趣味Do楽 京都で磨く ゆかた美人 第二回「すっきり見える ゆかたの着付け」 2014.06.12

国際資源保護連合は、12日ニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。
担当は、合瀬宏毅解説委員です。
ぜひご覧ください。

(テーマ音楽)日本の夏といえば…タレント夏川純さんが京都で「ゆかた美人」案内人にゆかたの楽しみ方を教わります。
きれいな石畳ですね。
京都は初めて来た場所でも何だかとても懐かしく感じますよね。
仕事柄ゆかたは着せてもらう事は多いんですがなかなか自分では着る事ができないんですよね。
今日はここ京都でゆかたの着付けを学びたいと思います。
(2人)こんにちは。
今回着付けをご紹介いたします服部有樹子です。
(2人)よろしくお願いいたします。
今回の「ゆかた美人」案内人は…呉服商社に勤めたあと「上品でスタイル良く見える」をモットーに17年にわたって着付けを指導。
テレビや雑誌でも着付けを手がけています。
着物の聖地京都に欠かせない存在です。
サイドに挟んでおいて下さい。
やはり私仕事柄ゆかたを着せてもらう事はあってもなかなか自分で着れないんですが着付けって難しくないですか?でも少し練習するだけで上手に着れるようになると思いますよ。
何かポイントとかあるんですか?少しのコツでスタイルを良く見せたりする事もできるんですよ。
それはうれしいですね女性にとっては。
では早速よろしくお願いします。
お願いいたします。
どうぞ。
ゆかたと帯の他に和装用の肌着を用意します。
肌着は上下につながったワンピースタイプがお薦めです。
その他に補整用のタオル腰ひも伊達締め帯板をそろえます。
まず和装用の肌着を着けます。
汗を吸い取る効果があります。
今肌着を着た状態ですが女性の体にはくびれがあるのでこのままゆかたを羽織りますとしわになったり着崩れの原因になりますのでタオルで補整をしていきます。
タオルを半分に折り腰ひもを挟んだらウエストのくびれに当てます。
腰ひもを後ろで交差させます。
ひもの位置を少し下げて前へ回すとタオルが安定します。
ひもを前で2回絡めてから引き締め左右を持ち替えて端を挟んで留めます。
今タオルを二つ折りにしたんですけれども背の高い方はこれで大丈夫なんですが背の小さい方でこのタオルの部分がおなかにかかるようでしたら少し細めにカットして頂いたらおなかにかからずすっきりと着る事ができると思います。
胸にボリュームのある方は膨らみをなだらかにするためもう1枚タオルを使って補整します。
タオルを二つ折りにしてご覧のように折り目の所に切り込みを入れましょう。
V字に切り取った方を背中に回しタオルをかぶります。
ここの切り込みの部分を前で少し折り返して頂いて外側に来るといかり肩になりますのでできるだけ首の付け根の方に合わせて下さい。
あとは先ほどと同じようにウエストを補整するタオルを巻き胸からウエストにかけてなだらかなラインを作ります。
胸にかぶせたタオルを下へ引き膨らみを押さえます。
最後にタオルのしわを全体に伸ばしておきましょう。
胸の空気が抜けてきれいなラインが出来上がります。
胸が小さい方はタオルでボリュームを補っておきます。
手順は同じですが…補整をする事で汗を取る事にもなりますし見た目にもしわがなくすっきりとスタイルも良く見えますので是非補整をきちんとしてみて下さい。
着る手順はそれぞれの部分に付けられた呼び名を使って進めます。
ゆかたの中心を縦に通る縫い目が「背縫い」。
袖付けの下身頃の脇の開いている所が「身八つ口」です。
襟の上に重ねられた布の事を「掛け襟」と呼びます。
着た時に上に重ねる部分を「上前」。
下になる部分を「下前」。
上前と下前の裾の角は「褄先」といいます。
呼び名だけを覚えようとすると大変ですが着付けをしながらだと自然に身についていきますよ。
では夏川さんいよいよ着付けをやってみましょうか。
よろしくお願いします。
