
いったいどこから出てきたんだ?ワカメのスカートのポケットに入ってたのよ。
青山のトシオさんの子に送ってあげようとして整理してたんですよ。
トシコちゃんがはくの?あの子はスカートよりズボンの方が似合うよ。
カツオを女の子にしたような子だからな。
お父さん…。
(大人たち)フフフッ…。
お母さんスカートのポケットにあや取りを入れてあげれば?
(カツオ)うん。
あや取りでもすれば少しは女の子らしくなるかもね。
(タラオの泣き声)
(ワカメ)タラちゃんどうしたの?トシコちゃんにいじめられたです。
(ワカメ)来てるの?
(トシコ)タラオ!男のくせにぴーぴー泣かないの!トシコちゃん。
(トシコ)あんた誰だっけ?ワカメよ。
ふーん。
大きくなったじゃない。
まあ…。
んっ?はいてくれたのね私のスカート。
はいてやってる。
お古だけどね。
まあ。
スカートのポケットに…。
あっ!お母さんが縫い付けちゃったんですって。
どうして?
(フネ)トシコちゃんポケットに手を入れて歩く癖があるそうなんだよ。
余計生意気に見えるからお母さんが気にしてね。
あや取りどうしたのかしら。
(フネ)それは聞かなかったけど…。
おばさん。
おなかぺこぺこ。
(フネ)はいはい。
(トシコ)うん?何してんのタラオ自分のうちでしょ!おいで。
引っかいたりしないから。
(タマ)ニャー!あーん。
(ワカメ)あーん。
(トシコ)うん?何を見てるの?トシコちゃん。
今どき2階のない家は珍しいと思って。
はあ…。
(フネ)まあ。
ただいま〜。
ああっ!
(トシコ)おっす!カツオ。
呼び捨てにするな!
(トシコ)うん?うーん?頭に何か付いてる?まだ伸びないの?髪の毛。
(カツオ)こういう頭なの!
(サザエ・フネ)ウフフフ…。
ええ。
とてもいい子にしてますからご心配なく。
トシコちゃんのお母さん7時までに迎えに来るそうだよ。
いい子になんかしてないじゃない。
(タラオ)してないです。
おばちゃ〜んお手紙!・
(ワカメ)お兄ちゃ〜ん!
(カツオ)うん?
(カツオ)うん!?僕のランドセルを開けたな!口が開いてたもんワニみたいに。
ねえ遊ぼう。
友達と遊ぶ約束があるんだ。
(ワカメ)私宿題をやらなくちゃ。
タラオは泣き虫だから誘わない!あ〜あつまんない。
(花沢)あんたどこの子?
(トシコ)迷子。
えーっ!困ったわねえ。
(トシコ)ここに地図が入ってる。
トシコちゃ〜ん!トシコ〜!
(ワカメ)悪いわ呼び捨てにしちゃ。
お互いさまだよ。
1人で帰ったんじゃないの?帰れるわけないでしょ。
カツオは公園の方を見てきて。
僕も行くです。
お願い。
頼むわよ。
トシコちゃ〜ん!はい開いたわよ。
(トシコ)何?これ。
あや取りみたいだけど何でこんな物が。
それはワカメちゃんに聞かないと。
ワカメちゃん?
(トシコ)あっ…。
・
(戸の開く音)
(トシコ)迷子になっちゃって。
えへっ。
わざとでしょ。
面白いねあや取り。
トシコちゃんほど面白くないけどね。
えへへっ。
(ワカメ)もう…。
(波平)ハハハッ!それはとんだ災難だったな。
あんな親戚がいるなんて信じられないよ。
られないです。
一時は警察に届けようと思ったんですよ。
ワカメのあや取りのおかげで見つかったようなもんだけど。
あや取りは偉いです。
もうくたくた。
ワカメトシコちゃんからはがきが来たわよ。
読みたくない。
いいから読んでごらんなさい。
ワカメ宛てなんだから。
「り」と「し」が逆さま。
一生懸命書いたのよトシコちゃん。
よほどうれしかったんだねえ。
うん!文字もうれしそう。
このくらいね。
(ワカメ)うん。
(ざわめき)400円なり。
(中島)400円なり〜。
うん?どうして私のこと400円って言うのかしら?今1本200円だからでしょう。
(女性)うん?ダイコンが。
(女性)うっ!
