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農協改革「抜本的見直しを」6月12日 17時13分
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政府が新たな成長戦略に盛り込む農協改革について、安倍総理大臣は、参議院の農林水産委員会で、「地域の農協が農業の成長産業化に全力投球できるよう、関係する制度を抜本的に見直していきたい」と述べ、法律の改正を含めた改革の必要性を強調しました。
この中で、安倍総理大臣は、JA全中=全国農業協同組合中央会の組織の見直しなど農協改革について「大きな時代の変わり目のなかで、原点に戻りつつ新しい時代にふさわしい農協へと改革していく努力をしなければならない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「地域の農協が独自性を発揮して、農業の成長産業化に全力投球できるよう、関係する制度を抜本的に見直していきたい」と述べ、法律の改正を含めた改革の必要性を強調しました。
一方、政府・与党が取りまとめた改革案で、政府の規制改革会議が求めていた「中央会制度の廃止」に直接踏み込んでいないことなどについて、安倍総理大臣は「改革自体は目的ではなく、あくまでも手段だ。農家などにも目配りをしながら、農業、農村全体で発展していくような仕組みにする観点から議論が行われた」と述べ、理解を示しました。
農協改革を巡って、政府は13日の規制改革会議の答申を受けて、新たな成長戦略に盛り込むことにしています。
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