趣味の園芸「日陰の主役にリーフプランツ」 2014.06.12

おはようございます。
「趣味の園芸」ナビゲーターの三上真史です。
「趣味の園芸」6月のテーマは…今回はその第2弾をお送りいたします。
日当たりの悪い場所でも美しい葉を楽しむ事ができる「リーフプランツ」。
一日に数時間しか日の当たらない場所や明るい日陰でもガーデニングを楽しむ事ができますよ。

(テーマ音楽)日当たりが悪い場所でもリーフプランツを植えれば大丈夫。
美しい葉があなたの庭を明るく彩ります。
緑の葉に斑が入ったもの。
鮮やかな葉のカラーリーフなど。
全く日が当たらない場所で育つ植物もありますよ。
リーフプランツを組み合わせて日陰を明るく飾るテクニック。
土壌改良など環境づくりと併せてご紹介します。
美しい葉を長く楽しむために日頃のケアや株分けなど栽培テクニックをお伝えします。
後半のコーナーは「寄せ植えアプリ」。
今回はコリウスを明るくポップに飾ります。
リーフプランツの楽しみ方を教えて下さるのは…豊富な知識と経験で公園の植栽やデザインを手がけています。
西川さんすばらしい景色ですね。
(西川)きれいですよねえ。
吸い込まれるように美しいんですがこれはどういった…?こちらは15年ほど前イギリス人によって造られた日本有数のイングリッシュガーデンなんです。
ここがイングリッシュガーデンなんですか?はい。
正直あまりこちら花がないじゃないですか。
イングリッシュガーデンというと花があって華やかなイメージがあったんですが。
こちらはね「自然風景式庭園」といって風景画のように自然の景色を庭園の設計に生かすっていう18世紀にイギリスで流行した様式なんです。
という事はもともと本来はこういったものがイングリッシュガーデンだったという事ですか?そうです。
ですから今のイングリッシュガーデンの源流って言えますよね。
自然なスタイルなんですね。
水面がキラキラして草木が水に映ってきれいですね。
森も水も空もみんな庭の要素っていう事です。
全て一体化して1つの景色と。
吸い込まれるような景色です。
そして今回のテーマであるリーフプランツのシェードガーデンがこちらにあるという事なんですか?はい。
こちらがシェードガーデンという事ですか。
はい。
こちらは午前中だけ日が当たる半日陰の場所です。
いわゆるお家などだったら東向きの庭が半日陰ですよね。
結構いろんな種類が育てられるんですよ。
このような場所でも色や形もさまざまなリーフプランツ植わってますね。
日陰っていってもレースのカーテン越しぐらいの明るい日陰もあるしほんとに暗くて光がほとんどないかなっていう場所でも育つ種類がありますよ。
あんまり日当たり良くないと諦めがちなんですがこのように丈夫に元気に育ってくれる植物があるという事なんですね。
リーフプランツせっかく植えるなら色や形にこだわりたいんですがどういったものがあるんでしょうか?今回お薦めは2つのタイプがあって例えば斑入り植物ってご存じですか?はい。
緑の葉に白や黄色の模様が入りますと上品でおとなしい感じがしてすてきですよね。
それから葉全体に色がつくカラーリーフ。
赤や黄色を見ると元気が出ちゃう。
そんな感じのその2つが今回のお薦めですね。
葉なのにまるで花のような美しさがあるカラーリーフもあると。
是非こういった日の当たらない場所で育つ植物お薦め教えて下さい。
お願いします。
日陰でも美しい葉の模様や鮮やかな色彩が楽しめるリーフプランツをご紹介します。
まずは一日に数時間日が当たる場所や間接光でも育つ植物。
シェードガーデンというと思い浮かべるギボウシ。
斑入りや緑の濃淡形などバリエーションが豊かです。
アマドコロは間接光のみの明るい日陰でも育てられます。