(マスオ)迷惑な〜。
僕は回答したまでです。
う〜ん何だったかしら?何考えてるの?あんたじゃ無理よ。
うろちょろしないで宿題終わらせちゃいなさいよ。
マスオさん。
うん?APECって何だったかしら?今忙しいから後で。
APECエイペック。
アジア太平洋経済協力会議の略だよ。
そうだった!・
(物音)うん?辞典落としたわよ。
うん?これは…。
フフ〜ン。
辞典を見なくてもできるものを置いておきました。
君の宿題じゃないか。
人を当てにするなよ。
う〜ん。
う〜ん。
ああ…。
あなたいいところに来たわ。
今度は何だい?クロスワードパズルやってるんだけどここに入る言葉分かる?う〜んどれ?う〜ん。
じゃあ私はこの間に。
何だい人に考えさせといて君は何をするんだい?もーっと難しい問題考えるのよ。
うん?今夜の献立。
(マスオ)えっ?パズルよりずっと易しいと思いますけど。
おいおい自分でやらないと駄目だろ?まったくすぐ人を当てにするんだから。
はっすみません。
あ〜お母さんいいんですよ〜。
お手洗いの電気が切れちゃったんで交換していただこうかと。
やりますやります。
こういうことなら頼りにされた方がうれしいけど。
カツオ君自分のことはね…。
トイレに入るんですけど。
(マスオ)あっ…。
(波平・サザエ)わっ!父さん!どうしたの?
(波平)あそこに外国人がおるだろう?話し掛けられたら困るから急いで帰ってきたんだ。
私も困るわ全然話せないもの。
裏からこっそり出て行こっと。
うん?うん?フフ…。
あっ忘れ物忘れ物。
話せなくても身ぶり手ぶりで結構通じるもんだよ。
う〜んまだいるわ。
こういうときに限って人通りがないね。
買い物遅くなっちゃうわ。
あなたお願い!わっ!とっとっ…。
うん?フフフ…。
キャナイヘルプユー?ここのうち知りませんか?何だ日本語話せるんですね。
はい話せます。
(マスオ)助かった〜。
私も助かりました。
(マスオ)OK!う〜んサザエこの方を案内してくるから。
(男性)もうだいたい分かりますから。
暇ですからお探しのお宅まで案内しますよ。
(男性)すみません。
(男性・マスオ)ハハハ…!すごい!磯野君のお兄さん外国人と話してる。
(三郎)毎度〜。
うん?あっ!?えっ!?マスオ兄さんが?そうよ。
ぺらぺらだったわ。
マスオ兄さんが英語話せるって聞いてなかったなあ。
自慢するような人じゃないからね。
(カツオ)そうだけど…。
父ちゃんがね…。
(花沢の父)《花子マスオさんに英会話を教えてもらえ》《英語が話せりゃ怖いものなしだ》磯野君からもお兄さんに頼んでくれない?僕も磯野のお兄さんなら教わりたいな。
(西原)優しいからね。
磯野君二人で英語が話せるようになれば花沢不動産もじゃんじゃん繁盛するわ。
かっ勝手に決めないでよ!父ちゃんが言ってたわ。
これからは外国のお客さんも来るようになるだろうから必要だって。
マスオ兄さんに聞いてくる。
(花沢)磯野君!まったく勝手に決め付けるんだから。
あっカツオ。
姉さん!マスオ兄さんが英語話せるの知ってた?私も驚いちゃった。
何マスオ君が?親しそうに話してましたよ。
お父さんが逃げてらした外人さんですね。
逃げたなんて人聞きの悪いこと言うな。
マスオお兄さんすごいわね。
(タラオ)パパすごいですか?すごいわよみんなが話せない言葉を話せるんだもの。
おじいちゃんも話せないですか?話せないから逃げてきたんじゃない。
逃げた逃げたと言うな。
(フネ)フフフ…。
マスオさんはホントすごいですね。
パパはすごいです!
