力が働かなければ……という事だ。
う〜ん火星か。
イメージが膨らんできましたよ。
想像するっちゅう事は楽しい事ですな。
もし火星に生き物がいるとしたらこんな感じなんじゃないかなぁ。
はい私はできました。
できた?うん。
垣内隊員が考えた火星に住む生き物とは…どんな姿?はい私は…ジャン!こんな姿だと思います。
てけてけてけ…。
「しっしっし」とか言ってるよ。
そうですよ。
やっぱ火星といったらこうでしょ。
火星人っていうのは。
あんたちょっと古いんじゃないの?そうですか?本当にいるんだするとこんな感じだと思いますけれども。
そうなのよ地味すぎちゃってね。
でも本当こんな感じだと思うよいるとしたら。
想像するのは楽しいですよね。
けど隊長こういう火星に生き物がいるなんて小説とか映画とかの中の話じゃないんですか?実際にはいないですよね。
いやいやいや!まだいないって決まった訳じゃないんですよ。
最近火星の調査が一段と進んでみたら火星に生き物が住める環境あったんじゃないかっていわれ始めてるんだから。
という訳で今回はその火星を含む惑星のお話でございます。
では今日はいきなり見せちゃいます。
今日のキーワードですね。
そうそう。
はいまずは…。
そして…。
はたまた…。
この地球型惑星と木星型惑星っていうのは前に少し勉強しましたよね。
覚えてました?もちろん。
ちょっと復習してみますか?はい。
太陽の周りを公転してる惑星は全部で8つでしたね。
水金地火木土天海で8つ。
そのとおり。
でその中で…で…じゃあまずはかっきーこれらの惑星を実際に観察するところから始めます。
分かりました。
じゃあ惑星観察行ってきます!よいしょ。
はい行ってらっしゃい。
垣内隊員が訪ねたのは…本当にこんな東京都心で惑星が見えるんでしょうか?楽しみです。
こんにちはよろしくお願いします。
垣内隊員天文部の観測会に交ぜてもらう事になりました。
口径13cmの望遠鏡を使って惑星を観測します。
1年生は先輩から望遠鏡の操作のしかたを教わります。
藤本君は惑星観測は初めて。
望遠鏡に触るのも初めてです。
ずっと前からやりたいと思ってたのですごい楽しみです。
惑星はいつでもその姿を観測できる訳じゃありません。
「天文年鑑」で調べてみると5月上旬のこの日夜の9時ごろに木星が西の空に沈む。
つまり9時ごろまでは木星が観測できる事が分かりました。
更に土星は真夜中に…つまり一晩中見えている事を表しています。
そのほかの惑星は夜明けごろから昇り始めるため観察には適していませんでした。
じゃあ今日は木星と土星が見えるかもしれないって事ですね。
土星見た事ないから見てみたいです。
まだ明るいうちに望遠鏡を屋上に運びます。
星の観測をするためにはファインダー合わせという作業が大切です。
望遠鏡には2つのレンズが付いています。
星を探すために使う拡大率の低いレンズと星を詳しく観測するために使う拡大率の高いレンズ。
この2つのレンズをのぞいて同じものが見えるように合わせておくんです。
そういう事なんですね。
(松本)ここで見てるものが同じになれば探しやすくなる。
すばらしい。
もうすっかり暗くなって夜7時半になりましたがまさかあそこに見えるのは木星ですか?はいそうです。
あれが木星になります。
それを今からこれで見れるって訳ですよね。
まずは木星を観測。
でも…。
すぐに雲に隠れてしまいました。
あ〜…。
気を取り直して今度は土星に狙いを定めます。
土星の方角は晴れていました。
地球から10億km以上離れている土星。
どんなふうに見えるんでしょうか。
はいどうぞ見て下さい。
あ〜すごい。
すごい!環が見える。
え〜初めて見た。
すご〜い。
すごい。
あっすげえ。
リングもはっきりと見えました。
(藤本)土星は本とかでしか見た事がなかったんで実際に見れてすごいうれしいです。
私もうれしい。
みんなで一個の星を見て感動を分かち合えるっていうのがいいですね。
隊長見て下さい。
ジャン!スマホでもこんなきれいに写真が撮れました。
えっ!携帯で撮れちゃうの?土星のリングが。
そうなんです。
昔なんてあんたでっかい一眼レフ用意しなきゃ撮れなかったのに。
時代が変わったことですなぁ。
かっきー初めて土星見たの?そうです。
どうだった?感動しました。
このリング実際本当にあるんですね。
