(谷中寿也)ほう水死体…。
(細川茂一)被害者は沢村和也。
大日本建設の営業部業務課長です。
(谷中)沢村和也…?
(細川)山梨県警との合同捜査になります。
ついては管理官に談合や疑獄事案に強い人間を当たらせようと考えていますが…。
いかがでしょうか?
(太田文平)富士沢湖って事は山梨県警との合同捜査ですか?
(小菅光晴)久しぶりにうまいほうとうが食えるぞ〜。
(風間輝樹)よっしゃー!
(中藤卓)おっいいですね。
(島野誠)捜査本部設置は本庁に決まった。
えっ?ただし設置場所は月島の倉庫だ。
(中村大蔵)例の水死体帳場を本庁に立てたそうだな?ああその件ですか。
いやぁ富士沢湖では最近大型ダム建設の入札を終えたばかりなのでちょっと気になりましてそれで本庁に帳場を置かせて頂きました。
あの警視総監の甥をまた使うのか?はい。
13係と管理官はいつもの男でございます。
あまり酷使するとすり減っちまうぞ。
(笑い声)いやそうなればね代わりはいくらでもございますので。
しょせん駒ですから。
ハハ…そりゃそうだな。
(谷中の笑い声)あのご用件はそれだけでございますか?
(谷中)またいずれ色々とご報告をさせて頂きます。
ごめんください。
失礼します。
佐久管理官…。
(谷中)下がっていいよ。
(屋敷大地)ホトケさん指輪フェチですかねぇ?
(指輪の揺れる音)1か月後に結婚式を控えてたみたいですよ。
(指輪の揺れる音)何か?
(佐久晋吾)「KtoT」
(太田)こんなところに捜査本部を?
(中藤)情報が漏れるのを防ぐためらしいですよ。
(風間)ほう…水死体一つにしてはえらく厳重ですね。
(稲葉司)おう。
(小菅)あっ。
久しぶりだな。
(小菅)どうも。
どうだい?調子は。
危ないもう…。
(稲葉)ああどうもどうも。
よろしく。
(加藤善浩)13係8係山梨県警…。
こりゃでかいヤマだぞ。
気をつけ!
(稲葉)敬礼!
(稲葉)休め。
新たに8係の係長を拝命した稲葉です。
13係の島野です。
今回の事件では…。
申し訳ありませんが自己紹介の必要はありません。
ハハハハハ…。
10年前と変わらないなおい。
ええ?まあ今回はお手柔らかに頼みますよ。
まず事件概要から。
山梨県警望月警部補。
(望月)はい。
被害者は大日本建設の営業部業務課長沢村和也氏年齢は38歳。
死因は溺死と判明していますが全身に暴行を受けた形跡が見受けられる事から殺しと断定し現在捜査に当たっています。
他には?被害者の婚約者ですが吉崎仁美28歳。
沢村さんの勤務先である大日本建設社長吉崎文雄氏の一人娘で1か月後には沢村さんとの挙式を控えていました。
ありがとうございました。
ではまず皆さんに捜査方針をお伝えしたいと思います。
申し訳ありませんが山梨県警には本件の捜査からは外れて頂きたい。
(どよめき)
(望月)どういう事でしょうか!?言葉のとおりです。
協力が必要になればまたご連絡させて頂きます。
(望月)何考えてんだよ!所轄を捜査から外すなんて聞いた事もない!そうだ!
(望月)おい帰るぞ!断固抗議するぞ!問題にするぞ!これも何かの策ですかね?いくらなんでもあの言い方はないっすよねぇ。
(蘇我進)おいおたくらの管理官何考えてるんだ?いやいや俺たちのって言われてもなあ?
(西田啓太)俺たちはあんなむちゃくちゃに付き合う気は毛頭ねえぞ。
あっそうか。
8係の皆さんは以前管理官に係長を潰されたんですよね?まだ根に持ってるんですね。
なんだと!
(揉み合う声)
(笑い声)まあ仲よくやろうや。
なあ?フッ…。
(吉崎文雄)どうも。
ああどうも。
婚約者である沢村君があんな事になってしまい仁美はそのまともに話せる状態にありません。
日を改めて頂けませんか?吉崎社長申し訳ありませんがどうしても1つだけお伺いしたい事が。
この指輪はあなたのものですか?