(くしゃみ)何か嫌な予感がするな〜。
(一同)フフフ…。
《うん?嫌な予感ってこれか〜》僕が話してたのは英語じゃなくて日本語です。
(一同)えっ!?
(マスオ)相手が日本語が上手だったので助かりました〜。
じゃあお父さんも姉さんも逃げることなかったんだ。
逃げるだなんて人聞きの悪いこと言わないでよ。
お父さんも同じこと言ってた。
(タラオ)たくさん言ってたです。
(波平)うっ…。
(カツオ)クフフフフッ。
みんなの期待を裏切ってしまったようだから道案内ぐらいできるように少し勉強しますよ。
聞いたかカツオ。
マスオ君のこういうところがお前には欠けとる。
そうですよ宿題だってまだ終わってないんでしょ。
うっううっ…。
(波平)マスオ君に勉強教わるより期待に応えようとする精神を教わるがいい。
エクスキューズミー。
(男性)ノーノー英語駄目。
ウン?ウ〜ン。
オオッ。
うん?う〜ん…。
うん!?奥さまこんな柄の悪いマナー知らずをのさばらしておくんですか?息子です。
今忘れ物を取りに行ってもらったんです。
ああっ…。
あ〜。
すごい行列ね。
はっ?
(甚六)最後尾はこちらで〜す。
ご順にお並びください。
甚六さん。
サッサザエさん。
アルバイト?すみません。
うちの連中には黙っててください。
内緒にしろと言うの?はい。
実は予備校の合宿に行ってることになってるんです。
まあ…。
その代わりお買い得品をご案内します。
(甚六)お〜い佐藤!ちょっと代わってくれないか?あ〜重かった。
ずいぶん買い込んできたもんだねえ。
私のもある?あるわよ〜。
タラちゃんやカツオの分もね。
食べ物はないの?あるわけないでしょ。
衣料品のバーゲンなんだから。
半額以下の商品が山積みなの。
私もあした行ってみようかね。
母さん一人で?ちょうどお軽さんに誘われてるんでね。
ええっ?何か都合の悪いことでもあるのかい?いえいえバーゲンは体力がいるし。
心配ないよ。
お軽さんは私より元気だし。
ちょっと相談してこようかね。
母さん。
姉さん何か隠してない?隠してるわよ。
はいカツオのパンツ。
どうも引っ掛かるなあ。
(ワカメ)何が?主婦同士の秘密がありそうな気がするんだよ。
甚六さんが!?シーッ!声が大きいわよ。
何とか中止にできないの?私よりお軽さんの方が張り切ってるんだよ。
ねえ中島君のお兄さんアルバイトしてない?今はしてないと思うよ。
じゃあ誰なのかしら?昨日母ちゃんがバーゲンに行ったらプラカードを持った人がいてね。
その人見たことあるようなんだけど思い出せないんですって。
あっそれで中島のお兄さんじゃないかと思ったの?他にアルバイトをしそうな知り合いっていないでしょ。
アルバイトをしそうな…。
はあっ!
(お軽)気が遠くなるような行列ね。
(フネ)諦める?とんでもない。
せっかく来たんじゃないの。
だったらその辺のベンチで休んでて。
何言ってんの。
行くわよおフネちゃん。
そんなに慌てなくても。
お軽ちゃん。
(お軽)あそこが最後尾みたいよ。
(フネ)ああ…。
はいこちらが最後尾でだいたい1時間待ちになりま〜す。
まあ1時間も。
どうする?お軽ちゃん。
1時間ぐらいおしゃべりをしていればすぐに過ぎるわよ。
危なかった。
あっ伊佐坂先生!ハチの散歩ですか?
(難物)やあ甚六のやつが予備校の合宿で留守なんでね。
今日からですか?いやおとといからだが。
おととい?僕の推理は外れたかな。
何の推理だね?いえ何でもありません。
(難物)んっ?姉さん僕予備校に入ったらバイトするよ。
何で予備校なのよ。
僕の頭でストレートに大学に入れると思う?自慢することじゃないでしょ。
何のアルバイトをするの?