では最初に背中心を確認したいので前で掛け襟と掛け襟を持って体の正面で合わせましょう。
チョキで襟と襟を挟み自然に手をスッと下ろして頂いて脇まで一度上げていきます。
脇まで上げます。
くるぶしの丈ぐらいまで。
その着丈なんですけれども今はくるぶしが少し隠れるぐらいで。
またひもをしていくので少し上がるとくるぶしが少し見えるぐらいになってちょうどいい感じで。
脇の縫い線が体の左脇に来るよう位置を合わせます。
上前を一旦開き下前を合わせます。
右手で持っている下前の余りは体に巻き込まず自然に折り返しましょう。
この時に…ここで上前をかぶせてきて…。
下前のしわを取りながらかぶせてきて上前の褄をまた少し右上がりに整えます。
真ん中を持って右手に掛けて自分の真ん中に来るように。
それで腰骨から少し…。
腰骨が私今この辺なのでこれぐらい…もう少し上で。
このぐらいで。
上がった位置で後ろに回していきます。
後ろに回しました。
ひもを交差してできたら人さし指を中に入れてそこでしわを…布を横に引いていくような感じで。
上手ですね。
ここでしわを伸ばす事でヒップラインのだぶつきが収まってすっきりと見えるんですよ。
なるほど。
しわを伸ばしたあと腰ひもをしっかり引き前で2回絡めて軽く締め左右を交差させます。
ここでギュッと遠くまで持っていくところがこれも一つのすっきりポイントなんですけれどここでだぶつくとおなかがまたダブダブッと…。
これで裾が合いましたので今度は襟を合わせていくんですがここがだぶついてますので身八つ口から…開いている所から手を入れて頂いて後ろと前をきれいに整えていきます。
準備の時補整が要らなかった方でもここでしておくと胸元がきれいに整います。
まずタオルを三つ折りにしてV字に折り返し上半身に当てます。
上側の両端はできるだけ首の付け根近くへ。
折り返した部分はウエストのタオルの下へ挟みます。
空気を抜きながら…。
空気を抜くのが大事ですね。
すっきりポイント。
すっきりポイント出ました。
空気を抜いてあげる。
くぼみを取るために入れますのでできるだけ薄く。
これで花がフワッと丸くきれいに出てくるわけですね。
ほんとですね。
きれいに膨らみが。
お顔回りも華やかになりますので。
ポイントを上に持ってくる事で足長に見えたり華やかな印象にもなりますので大事な補整です。
左右の掛け襟を正面で合わせてから背縫いが体の中心に来ているかを確認します。
そして背縫いをつまんで下へ引きます。
このように後ろ襟を引く事を「衣紋を抜く」といいます。
抜き過ぎると少し下品な印象になりますし詰まり過ぎると少し前かがみな厚い印象になってしまうので大体今ぐらい…身八つ口から左手を入れましょう。
左手を入れます。
そして右手で…。
ここの喉のくぼみを通って合わせるんですがなでて頂いてこちらに。
今度はこちらに取ったら脇に空気を抜いていって頂きます。
ここでおはしょりが2枚になってますのでおなかが出て見えるので一重にするために中の下前を折ります。
一体どのようにするのか外に出して見せてもらいます。
こう折り込む感じですね。
下からのを上に上げてきて…。
上から合わせてきて余りをここで畳むような感じですね。
よく皆さん前に上げてしまわれるんですが…。
入れたくなりますよね。
こうすると前のボリュームがどうしても出てきますのでおなかが出て見える。
ここですっきりポイントなんですけれどもこのおはしょりを横の方に…。
下前の裾が上がっている所なので脇の横の方に…ウエストのくびれている所に持ってきます。
こうする事で前がすっきりとするんですね。
すごくすっきりしますね。
ここがまっすぐになりますので。
上前と下前の掛け襟の下線を同じ高さにそろえると襟の合わさった所が喉のくぼみの所に来ます。
これで襟合わせ完了です。
このあとは襟合わせが崩れないよう注意しながらアンダーバストの位置で腰ひもを結びます。
ひもは重ねないで少しずらして楽に呼吸ができる締め加減に結びます。