(吉崎仁美)違います。
では見た事はありますか?もうそれぐらいで…。
(加藤)婚約者の吉崎仁美のアリバイですが沢村さんの死亡推定時刻内の午後9時から11時の間父親の吉崎文雄と都内の行きつけの店で食事をしていました。
遺体の打撲痕から見ても吉崎仁美の線は薄いと考えていいでしょう。
次。
(太田)はい。
被害者の沢村さんですが事件当日の夜ゼネコン準大手鈴熊建設のダム建設落札記念パーティーに顔を出していた事がわかりました。
(沢村和也)茶番だろうが茶番!
(太田)そこに突然現れた沢村さんは鈴熊建設の社員や県関係者の連中と口論となり茶番だと吐き捨てて帰っていったそうです。
そもそもダム建設っていうのは競争入札でしょ?めちゃくちゃだよ。
思いっきり談合だもん。
沢村さん自身も大日本建設においては談合のキーマンと噂されていた人物です。
そのパーティーに出席していた鈴熊建設の社員及び発注元である開発公団の人間を調べてくれ。
よろしいですか?管理官。
管理官?管理官?管理官どうしました?
(指輪の揺れる音)
(和田直二)事件とは関係ないとは思うんですが唾液が…。
唾液?はい。
指輪は唾液でまみれていました。
DNAを調べると沢村さんの唾液でして。
なんというかその…指輪を口に含みでもしないとああは…。
(指輪の揺れる音)指輪を口に?まさしく指輪フェチの変態ですよ。
屋敷巡査長。
はい。
頼みがあります。
(パトカーのサイレン)あれ係長まだお帰りに?小菅さんは以前世田谷の強盗殺人の捜査に関わっていましたよね?ああ確か10年ぐらい前ですかね。
それって管理官と稲葉警部も捜査に携わっていた事件ですか?ええ。
10年前の強盗殺人…。
殺害された2人は大日本建設の会長の奥さんと娘さんだったんですね。
親子水入らずで食事をし帰宅したところを金品を奪う目的で待ち伏せていた犯人に襲われた。
(小原里子)あなたすごい雨。
(小原茂樹)アハハすごいな。
(小原妙子)はっ!
(刺す音)
(里子)ああっ…!
(小原)誰だ!ああっ!
(小菅)幸い父親の小原さんだけは助かったものの犯人の顔を見てはいなかったんです。
ですが目撃証言が犯人逮捕の決め手になりましてね。
目撃者が?昼間小原さんちで仕事してた庭師ですよ。
偶然忘れ物を取りに戻った時に…。
(ブレーキ音)
(小菅)その目撃証言で他に2件の強盗殺人の容疑で指名手配されてた寺山宏が浮かんで逮捕に至ったわけです。
今は死刑囚の寺山ですか。
ただ佐久管理官だけは今と変わらず寺山の逮捕に疑問を抱いてましたね。
(稲葉)出て行こうとする犯人と小競り合いになったが…。
待てさくしん!
(稲葉)顔は見えなかった。
それはなぜ?なんだっけな…。
ああ指輪ですよ。
指輪?おい鑑識!ちょっと待ってください。
さくしんどうした?直前までしていた指輪が遺体にはなかった?いや犯人の寺山が奪ったんじゃありませんか?寺山が指輪を売却した痕跡はなく取り調べでも指輪は盗んでいないと主張し続けていました。
あの指輪が?
