(テーマ音楽)皆さんの毎日の健康に役立つ確かな情報をお伝えしましょう。
「きょうの健康」です。
今週はこちら「あなたの肩の健康は?」という事でお送りしています。
肩といえば肩こり。
久田さんは人から「こってますね」と言われるんだけれどあんまり自覚がないという事でしたよね。
肩こりに気が付いていないという事なんですね。
そのようにして肩こりを放っておきますとこちら。
筋肉が硬くなったり関節に負担がいったりという事で肩関節の病気につながってしまう事もあるんですね。
これは大変ですね。
肩こりはやはりそのままにしておかず上手に解消していく事が大切です。
なかなかしかしこりはとれないんですがね。
どうするんですかね。
という事で今日のテーマはこちら。
今日も専門家をお迎えしております。
分かりやすくお話を伺ってまいりましょう。
ご紹介致します。
整形外科特に肩の診断・治療そしてリハビリテーションがご専門です。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくどうぞ。
さてまたそもそもから伺いますが肩こりの時は肩がどういう状態になっているのかという…。
肩というのは腕と頭のちょうど真ん中にありますからその間でどうしてもしょっちゅう働いてる部分です。
働き者なんですね。
こちらが実は肩の筋肉の超音波画像です。
僧帽筋という筋肉ですが表層これ皮膚の所です。
こちらが皮膚。
だんだん深くなります。
赤が筋肉が軟らかい所。
実はこの紫の所これは筋肉硬い所なんですね。
こういう色の所は硬い訳ですね。
ですからこの人はすごく筋肉硬くなってますよというのがこの超音波画像です。
こういう青や紫の色が多い。
これがこりがあるという現象…。
これが肩こりの証拠正体ですね。
これが続くと…?これが続くとなかなか肩こりという状態になりますから。
こういう状態を見ました。
では肩がこってしまう筋肉がこってしまうとどういう状態なのかもう少し久田さんの方から説明致しましょう。
それではこちらの肩の筋肉の中を表した図を見てみましょう。
ふだんは筋肉に入り込んでいる毛細血管から血液によって十分な酸素が供給されているのでエネルギーであるブドウ糖が燃焼するんですね。
一方で肩こりでは姿勢などを保つために常に筋肉が働いて緊張しています。
筋肉は使っていると膨張しその体積が増えるんです。
ちょうど力こぶを作ったようなこういう状態なんですね。
筋肉が膨張すると筋肉の中を流れている血管が圧迫されて血流が減少します。
すると十分な酸素が供給できないままブドウ糖が燃やされるためいわば不完全燃焼が起こるんです。
そのため乳酸などの疲労物質が出来てしまいます。
乳酸などの物質は肩こり独特の不快感や鈍い痛みにつながるんです。
こうした不快感や鈍い痛みは周辺の筋肉を刺激してますます筋肉が緊張して筋肉が硬くなってしまうんです。
筋肉の中に網の目のように入っている細い血管の事ですよね。
乳酸などの疲労物質が血行不良などでたまりやすいんだという事これよく分かったんですがこれなんとかしなきゃいけない訳ですね。
…という事は実は血行がよくなればこれらの物質を体外に排出する事ができます。
血行をよくしてこれをどんどん排出したい訳ですよね。
そのためのポイント今日はキーワード2つ用意して頂きました。
肩こり解消緩めるそれから伸ばすという2つのポイントをこれからお話しします。
これ覚えておきたいんですがまずはこの緩めるという事ですがどういう事ですか?筋肉が硬くなっていますからその筋肉自体の硬さをとってあげるという事なんですね。
そうしますと例えばお風呂で温めるとか心地よい感じにするとかそういうのは実は緩める事に大事なんですがもう一つ簡単な方法がありますのでそれをご紹介します。
そういう事ですね。
緩める事によって血行もよくしたいという事ですがさあ具体的にどんな動作どんな運動なんでしょうね。
久田さん。
では理学療法士の山口光國さんに教えて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
その方法どんなものなんでしょうか?自分の手を使ってこっている首とか肩周りをゆっくり押したり引いたり…。
それと「ふるふる」というかたちで揺らす方法。
ふるふる動作なんです。
ふるふる動作ですね。