白や黄色の斑が入った品種がお薦めです。
銀白色の葉が涼しげなラミウム。
暑さ寒さに強くとても育てやすい植物です。
こちらのヒペリカムは日当たりによって葉が黄色や黄緑に変化します。
強い日ざしに当たると葉焼けをするので注意しましょう。
丈夫で育てやすいヒューケラ。
ツボサンゴの名前でもおなじみ。
存在感のある葉の色彩が一年中楽しめます。
特に日当たりが悪い場所ならこちら。
ポトスは寒さに弱いので鉢植え向きです。
ヘデラは寒さに強く屋外でも冬越しできます。
日陰でも育ちますが春と秋に日に当てると葉色が良くなりますよ。
日陰といってもいろいろな日陰ありますからどれくらい日が当たるかによって植物を選んだ方がいいという事ですか?そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
夏の強い日ざしは葉が焼けちゃうから苦手なんですけれどももともとはみんな光は好きなんです。
だから日陰に合うっていうよりは日陰に耐えられる植物たちって思うと分かりやすいですよ。
そう考えればいいんですね。
日はもともと好きですもんね。
耐えられるって事なんですね。
花が咲くものもありましたよね。
花が咲くものは数時間でも光が当たった方がよく咲きますね。
例えばこちらのラミウム。
花も咲いてますけど。
これもともと明るい日陰などで育つけれどもなるべく日に当てれば花も楽しめるよという事ですか。
そのとおりです。
そう考えたらいいんですね。
そしてこちらが地面を覆うタイプですよね。
広い面積をこういった植物で覆うのに適していますよね。
いわゆるグラウンドカバー。
そうです。
こちら何という植物ですか?リシマキア・ヌンムラリアのオーレアです。
これまだ間がありますがこれから広がっていくと。
しばらくしたらここにリシマキアがいっぱい。
それでライム色がワッと明るくなります。
こういった日陰の場所も明るく華やかになるという事ですね。
他に何かお薦めってあったりします?アジュガがいいかな。
アジュガはちょっと湿った所で爽やかな風が吹く所がご機嫌で。
しかも花咲きますよね。
花かわいいです。
このように日陰でもよく育つ植物たち組み合わせ次第でシェードガーデンいかようにも楽しめるという事ですよね。
楽しいですよ。
これからシェードガーデンの植栽プランの立て方をご紹介します。
お願いします。
日陰を明るく彩る。
さまざまな植物を組み合わせて楽しみましょう。
シェードガーデンの植栽プランという事なんですがまずどのように組み立てていけばいいんでしょうか?リーフプランツだけでもできるんですけれども花が咲いた方が華やかでいいですよね。
せっかくなら花もあった方がありがたいですよね。
ですから日陰でも咲く種類を選びましょう。
リーフプランツプラス花の咲く植物も一緒に植えるという事ですね。
更に花の咲く時期がズレると長い期間楽しめます。
これが大きな1つ目のポイントという事ですね。
花の咲く時期をズラして植えると。
例えばどんなものがいいんでしょうか?今ワスレナグサインパチエンスが咲いています。
次にアスチルベそして次にヘメロカリスと順番に花が咲いていきます。
葉が美しいのはもちろんの事花もこのように長く順番に咲いてくれて楽しめるという事ですね。
シェードガーデンを明るく彩るために花が咲く植物を組み合わせましょう。
更に開花時期の異なるものを選ぶと長く華やかな姿が楽しめます。
春先にはワスレナグサ。
続いてインパチエンスが開花。
アスチルベヘメロカリスを加えると初夏から夏にかけて彩りが増します。
西川さんリーフプランツ同士の組み合わせ方のコツってあるんですか?シェードガーデンでは黄色をベースにすると明るく見えるんです。
黄色の…例えばこちらですかね。