(ノック)はい。
解決した事件には首を突っ込むなと私に釘を刺しに?いえ。
10年前の事件に関連があるなら私の耳にも入れて頂きたいんです。
管理官は私も駒の一つだとお考えでしょうが現場の指揮は私が執っている。
あなたが打った駒を実際に動かすのは私です。
水臭いって言やぁいいだけなのに…。
指輪です。
沢村和也さんの部屋にあった指輪は10年前の事件の被害者でありまた婚約者でもあった小原妙子さんに贈ったものでした。
指輪には2人のイニシャルの「KtoT」が彫り込まれていた。
10年前の事件の犯人は死刑囚の寺山ではなく沢村だと管理官は…。
動機はわかりませんが恐らく…。
事件の当日は激しい雨でした。
あの雨で顔をはっきりと見る事は困難です。
加えて寺山のやった2件の強盗殺人の荒っぽい手口と酷似していた。
いずれにせよ私を含めた当時の捜査本部に落ち度があった事は否めません。
もし本当なら死刑囚の寺山は小原親子殺害に関しては冤罪です。
我々警察にとって最もあってはならない事だ。
もしかして管理官はこの不祥事に山梨県警を巻き込まないために捜査から外したんじゃ…。
大スキャンダルですね。
どうするんですか?佐久が?10年前のあの事件を?ああ…朝はやっぱりそば茶に限りますねぇ。
うまいなぁ。
まずいよ。
えっ?まずい。
ご無沙汰しております小原会長。
(小原)ああ君は確か10年前の…。
今回の事件では管理官として捜査に当たらせてもらっております。
ああそうですか。
一刻も早く沢村君の無念を晴らしてやってください。
はい。
ところであの指輪はまだ見つかってはいませんか?指輪?お嬢さんの婚約指輪です。
ああその事なら犯人の寺山が盗んだと聞いていますが。
違うんですか?まさか沢村君の事件と10年前の事件に何か関係が?その事に関して…。
まだ捜査中の事ですので。
(谷中)法務大臣本日はお忙しいところ誠にありがとうございます。
いやいや。
そろそろ君のたぬき顔を拝みたいと思ってたところだ。
へへへへ…こんな顔でしたらもういつでもどうぞ。
で話というのは?ああ…はい。
警視庁捜査一課管理官佐久晋吾という者が10年前の世田谷の事件にちょっと引っかかっておりまして。
10年前の世田谷?はい。
大臣が検事時代に死刑を求刑なさり死刑が確定したあの寺山宏のあの事件でございます。
ああ…。
私が検事として最後の事件だったが…。
えっ?なんで今さらそれを…。
ああええ…。
それがあの事件の真犯人は寺山宏ではなくて今回富士沢湖で殺害された大日本建設営業部課長の沢村和也ではないかと管理官の佐久が疑っておりまして。
ハハハ…。
ばかばかしい!あ…あれは寺山の仕業だ。
取り調べた私が言ってるんだから間違いないよ!私はもう毛の先ほども疑ったりはしておりませんが…。
当たり前だよ!死刑を求刑します。
(裁判長)主文死刑。
私だ。
寺山宏の死刑執行命令書を持って来い。
死刑執行命令書に判を押した…?
(小菅)富士沢湖に向かうNシステムでこの人物を見つけました。
吉崎仁美の父親の吉崎文雄です。
待ってください。
吉崎社長にはアリバイが…。
(加藤)それがアリバイを証明した店の店長を追及したところ吉崎社長と娘が食事に来たのは事件の前日だと証言を改めました。
すると吉崎は嘘を…。
(稲葉)しかし吉崎には娘の婚約者で会社の大事な部下であった沢村さんを殺す動機が見当たりません。
ここは素直に談合絡みの線を当たるべきだと思いますが。
鈴熊建設で何かわかった事は?事件当夜の落札パーティーは深夜0時頃まで行われていたようで出席者全員が最後まで残っていたと確認が取れました。
そうですか。
わかりました。
8係の皆さん申し訳ありませんが談合の線は忘れてください。
差し出がましいようですが一応裏を取ってみてはどうでしょうか?聞こえませんでしたか?談合の線を追う必要はないと言っているんです。
あなた方駒は私の指示に従っていればいい。
なんだと!?そもそも8係は何をしているのですか?金魚のフンのように13係の聞き込みに同行しているだけなら子供でも出来る!金魚のフンとはどういう意味ですか!管理官とはいえ今のは聞き捨てなりません!静かに!捜査会議はまだ終わっちゃいない。
いいや。
もういいでしょう。
解散!ぶった切った…。
新しい作戦か?どうなんだ?吉崎。
申し訳ありません!鈴熊建設のパーティーに向かうと沢村から電話が。
(吉崎)止めようと思ったんです。
沢村は酔ってましたし鈴熊建設の連中は何をするかわからないそう思って急いで富士沢湖に向かいました。
でも沢村には会えませんでした。