そして背縫いが体の中心に来ているかを確認してから背中のしわを左右に伸ばします。
次はこの後ろのしわを横に持ってきたのでこの先ほどのまた身八つ口。
ここはその方の体の幅にゆかたの幅を合わせる所で後ろ身頃を前に持ってきて前身頃をその上にかぶせて。
まず後ろ身頃を前にかぶせ…。
前身頃を後ろ向きにその上にかぶせます。
そして近い方の手でこの脇縫いがありますので4本の指がこう…そうですね。
こう下へ引きます。
この時にできたらこの腰ひもをこの手で軽く押さえとくとひもがずれないで済みますので。
すごいピッとしましたね。
ピッとするとここの空気がまた抜けて脇もすっきりします。
続いて身八つ口を伊達締めで押さえます。
伊達締めの上を持ってアンダーバストの位置へ。
この時袖付けの間際に伊達締めを当て身八つ口をきちんと押さえるよう注意しましょう。
このあと伊達締めを後ろへ回し交差させたら上に出した方をきれいに折り返します。
あとは腰ひもと同様前へ回して絡め端を挟んで留めます。
ここを「はしょり」といいますがここの始末をしていきます。
このままだと足が短く見えてしまいますのでここのラインを上に上げていきます。
これを上に上げるんですね。
これはどの位置を目安にしたらいいですか?その方にもよるんですけど…そして衽線っていうんですがここがそろう事でまっすぐに見えます。
前をそろえたら後ろもそろえるんですか?そうですね。
この位置に合わせてここのサイドでこのおはしょりを少し後ろに…。
ここで合わさる感じになります。
もうすごいきれいに収まるわけですね。
だんだん慣れてこられると1人でもできますよ。
最後に持ち上げたおはしょりをゴムひも付きの帯板で押さえます。
これでゆかたまで着られました。
是非すっきりポイントを意識しながら着付けてみて下さい。
ゆかたが着られたら帯結び。
今回は定番の「文庫結び」をご紹介しましょう。
使う帯は幅が通常の半分の…胴に2回巻き左右の残りがそれぞれ「手」と羽根を作る「たれ」になります。
次は帯結びをします。
片方の手先を…。
まず夏川さんの場合でしたら腰骨ぐらいの位置から始めましょうか。
ちょうど腰骨の辺りですね。
そこから右手で後ろに帯を巻いていきましょう。
前で受け取ります。
この時に肘で脇を押さえてもらうと…。
ここの脇で押さえて巻くわけですね。
ここでこのセンターをこの手でこう引きます。
引いてきて高さをそろえてこれで巻いていきましょう。
2段にならないようにこう引いてるわけですね。
ここで帯の下線と下線を持って締めます。
キュッ。
またここの緩みも少し後ろへ送りながら後ろを回してきて1枚目と2枚目の帯をそろえるように巻いていきましょう。
また肘で軽く押さえて前に持ってきて手先の下線を押さえて胴回りの下線を持って締める。
これで帯が締まりました。
このままだとくしゃくしゃになってしまいますので脇から三角に内側に折り返してきます。
下から持っておいて頂いて下ろして脇まで外します。
それで引き出してきて。
こちらが真ん中になりますので帯幅の4割ほど内側に折り返してきます。
このままですと裏が出ますので内側に…。
折り返すわけですね。
これでこちらの方を上にして1回結びましょう。
この時にこの折ったものが開かないように優しく。
それでたれと手先を下から持って帯の上線に来るように結んで下さい。
もう少しキュッと締めて立てます。
立ててこちらを右肩に預けておきましょう。
またポイントなんですがここでしっかりとここを開きます。
この根元をキュッと開いて結んだ方と逆に…。
こう結んであるのでそれを逆に。
逆にする事で…。
緩まないんですね。
クッと締まりますね。
たれで羽根を作ります。
帯のたれ先を内側に折り込み長さを肩幅と握りこぶし2つ分に調整します。
続いて羽根にひだを作ります。
羽根の中心が結び目の上に来るよう左右の長さを確認して重ねます。
そして下半分を端まできちんと折り上げます。