気になる所どこって決めなくていいですから自分で気になるなっていう所をゆっくりとこういうふうに押したり引いたり揺らしたりするんですね。
今回よく肩こり感じる僧帽筋の所手を置いてここやさしくゆっくり押してそして緩めてあげる。
押してそして緩める。
そして軽く表面を揺らすようにこするのではなく全体を揺らしてあげるこういった交互の刺激。
こういうのを与えてあげるといいですね。
これがふるふるという事なんですね。
逆もやってみましょうね。
逆も。
軽く押して…で戻してあげて。
そしてゆらゆらとこういうかたちでやさしく揺らしてあげる。
やさしくこう動かすんですね。
これは力を入れてギュッギュッともんでいく肩もみとは違うんですね。
専門家の方がやる分にはいい効果が出る事が多いんですがやはり自分でやるとギュ〜ッと強すぎると防御的に筋が硬くなってしまったりするんですね。
力を入れ過ぎるとかえって筋肉硬くなってしまう。
やってる方の肩こってきますのでそういうのがあるので軽く本当に軽く押して戻してふるふると揺らしてやさしくやってあげるのがコツになります。
やさしくゆっくり行っていいものなんですね。
これはどのくらい行うといいんですか?大体20分くらいで体っていうのは同じ姿勢続けると固まってしまうんですね。
ですからふと気が付いた時に1分から2分くらいで結構ですからこまめに自分でやってみる事がいいと思いますね。
ちょっと同じ姿勢が続いて「あっこったかな」っていう時にちょっとこうやさしく押したりふるふるしたりという事ですね。
家族の人にやってもらってもいいんですか?人にやって頂くと気持ちいいですよね。
ですからパートナーと家族の方にお願いしてやさしく押したり引いたりそしてふるふると動かしてもらうのは非常に効果的です。
ありがとうございました。
いやいやいやこれはしかしかなり意外でしたよ。
こり固まった肩は強くもみほぐさなきゃというふうに思い込んでいましたが…。
強い刺激はかえって筋肉硬くしますので。
あんな緩い動作でどんな効果が出ているか。
実はこれが肩を緩める前の超音波画像です。
ふるふる動作をしたあとがこちらになります。
そうしますと見て頂くとこの赤い所軟らかいといわれる赤い所やこの緑のこういう所が非常に増えてます。
増えてますね。
肩こりがあった筋肉がふるふる動作で筋肉自体が軟らかくなったんですよという証拠なんですね。
こうしてしかし自分でスッスッとやってる事によって何かメリットありますか?ほかに。
軟らかい刺激などはもちろんなんですが自分で自覚できるという事が最大のメリットですね。
どういう状態かね。
自覚ができるという事ですね。
さあそれではポイントが2つございましたよ。
今緩めるを覚えました。
今度は伸ばすとあります。
これはどういう事でしょうか?伸ばすという事は筋肉って強い刺激があると硬くなっちゃいます。
ですから硬くなった筋肉をゆっくりストレッチする訳ですが…。
さあ模型でご説明頂きましょう。
よろしいですか。
これは右の肩を後ろから見てます。
腕の骨これ肩甲骨です。
ここに僧帽筋という筋肉があります。
大きな筋肉です。
これが皆さんが肩こりという認識をされてる筋肉ですね。
ここがこり固まるんですね。
肩甲骨を動かしていますのでこの筋肉だけを上手にストレッチをしてあげるという事が実は大事です。
これをストレッチする。
更にもう一つ大きな筋肉が下の方にあります。
広背筋。
広背筋です。
広背筋と僧帽筋ちょうど引っ張り合いをしながら肩甲骨とか腕とかを動かしています。
相互に関係して引っ張り合っている訳ですね。
ですから広背筋を緩めながら僧帽筋を上手に使ってあげると僧帽筋が緩んでくれます。
そうしますとどちらの筋肉も意識しながらストレッチしていくという…。
そういう事ですね。
これ大事なんですね。
その具体的な方法をまた教えて頂きましょうね。
それではどんなふうにしてストレッチをしていくのか見てみましょう。
久田さん。
まずは注意点から教えて下さい。
まず絶対無理はしない事ですね。
やはりしびれそれから痛みがある場合には神経あるいは筋腱が傷めてるそういう危険もありますので中止してすぐ病院の方に行って頂きたいですね。
無理をしないという事ですね。
早速教えて下さい。
まず肩こりの僧帽筋のこのストレッチですね。
やり方なんですがまず伸ばしたい側まず左側やってみましょうか。