そして仕方なく家に帰り朝になって沢村の事件を知って恐ろしくなったんです。
ですから警察にはとっさに嘘を…。
沢村さん殺害には関与していないと?もちろんです。
それを証明する事が出来ますか?私がなぜ彼を殺さなきゃならないんですか?沢村は娘の婚約者です。
(ノック)はい。
失礼します。
はい。
稲葉係長が来ていたようですが。
ああ報告にな。
また揉めたそうじゃねえか。
だからってわけじゃねえが佐久管理官…。
今日より4日間何もするな。
4日ですか?うん。
寺山宏死刑囚の死刑執行命令が出た。
だから今さらあの事件をほじくり返してもなんの意味もない。
確か寺山を取り調べた当時の検事は…。
それ以上言うな。
それ以上問うな。
4日でしたか…。
執行命令から死刑が行われるまでの時間です。
その間に再審可能な証拠が挙がれば刑を止める事が出来る。
佐久管理官…。
君は人の話を聞いとらんようだな。
人であるならば何が正しく何が間違っているのか判断する能力はあるはずです。
佐久管理官…。
世の中には黒くても白いものもあるんだよ。
刑事部長…。
それでは我々警察は人殺しになってしまいますよ。
真実を曲げてまで隠蔽する。
それが警察のやる事ですか?佐久管理官これは刑事部長としての命令だ。
刑事部長としての命令承りました。
(ため息)何か?刑事部長に逆らうのは得策ではないと思います。
私の心配をしてくれるんですか?それとも私がいなくなりあなたの仕事がなくなる心配を?申し訳ない。
礼を言います。
あなたが情報を刑事部長に上げてくれたおかげで…。
やるべき事がわかりました。
(目覚まし時計のアラーム)
(小菅)あっ係長よかったら…。
すいません。
はい。
(携帯電話)はい。
わかりました。
いやぁすまんなぁ島野君。
いやこんな朝早くから呼び出して申し訳ない。
まあ君にもいち早く知っておいてもらったほうがいいかなと思って呼び出したんだけれども…。
佐久管理官が今日付で異動が決まった。
どういう事ですか?異動については佐久君のほうから言い出したんだけれどもまあどうしたもんかなと思ってね細川庶務担当管理官と相談したんだけれども…。
突然の事で驚いたがこれまでの彼の激務を考えるとやむを得ないと判断した。
幸い湖玉署のポストに空きがあり配属が決まった。
副署長だ。
栄転だよ。
本当に自ら…?はい。
(細川)現捜査本部の指揮は8係の稲葉係長に執らせる事となった。
納得出来ません。
説明をしてください。
いや…説明しろと言われてもな…。
島野係長君は人事に口を挟む立場にはない。
しかし…。
あの…。
そろそろ時間ですので私はこれで。
(谷中)そうか。
ご苦労さんでした。
期待してるよ。
(西田)気をつけ!
(西田)敬礼!
(西田)休め!
(稲葉)本日より私が当捜査本部の指揮を拝命した。
(稲葉)君たちは私の宝だ。
存分に腕を振るってくれ!
(一同)はい!宝ときたか…。
人生において重要なのは生きる事であり生きた結果ではない。
(佐藤圭一)「大日本建設のほうは大丈夫ですか?」
(高橋享)「ゼネコンという名にあぐらをかいてる時代は終わったんだよ」
(佐藤)「では我が社にダム建設は…」
(高橋)「そうなるように努力してくれ」「ハハハハ…!」鈴熊建設の佐藤と公団の高橋が沢村さんの口を封じるために暴行し殺害した。
おい8係は情報をつかんでいても今まで黙ってた…。
そういう事か!?
(稲葉)静かに。
引き続き2人の捜査を。
(蘇我・西田)はい。
(太田)俺たちには仕事をさせようとしねえ。
これじゃ飼い殺しも同然だよ。
(加藤)宝の持ち腐れってか?あの人今頃何してるんでしょうね?警察学校の同期から連絡があってなんでも1人で捜査本部を立ち上げたらしい。
(太田)捜査本部?盗難されたボートを探してるって話です。
1人で盗難ボートをね…。
すいません。
はい。
東京から乗車したこの女性なんですがご存じないですか?やっぱ空気が違いますねぇ。
谷中刑事部長の命令ですか?はい。
監視しに来ました。
(店員)いらっしゃいませ。
すいません警察です。
防犯カメラの映像を見たいんですけど。
(店員)はい。
どうぞ。
あちらです。
はい。
住吉貞男という男からです。
会長宛てに。
10年前の事件の目撃者と書いてありますが…。
(小原)あの庭師か…。
(ブレーキ音)しかし今頃になって10年前の事を話したいっていうのはどういう事なんでしょうか?明日会いに行ってくる。
でしたら私も。
いや私一人でいい。
(ノック)はい。
湖玉署から緊急に捜査本部設置の要請が!湖玉署?