当たり前の事ですけど。
なるほど。
何気なく遠くに見えてる普通の星をこうやって望遠鏡で見たら環が付いてる訳じゃないですか。
実際自分が見てるのに偽物見てるような気持ちになりました。
これと一緒すぎて。
逆にね。
自分の目でこうやって見て体験するって事は大事ですがやっぱりちゃんと調べるにはもっと詳しく観察したいですな。
そうですね。
私も実際に土星を見たらこのリングの正体が何なのかっていうのをもっと詳しく見てみたくなりました。
だからそこで研究者たちはより大きな望遠鏡を使ったり探査機飛ばしたりしてる訳ですけれどもね。
じゃあそれでどんな事が分かってきてるんですか?はいそれでは地球型惑星から見てみましょうかね。
まずは太陽に一番近い水星から詳しく見ていきましょう。
太陽系で一番小さな惑星です。
表面も月と同じように無数のクレーターで覆われています。
太陽に近いため表面温度が昼はおよそ400℃夜は−200℃になります。
金星は「宵の明星」「明けの明星」として知られる明るい星です。
直径は地球とほぼ同じ。
二酸化炭素を主な成分とする濃い大気が時速360kmほどで回転しています。
この二酸化炭素の温室効果により表面温度はおよそ500℃と高温です。
私たちの星地球。
海と大地が見えます。
表面温度は平均およそ15℃と快適。
水が液体の状態で地表面に存在する奇跡の星です。
火星は見た目が赤い星。
直径は地球のほぼ半分です。
夜はおよそ−100℃まで気温が下がります。
大地が赤く見えるのは酸化鉄を多く含んでいるからです。
金星と火星どっちも地球のお隣にある星だけど全然様子が違いますね。
そうだね。
でも4つの地球型惑星に共通する点もある訳ですなぁ。
例えば…どれも地球とほぼ同じかそれよりも小さいもんね。
そうですね。
だけど逆に…これは何でかっていうと…。
私知ってますよ。
だから密度が大きくなる…じゃないですか?そのとおりでございます。
地球型惑星ってのは…一方で木星型惑星は…木星は地球のおよそ10倍の大きさありますから。
そうですよね。
反面…なぜなら…木星型惑星がつくられた時に太陽のエネルギーで吹き飛ばされた原始太陽系円盤のガスも惑星の材料になったんでしたよね。
そのとおりでございます。
つまりほとんどガスでできてるから密度が小さくなるんですね。
では続いてそのガス惑星ともいわれる木星型惑星を見てまいりましょう。
木星型惑星まずは木星から見ていきましょう。
太陽系の惑星の中で最も大きい星。
今回垣内隊員は観測できませんでしたが晴れていれば観測しやすい惑星です。
太陽から離れているため表面温度は低くおよそ−145℃。
表面に見える…木星はほとんど水素やヘリウムなどのガスでできています。
これは大赤斑と呼ばれる大気の巨大な渦。
地球がすっぽり入るほどの大きさです。
大赤斑の周りでは秒速100m以上の強い風が吹いています。
土星もほとんどが水素とヘリウムでできています。
土星の環は無数の細い環が集まってできています。
幅はおよそ40万kmもありますが厚さは1kmほどしかありません。
更に詳しく調べると環の正体は土星の周りを回っている氷と岩石のかけらである事が分かりました。
天王星は表面温度が−200℃以下の氷の惑星。
実はこの天王星横倒しになって自転しています。
これは誕生して間もなく大きな天体が衝突してその衝撃で自転の軸が横を向いてしまったからだと考えられています。
海王星も氷の惑星です。
美しい青色に見えるのは…大気中には白い雲のような筋が見えます。
星の内部に熱を持っていて大気が循環しているのです。
土星のリングの正体は氷と岩石のかけらだったんですね。
そうなのよ。
細かいかけらが集まってリングに見えてたのね。
ボイジャー1号っていうアメリカの探査機によって明らかにされました。
じゃあこれからも探査機が明らかにしてくれる事ってたくさんありそうですね。
そういう事でございます。
という訳で3つ目のキーワードはこちらね…今注目されている探査機は何と言ってもこれかな。
2012年アメリカの探査機キュリオシティは火星に降り立ちました。
着陸の直後にキュリオシティが撮影した火星の様子です。
赤い大地がはるかかなたまで続いています。
ひときわ目立つのが巨大な山シャープ山です。
高さはおよそ5,500m。