(カツオ)ほら行列の後ろで「最後尾」って書いたプラカードを持つ仕事。
「最後尾」ですって!?
(フネ)ただいま。
(ワカメ・タラオ)おかえりなさい。
お母さんプラカードを持った甚六さんと会わなかった?えっ!?しゃべっちゃったのかい?サザエ。
カツオに引っ掛けられたのよ。
まあ!
(カツオ)クフフフッ。
カツオったらホントに知能犯なのよ。
けしからん!鎌をかけるようなことをしおって。
それはさておいて僕たち家族は一丸となって甚六さんを守るべきだと思うんだ。
(タラオ)守るです。
いつも優しいもんね甚六さん。
それとこれとでは話は別ですよ。
(波平)さよう。
親に内緒で予備校をサボるような息子の味方をするわけにはいかん。
そうよ。
知らんぷりするわけにはいかないわ。
でもバイトをするには何か事情があったんじゃ…。
そうだよ。
遊んでたわけじゃないんだからね。
うーん…。
(花沢の母)あっ!思い出した!脅かさないでよ。
いきなり大声出して。
何を思い出したんだ?最後尾のプラカードの人だよ。
ずっと考えてたの?母ちゃん。
(花沢の父)で誰なんだ?伊佐坂先生の息子さんだよ。
(花沢の父)あれだけ偉い小説家でも息子に苦労をさせるとは立派ですな。
そのこと誰かにおっしゃいましたか?夕方伊佐坂先生にばったり会ったもんで。
はあ〜。
どうかしましたか?・
(甚六の鼻歌)ただいま〜。
いやあ東京は暑いなあ。
佐藤君のアパートはクーラーがないみたいだからね。
佐藤がどうしたのさ?
(ウキエ)兄貴もうみんなバレてるわよ。
親父…。
授業料を払えない友達のためにバイトを手伝ったそうだな。
そいつバイトして授業料払ってるんだけど先月風邪ひいちゃって…。
今月中に払わないと退学になっちゃうんだよ。
(難物)親は何のためにいると思ってるんだ?えっ?そういうときのためにいるんだ。
親父…。
(甚六)これほんのお礼です。
富士五湖のお土産?東京で買ったんですけど…。
そんなに気を使わなくていいのに。
いえ僕のために家族会議をされたそうで。
オーバーよ会議なんて。
家族の他にも僕のことを真剣に考えてくれる人がいるなんて。
お母さんとは女学校以来の親友ですからね。
これからもよろしくお願いします。
それからこれカツオ君に…。
僕にだって?見てみたら?
(フネ)「最後尾」?
(カツオ)何で僕に?将来アルバイトをしたいって言ってたじゃないの。
似合うです。
成績は最後尾にならないようにね。
・「大きな空をながめたら」・「白い雲が飛んでいた」・「今日は楽しい今日は楽しい」・「ハイキング」・「ほらほらみんなの」・「声がする」・「サザエさんサザエさん」・「サザエさんはゆかいだな」さーて来週の『サザエさん』は?
(フネ)フネです。
雨上がりに道行く人たちが空を見上げています。
まあ大きな虹!思わず見とれてしまいました。
さて次回は…。
来週もまた見てくださいね。
2014/06/08(日) 18:30〜19:00
関西テレビ1
サザエさん[字][多]
▽ワカメのあやとり
▽行列ものがたり
▽教えて!マスオさん
詳細情報
番組内容
アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44(1969)年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれている“いい家族サザエさん”
常に豊かでほのぼのとしたアニメ『サザエさん』をお茶の間にお届けします。
出演者
サザエ: 加藤みどり
カツオ: 冨永みーな
ワカメ: 津村まこと
タラ: 貴家堂子
フネ: 麻生美代子
マスオ: 増岡弘
波平: 茶風林
ほか
スタッフ
【原作】
長谷川町子
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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