(細川)はい。
佐久が赴任した署です。
ああ…。
で事案は?大日本建設の小原会長が男を人質に取り立てこもっていると…。
ああ…。
了解しました。
出動要請!13係は湖玉署へ向かう!
(一同)は…はい!
(稲葉)おい待て!おいどういう事だ!?
(携帯電話)はい。
「小原!人質を解放しなさい!」「小原!人質を解放しなさい!」「人質を解放しなさい!」小原会長はあの中に?包丁を所持しています。
人質は10年前の事件の目撃者住吉貞男さんだと確認したところです。
あの庭師を人質に?昨夜小原会長宛てに人質となった住吉さんからファクスが届きました。
「10年前の事で話がしたい」そう書かれていました。
それで小原会長は住吉さんに会いに…。
推測ですが小原さんは住吉さんの当時のいい加減な目撃証言の事実を知ってしまったのかもしれません。
ですから真相が知りたい一心であんな行動を…。
それについては稲葉係長あなたもよくご存じのはずです。
住吉さんの目撃証言を強引に引き出したのは他でもないあなただ。
待ってくれよ。
俺は何も…。
今はそんな事を言ってる場合ではありません。
そうだ。
こうしてる間にも小原さんが人質を殺すかもしれない!
(加藤)妻と娘を失った事件でいい加減な証言をされたんだ。
そうなっても不思議じゃありませんよ。
(風間)「動きがありました!小原が見えました」
(警察官)「小原!今すぐ人質を解放して投降しなさい!」「小原!出てきなさい!」開けなさい!開けなさい!おっと…!稲葉係長。
小原さんの説得にはあなたが当たってください。
なんだって?あなたは犯人を目撃した住吉さんの証言があいまいだったため犯行の手口が似ていた寺山を犯人にしたかったんじゃありませんか?だとすればその事を正直に小原さんに話し住吉さんを救う事が最善の策かもしれません。
ちょっちょっちょっ…ちょっと待ってくれ。
待てません。
罪もない人の命が関わっている。
(加藤)そうです。
こうして事件になった以上全てが明るみになります!
(小菅)もしも小原さんが人質を殺せば責任はますます重くなる。
そうなる前に説得を…!どうしますか?稲葉係長。
時間がありません。
考えてる暇なんかねえんだよ!誰に向かって言ってるんだお前は!お前ら何も知らねえくせに…。
あんただって10年前の事件の一捜査員じゃないか!わかるだろ?あの当時捜査員のほとんどが寺山犯人説だった!それが全ての過ちだった!多数決で解決出来る事件など何一つない!今我々がすべき事は10年前の過ちを認め我々が作り出した冤罪に向き合う事です。
たとえそれが死刑囚の命だとしても命に変わりはない。
偉そうな事を言うな!!過ち?こんな事はどこだって…。
いやお前たちだってやってるだろ!きれい事だけで全てがうまくいくほど世の中甘くないんだ!一番の問題は…!その不正を不正とも感じない感覚そしてそれが当たり前のように蔓延しているこの社会です!曲げていい真実などあるはずがない!あなたもわかっているはずです。
今現実に我々がねじ曲げた過去が新たな悲劇を生もうとしている事を…!いや…待って…待ってくれ。
それで確かに俺は10年前目撃者を誘導して証言をさせた。
雨の中で庭師の住吉はよく犯人の顔を覚えちゃいなかったから…。
だがそれは寺山が本当の犯人だと思っていたからこそやった事だ!いや違う。
俺だけじゃない!当時のあの検事だって寺山が犯人だと思ってたんだ!捜査の早期解決が何よりの急務だった…。
なあ…。
なあ…しょうがなかっただろ!言うべき事はそれだけですか!ありがとうございました。
もういいでしょう。
捜査本部を解散します。
(太田)え?人質訓練終了。
はい了解しました。
小原さんご協力感謝します。
これが本当に捜査の役に立つんですか?ええおかげさまで。
いい表情してましたよ。
「ああ訓練終了です!皆さんもお疲れさまでした」「
(歓声)」
(風間)「お疲れさまでした」
(風間)どうもありがとうございました。
お疲れさまでした。
(風間)「よかったですよ。
最高でした」「ありがとうございました。
屋敷今の気持ちは?」「うるせえ」
(風間)「あっ小原会長お疲れさまでした」さくしん…。
…なんだ?これ。
なんだ!?どういう事だよこれ!おい!え?
