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リオの空港 W杯開幕の日にスト6月12日 11時23分
日本時間の13日に、サッカーのワールドカップ開幕を控えたブラジルで、リオデジャネイロにある2つの空港の労働組合が、賃上げを求めて開幕戦の当日から一部の職員によるストライキに入ることを決め、影響が懸念されています。
ワールドカップの決勝戦が行われるリオデジャネイロにある国際線の空港と国内線の空港の労働組合は、賃上げを巡る経営側との交渉が決裂したとして、12日午前0時から24時間のストライキに入ることを決めました。
ただ空港の運営に大きな影響が出ないようにという裁判所の命令を受けて、実際にストライキに入るのは、空港のカウンターや荷物の受け渡しに関わるスタッフなど、全職員の20%にとどまるということです。
リオデジャネイロの2つの空港はブラジル国内でも有数の旅客数があり、空港側ではチェックインや、荷物を受け取るときに、通常より時間がかかるおそれがあるとしています。
一方、開幕戦が行われるサンパウロの地下鉄の労働組合は、12日にも再開を示唆していたストライキを見送ることを決め、地下鉄は通常どおり運行されることになりました。
ワールドカップの開幕を間近に控えたブラジルでは、鉄道やバスなどの交通機関や、警察によるストライキが各地で相次いでいて、大会への影響が懸念されています。
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