リーフプランツをベースにする?黄色いそばに赤い葉ですとか白い葉黒い葉を植えますと色の対比で明るく見えるんです。
3つ目のポイントは黄色い葉のリーフプランツをベースにする事。
すると周りの植物とのコントラストが増しより鮮明に美しく見えますよ。
ちなみに家で日当たりが悪くて今まで植物を育てていなかった場所でこれからやりたいなって方って大丈夫なもんですかね?大丈夫ですよ。
ただ新しい根が張れるように土壌改良は必要ですよね。
それまで植わってないから土があまり良くないわけですね。
ですから日当たりが悪くて水はけも悪いんじゃどんな植物も駄目ですから土壌改良してから植えて下さいね。
ではここら辺植えるのでこのぐらい掘ってみましょうか。
30cmぐらいの深さ掘ります。
ここまさに硬い場所ですからね。
だからこれ土壌改良しないと植えられないわ。
まず土を30cmほど掘り起こし軟らかく耕します。
続いて1m^2当たり小さいバケツ1杯の腐葉土をよく混ぜます。
すると植物が根づきやすく元気に育つ土になります。
だいぶフカフカしてきましたよ。
してきましたよね。
そうしたら少しこうやってちょっと高めに盛り上げましょうか。
最後に花壇のように少し高く盛り上げるのがポイント。
高くする事で水はけと風通しが良くなります。
また植えた場所を踏まないようにする事もできます。
株の間を30cmほど空けてお好みの植物を植えつけましょう。
続いてリーフプランツの美しい葉を長く楽しむテクニックです。
リーフプランツを美しく保つためにどのように育てていったらいいんでしょうか?こちらは斑入りのヘメロカリスなんですけれどもストライプの模様がきれいですね。
斑が入ってますね。
きれいです。
ところがこちらに緑の葉っぱが登場しています。
ほんとだ。
これ斑がないですよ。
真緑です。
そうするとこちらが元気よく育って気が付くと緑の葉っぱだらけになってしまいます。
何で斑がなくなっていっちゃうんですか?斑入り植物は突然変異で緑の葉緑素がなくなって白や黄色の模様が出てくるんですね。
ですからこっちの緑の葉っぱの方が元気がいいわけです。
強いんですね。
そうするとだんだん斑がなくなって…。
でもこの緑の葉っぱどうしたらいいんですか?これは付け根から取るのが簡単ですね。
斑入りの植物から斑がない緑の葉が出てきたら根こそぎ抜き取りましょう。
斑入りの葉を保つためには欠かせない作業です。
更に鉢いっぱいに成長した株は美しい葉を保つために株分けをしましょう。
まず竹べらで株を抜きやすいようにこうやってヨイショヨイショと…。
鉢に沿って。
そうですね。
大体これで一周いったかな?一周しましたね。
いいですか?はい。
取れました。
うわ〜根が張ってますね。
よかった。
新しい根張る場所ありません。
続いてハサミで根鉢を半分に切ります。
こうやるといいですね。
ああちょっとこう…揺り動かすんですね。
はいほぐれました。
株分けの際も緑の葉を見つけたら取り除きましょう。
鉢の大きさに合わせて根を整理してこれだけ取りました。
根をまず取っちゃうわけですね。
古い根を取っちゃうと。
そして3芽で1株になるように残しました。
そうしましたら深めの鉢に排水がいいように大粒の赤玉土を底に入れます。
大粒の赤玉土を入れて排水を良くします。
そして草花用培養土で植えつけます。
根が土に触れるようにしっかりと土を入れましょう。
植え替え完了しましたね。
残った株も3芽で1株になるように分けてこのようにして植えて頂ければ大丈夫ですよ。
3芽で1株という事ですね。
目安にして下さい。
日陰を明るく彩るリーフプランツ。
美しい葉が楽しめる植物や花が咲く植物を組み合わせてシェードガーデンを楽しんでみませんか?