今度は折り上げた2つの羽根をそれぞれ外側へ折り返し山折りのひだを2つ作ります。
今度はここの手先を真ん中に持ってきて頂きます。
そして結び目からクルッと1周留めて頂くんですが近くからいくと上がっていきにくいので少し遠くから。
そうそう。
そうですね。
それで一回締めるんですがこの手先を上に持ってきてこの近くを持って羽根を押さえて上に引き抜きます。
これで締まったんですけれども。
同じ要領でもう1巻きします。
2巻き目は表になるのでしわを伸ばしながら巻きましょう。
余った手先は帯板と1巻き目の間に入れます。
この時も少し離れた所から帯を差し入れるとスムーズにいきます。
手を外に反らせるように一回止めます。
こうですね。
そうですね。
一瞬止めます。
止めてこの手を離して下から抜くんですがキャッチするまで待っといてあげると取りやすいんですね。
キャッチしました。
キャッチしたらこの結び目は動かないようにこの手を握って。
スッと通るぐらいで大丈夫ですので。
あまり強く引かれないようにして下さい。
それでお羽根をきれいにここで膨らませます。
下から4本の指で優しく膨らますような…。
内側から膨らますように。
盛り上げて。
文庫結びが出来たら後ろへ回します。
左手で帯板を押さえながら右手で時計回りに帯を回します。
最後に下に垂れた手先を隠します。
ここで先ほどの手先を開いて。
開いたら先から内側にクルクルと畳んでいってもらえますか。
胴回りの下へ入れ込んで下さい。
こんなふうに入り込む。
わあすごい!これが土台に…。
なってますね。
すごい。
出来上がりです。
わあ出来ました!帯のすっきりポイントなんですけれどもこの手先の幅をこれ以上広げるとこの羽根と羽根の間が広がって見えますので腰の幅が広く見えてしまうんですね。
ですのでこのぐらいの幅にして下さい。
羽根の長さなんですがこれ以上長くなりますと重たい印象になって足が短く見えてしまったりするので下線から少し上がったぐらいがちょうどいいかと思います。
前なんですが先ほど下と下を持って締めたんですけれども帯の下線が締まっていて上の方が少し緩い感じで空けて頂くとおなか回りがすっきりと見えるんですよ。
確かにすごくすっきりしてますね。
着心地もそれで楽だと思うんです。
夏川さんゆかたの着付けをしてみられていかがでしたか?今日初めて着付けをさせてもらったんですけど思ったより難しくなかったなと思いました。
なのであとは回数を重ねてもっともっと自分なりに上手に着れるようになりたいと思います。
人に着せてもらうのもいいですが自分で着ると楽ですし着心地ももっともっと良くなると思いますよ。
今年の夏は皆様も是非ゆかたの着付けにチャレンジしてみて下さい。

(テーマ音楽)2014/06/12(木) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味Do楽 京都で磨く ゆかた美人 第二回「すっきり見える ゆかたの着付け」[解][字]

夏のファッションに欠かせない“ゆかた”。タレントの夏川純さんが“和の聖地”京都でゆかたを楽しむ技を習う。第二回は“着付け”。すっきり見せるポイントを伝授。

詳細情報
番組内容
夏のファッションに欠かせない“ゆかた”。タレントの夏川純さんが“和の聖地”京都で、“着付け・着こなし・最新トレンド”から、さまざまな楽しみ方まで、“憧れのゆかた姿で夏をエンジョイする技”を習う。第二回は“着付け”。心地よく、見た目もすっきりの“ゆかた美人度がアップ”する着付けのポイントを、きもの学院副院長の服部有樹子さんが伝授する。
出演者
【出演】夏川純,【講師】着物学院副院長…服部有樹子,【語り】根岸昌史

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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