左側に逆の右手で手を置いてそしてこの肩が動かないようにしたまま顔を右側へ手と逆側へ倒していきます。
その時にこの手を置いた付近が「伸びてるな」っていうところで少し置いてまた戻していきます。
これを逆側もやってみましょう。
逆側もですね。
手を置いて…。
置いてそして動かないようにして顔を逆側へ倒していく。
そして気持ちいいなっていう心地いい伸びを感じたらまた戻してくる。
どんなところがポイントですか?まず刺激は強すぎず本当に心地いいなという感じの刺激という事がまず第一なんですね。
そしてここの僧帽筋の所に手をあてているという事で僧帽筋をしっかり伸ばす事とそれから自覚がしやすくなる。
伸びてるなという感じですね。
これは無理する運動ではありませんから決して呼吸を止めたりせずにほかの運動と同じように心地いい呼吸も止めないかたちでやってほしいです。
では次の運動教えて下さい。
今度は広背筋ですね。
広背筋はこの下側についてますので手を右側から上げて斜め上に上げてここから上の方に伸びていくような感じにしてます。
そうするとこの伸ばしている側の脇腹の辺りですねそこが伸びてる感じがあると思います。
ここの脇の所から後ろの背中もここも伸びてますね。
こういう感じで…。
このろっ骨がこういうふうに伸びているなと感じがあれば広背筋のストレッチができてると思って下さい。
反対もやってみましょう。
こうですね。
ゆっくりそうですそうです。
ゆっくりこことそして背中。
反対側。
これも呼吸を止めずにゆっくりとやってみて下さい。
これは例えばどんな時に行うといいですか?やっぱり知らないうちに作業なんかしてると硬くなってきますから本当に気が付いたらもう2〜3回でいいですからこまめに作業中でも「あっ」と思ったら伸ばしてほしいですね。
この肩の周りだけではなくてやはり脇とか背中も伸ばす事が大切なんですね。
肩こってる僧帽筋は分かりやすいですがそれを引っ張っちゃってる広背筋というのはなかなか気付きにくいのでそちらの方ですねしっかりと伸ばす事がポイントになってきますね。
これ非常に簡単な体操ストレッチですよね。
こう上の方に上げてという事なので。
どこでもできます。
是非やってみて下さい。
久田さんも言ってましたが「本当にこんな事でいいの?」っていう非常に軽い事なんですね。
でも緩める伸ばす大変大切なんですね。
肩こりって意外と皆軽く考えがちなんですが体の中の危険信号を感知して筋肉が硬くなったりする事があります。
僧帽筋が硬くなっている原因が僧帽筋自体にあるんじゃなくて実は広背筋とかそういう所も非常に大事なのでそこに気を遣いながら時々動かしてあげるという事が大事になります。
緩める伸ばすでしたね。
同じ姿勢がずっと続いてるなと思ったら気が付いたら…。
気が付いたらちょっと…。
久田さん実行ですよ。
やりましょうね。
やりましょう。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
そして明日は「もし五十肩になったら」と題してお送りしていきます。
これお悩みの方多いでしょう。
肩が「イタタタタ」っていうね。
明日も是非ご覧下さい。
では明日もどうぞよろしくお願い致します。
2014/06/11(水) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 あなたの肩の健康は?「肩こり解消」[解][字]
肩こりを解消するには、肩の筋肉を緩めて伸ばすことが大切。緩めるには、ゆっくりやさしく肩をもむ。伸ばすには、「僧帽筋」と「広背筋」を意識してストレッチする。
詳細情報
番組内容
肩こりを放っておくと、しだいに関節に負担がかかり、病気につながる可能性がある。肩こりを解消するには、肩の筋肉の緊張を緩めて伸ばすことが大切。緩めるには、ゆっくりやさしく揺らすように肩をもむ。伸ばすには、「僧帽筋」と「広背筋」を意識してストレッチする。仕事や家事の合間に、誰でもできる運動を、実演を交えて紹介する。
出演者
【講師】昭和大学藤が丘リハビリテーション病院教授…筒井廣明,理学療法士…山口光國,【キャスター】濱中博久,久田直子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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