(小菅)お前にだけは知らさなかったんだ。
え?だって芝居下手だろ。
下手!?ちょっと…!吉崎さん。
あなたは今何をお考えですか?ねじ曲げた事実は悲劇しか生まない。
それが真実です。
あの夜吉崎仁美さんは富士沢湖にいました。
吉崎さん本当の事を話してもらえませんか?飾られていたたくさんの指輪に変な違和感を感じました。
(仁美)そして…。
(仁美)見つけてしまったんです。
彼の前の婚約者の指輪を。
その時は単に思い出として沢村が指輪を持っていたんだろうとなだめたんですが…。
仁美が確かめたいと言って富士沢湖へ向かったあと気づいたんです。
あの指輪は妙子さんの死体からは発見されてなかった。
だとすればなぜ沢村が持ってるんだって…。
最後に指輪ちょうだい。
(仁美)え?嫌!やめて!やめて!
(仁美)嫌!やめて…!
(吉崎)仁美!
(吉崎)仁美!お父さん!沢村君を…殺した!?
(泣き声)
(仁美の泣き声)寺山宏の刑につきまして一時執行停止手続きを取って頂きたく存じます。
私を見限ったのか?見限るとはとんでもない。
ハハッ…。
ただ周りが騒ぎ出す前に大臣自ら進退をお決めになるのが…。
(谷中)「賢明かと存じます」法務大臣…ではごめんください。
(受話器を落とす音)佐久副署長。
うまい漬物が出来たんだ。
今度送るよ。
納得出来ない!あの人を本庁に呼び戻さないなんて…。
でも最初に細川庶務担当管理官を利用して湖玉署へ飛ばさせたのはあの人の策ですから。
どういう事だ?そろそろ出世がしたくなりました。
どうせなら空気のよいところがいいですね。
(屋敷の声)刑事部長もそれを承知で管理官を飛ばした。
富士沢湖の目と鼻の先の湖玉署へ。
ハッ…策士め…。
すいません!わっ!ああっ!野郎…!わあーっ!うっ…!
(風間)コラッ!ううっ!逮捕!結局本庁に残ったのは島野さんと僕だけですか。
(島野の声)私にはあなたという人がわからない。
何を考えどこへ向かうのか。
その先に何があるというのか…。
2014/06/11(水) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
[終]TEAM〜警視庁特別犯罪捜査本部 #9[字]
最終回!10年前の殺人事件を探る佐久(小澤征悦)に谷中(西田敏行)から圧力が。事実を隠蔽しようとする組織…ついに佐久は管理官を解任され!?佐久の最後の『策』とは?
詳細情報
◇番組内容
小澤征悦が民放連続ドラマ初主演!バラバラの思いを抱える熱い刑事たちと、冷徹な管理官・佐久晋吾(小澤征悦)が、正義の名のもと、ひとつ≪TEAM≫になる…。
◇出演者
小澤征悦、田辺誠一、塚本高史、神尾佑、田中隆三、猪野学、篠田光亮、渡辺いっけい、西田敏行
【ゲスト】菅原大吉、飯田基祐、団時朗、長谷川朝晴、石橋蓮司
◇脚本
吉本昌弘
◇監督
猪崎宣昭
◇主題歌
加藤ミリヤ×清水翔太『ESCAPE』(Sony Music Records/MASTERSIX FOUNDATION)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】松本基弘(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)、和佐野健一(東映)
【音楽】吉川清之
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/team/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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