個性的な葉が人気のコリウス。
寄せ植えに彩りを添えてくれる脇役としておなじみのカラーリーフです
今日はそのコリウスを主役に大抜てき。
ポップな寄せ植えに仕上げます。
紹介してくれるのはこの方
コリウスはいろいろな色や形のものが多く出回っているんですよ。
今日はそんなコリウスを使って個性的な寄せ植えを作ってみましょう。
これ全部コリウスなんですよ。
今回使うのはこの4つ
これは葉がちょっと小さめね。
赤と緑のコントラストもすてき。
こちらはその名もフロックハンド。
カエルの手のような形をしています
シックな銅葉に緑の縁取りが印象的
こっちは目が覚めるような明るい黄色。
コリウスってこんなに種類があるんだ。
今回は1種類ではなくてあえていろいろな種類のコリウスを集めてみました。
異なった葉や色を合わせる事によってポップな寄せ植えが楽しめますよ。
それでは器を選びましょう
コリウスはこんもり茂るので安定感のあるこういった低い鉢がお薦めです。
どっしり大きめの素焼き鉢を選びました
次はコリウスに合う脇役を探します
コリウスは色がとても多彩なのでシルバーリーフが相性がいいです。
中でも単色のシルバーリーフがお薦めです
コリウスが派手だから脇役は控えめな色にするわけね。
ラミウムならどの色にも合いそう。
それでは植えていきましょう
真ん中に明るい色のコリウスを置きます。
手前には小さい葉のコリウスを持ってくるといいですね。
中心に明るい色を置くと寄せ植え全体がパッと華やいで見えます。
これは花でも応用できるテクニックですよ
あとは配置どおりに植えつけるだけ
明るい色のコリウスを持ってきます。
シルバーリーフを両サイドに散らします。
これで完成です。
カラーリーフだけで作ったポップな寄せ植えの完成です
花を使わなくてもこんなに華やかな寄せ植えが作れるんだ。
コリウスを主役にして大正解。
ブリキの鉢を使ってもう一つ作ってみたよ
小さい葉のコリウスがギュッと詰まったにぎやかな感じの寄せ植えね。
2〜3週間するとふんわり伸びてきますが花を咲かせないように剪定をこまめにして葉の美しい形を楽しんで下さい。
皆さんもお好きなコリウスを見つけてポップな寄せ植えを楽しんでみて下さいね。
次回は7月第1週。
「シラサギカヤツリ」をナチュラルに寄せ植えします
「花信〜わたしのメモリアル〜」。
今日は楽しい旅の思い出が詰まった花のお話です。
「夫の定年退職後夫婦で日本全国あちこち旅をしました。
最後の2人旅になったのは夫が亡くなる3か月ほど前の事。
立ち寄ったレストランで注文の品を待つ間出窓の植木鉢が気になりました。
多肉植物と思われる葉の周りには小指の先ほどの子供の芽がついていてそれが出窓にポロポロ落ちていました。
興味を持った私はお店の方から5〜6個頂いて持ち帰り鉢に植えました。
あれから2年たった今年の春初めて花を咲かせたのです。
それも2本。
まるで2人で旅をしているように寄り添って。
2人旅の思い出として大切に育てていきたいと思っています」。
多肉植物が咲かせた花。
もしかしたら天国のパートナーさんからのプレゼントかもしれませんね。
今回ご紹介した「リーフプランツ」と「寄せ植えアプリ」はテキスト6月号に掲載されています。
今後の放送予定と併せて参考になさって下さい。
次回は「切って咲かせるクレマチス」。
剪定の極意を金子明人さんに教えて頂きます。
「しゅみえんダイアリー」は宿根草を切り戻すテクニックです。
2014/06/12(木) 10:30〜10:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「日陰の主役にリーフプランツ」[字]

6月特集“日陰に華を!シェードガーデン”第2弾はカラーリーフや斑入り植物などリーフプランツを紹介。コーナー/寄せ植えアプリ【コリウス×ポップ風】花信。

詳細情報
番組内容
6月特集“日陰に華を!シェードガーデン”第二弾はリーフプランツ。日当たりの悪い場所でもよく育ち、見栄えするカラーリーフと斑入り植物を紹介する。肥料や病害虫対策、斑入りなら緑葉摘みなど美しさを保つリーフケアも交えて紹介。建物の陰、樹木の下などの日陰を葉色で魅せる植栽テクを伝授。【司会】三上真史(D−BOYS)<ミニコーナー>寄せ植えアプリ【コリウス×ポップ風】。花信〜わたしのメモリアル〜。
出演者
【講師】水戸市植物公園園長…西川綾子,園芸家…間室みどり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ

ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:24871(0×6127)