富士山をはるかに超える高さです。
着陸してから1か月半たったころ奇妙なものが見つかりました。
一面の砂地の上にピラミッドのような岩がぽつんと立っています。
アームの先に付いた顕微鏡カメラで詳しく観察すると…。
表面が不思議なほど滑らかである事が分かりました。
まるで何かに削られたみたいです。
同じころこんな写真も届きました。
左側の地面が大きく陥没し下にあるはずの岩盤が割れて断面がむき出しになっています。
岩盤の割れ目を拡大して見てみると直径数cmほどの丸みを帯びた石がたくさん埋め込まれていました。
科学者はこの丸い石は流れる水がつくり出したものだと結論づけました。
つまり…生命に欠かせない水があった。
キュリオシティは火星に生命の痕跡を発見してくれるかもしれません。
いやいやどうもどうも。
(縣)こんにちは。
こんにちはよろしくお願いします。
さあ今日はこれですよ。
火星の生き物。
キュリオシティが行ってそれでもう生命がいるかどうかが本題ですものね。
そうですね。
だけど今日垣内さんが描いてくれたようなああいう火星人?言葉がしゃべれるとかねそこまで進化した動物や植物はいないのは明らかです。
残念ながらね。
あんな石ころだらけじゃね。
こういう写真ありましたよね。
ええやっぱりご存じでしたか。
1996年にNASAが発表したんですけどね。
昔火星からやって来た地球に落ちてきた隕石。
それを詳しく調べたと。
こういうのありましたよね。
あたかも地球上にいる生物のような。
あれは何で否定されちゃったんでしたっけ?1つはサイズが小さすぎるんですよ。
1マイクロメートルの更に10分の1ぐらいしかサイズがない。
そんな小さな生物はなかなか考えにくいというのが1つと同じような形構造が化学反応でもつくれるという事が証明されて…。
つまり鉱物でもああいう形になりえるって事でしょ。
ええ。
じゃあ今回はそれで諦めたんじゃなくて何を期待して?あわよくばですけどね…これ可能性ですよ。
掘ってってみると中でまだ生きてるかもみたいな説もあるらしいですね。
そうなんですよ。
掘るようになってるんですか?キュリオシティって。
岩をドリルで穴を開けて中を見るなんていう事ができちゃう。
だから地球の内部の様子または地球の歴史を知るのと同じように今私たちは火星の歴史これを解き明かそうとこういう事なんですね。
かつての火星がもっと水が豊かで生物が進化できるほどの環境だったって事になるとあっしの描いた微生物はおろか進化した生物が水がかれた時にうまいこと地下に逃げていたっておかしいって事にはならないんだよ。
そうですよね。
もしかしたら今掘ったら…。
出てくるかもしれないんだしさ。
って事はもっと性能のいい望遠鏡が今後開発されてこう見た時に「あっいる!」「生物見えた」みたいになる日が来るかもしれないですよね。
そうですね。
…という特徴があります。
…という特徴があります。
2014/06/11(水) 14:40〜15:00
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 地学基礎「地球型惑星と木星型惑星」[字]
「地球」は私たちにとってかけがえのない存在です。その地球を、「宇宙の中の1つの星」「地球という物体」「地球の歴史」そして「環境」という視点から学んでいきます。
詳細情報
番組内容
太陽系には8つの個性あふれる惑星がある。惑星のなかには衛星を持つものや環(わ)を持つものもある。8つの惑星は、その特徴から地球型惑星と木星型惑星に分類される。木星型惑星はさらに巨大ガス惑星の木星、土星と巨大氷惑星の天王星、海王星に分けることもできる。地上からの観測にとどまらず、人類は惑星や衛星、さらには小惑星やすい星にも探査機を送って、その様子を詳しく調べようとしている。【講師】縣秀彦
出演者
【出演】国立天文台准教授…縣秀彦,【司会】関口知宏,垣内彩未,【語り】市川展丈
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 大学生・受験
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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