誰でも作れるオリジナルハンドメイド講座!

レザークラフト キーケース編


 はじめに

  今回のキーケースは、前回ライターケースの細かな説明を踏まえて簡単にご紹介します。
  決して難しい作業をしていませんので、挑戦してみて下さい♪


 簡単なキーケース♪

  皆さん大体の方は車を所持しておりますよね〜
  そんな訳で、誰でも簡単に作れちゃうキーケースの作り方をご紹介したいと思います。
  これを元にご自分でアレンジなど自分だけのキーケースも楽しいかもしれませんね^^
  それでは、これからご紹介させて頂きます。




 使用した道具類

  
@ サドルレザー (1.5mmと1.0mmを使用)
A 工作用紙 (型紙を作る為に使用)
B ゴム板 (菱目を使う時の下敷き) 工作用マット (革を裁断する時の下敷き)

  
C ステッチンググルーバー (縫い糸が表面に出ない為に溝を彫る) ヘリおとし (ヘリ(角)を落とす時に使用します)
D 菱目打 (縫い糸を通す為に使用) 右から=10本菱目[2mm]/1本菱目[2.5mm 1.5mm 2mm]/2本菱目[2.5mm]
E ガラス磨き (床面の仕上げや銀面の処理にも使用)
  
F ハトメパンチ (穴を空けるに使用) カッター (革を裁断するのに使用) ドレッサー (革の断面を均等に仕上げ)
  自作ヘリ磨き (ヘリコバを磨く為に使用) ストッキング (ヘリコバを仕上げるのに使用) クリップ (革を押さえる為に使用)
G 木槌 (菱目を打つ時に使用) 定規 (寸法を測った直線を引くのに使用) ライター (主役w) ボンド (革を接着するのに使用)
  ニーフットオイルコンパウンド (仕上げ時に使用) CMC (コバを仕上げる仕上材) 縫い糸 (革を縫う為に使用・ビニール製)
H 4連キー金具(カシメx2)(鍵を掛ける金具と金具を留めるカシメ) ハトメx1(ホルダーなど紐を通す穴に使用) スナップボタン凸凹(キーケースを留めるボタン) 打具(各留め金具を付ける時に使用)

簡単な工程手順
型紙製作 → 革裁断 → コバ仕上げ → 金具留め → 糸縫い → 外周コバ仕上げ → オイル処理 →完成

 製作工程

工作用紙を使って型紙を製作します。
寸法は@左側(H100×W40×10R) A左側(H105×W40×15R) B右側(H105×W105×15R)を製作
次に革に型紙を固定しまして千枚通しなどで型紙に沿ってケガキます。
ケガいた線に沿って革を裁断します。B本体部1枚 @鍵下部1枚 A袖ポケット部2枚
 

チェック!
革には順目と逆目がありまして軽く曲げてみると分かるのですが順目が楽に曲がり逆目だと曲がりにくく
革の目を気にして(縦横)裁断して下さい。今後の工程に大きく係わります。




革を裁断しましたら床面(革の裏面)の処理を行ないます。
CMCなどの処理剤で適量に塗りつけ処理剤を伸ばし、ガラス板でこすりまして床面を仕上ます。
参考に片面のみ仕上た状態です。
右側だけ艶があり綺麗に仕上がっているのがお分かりでしょうか?
 
この仕上がりを全て革の床面に仕上ていきます。


チェック!
本体部と袖ポケット部、鍵下部の接着部分は床面を仕上ないで下さい。
仕上てしまいますと、接着材がうまく付かない恐れがありますので…
<接着部分>
袖ポケット部=外周 鍵下部=上から10mm部分 本体部分=袖ポケット部、鍵下部と同じ箇所



次に床面が仕上がりましたら、革のヘリを落とします。
ヘリを落とすのは本体部の外周のみを行ないます。1.5mm以下の革には基本的にヘリ落とし作業は行ないません。
CMCなどコバ仕上時に裁断部を仕上ますので、薄い革にはコバ仕上げのみでヘリやコバを仕上ましょう 



次は留め金具類を取り付けます。
あらかじめ型紙に寸法を出して千枚通しで取り付ける箇所に印を付けます。
4連キー金具ですが、(H19×W33)のサイズの物を使用しています。
上から19mm 横から10mm、30mmの2箇所
スナップボタンは、(10mm)の大きさの物を使用しています。
凹は本体部、上から5.25mm 左側から25mm 
凸はポケット部、上から5.25mm 右側から15mm
の箇所へ
ハトメは穴の径が4Φ(直径4mm)の物を使用していますが、フォウの飾り程度なので付けなくても構いません(笑)
参考までに、本体部の上から7mm 左側から50mmの箇所にハトメパンチで穴を開けた後にハトメを取り付けます。
 
  


各金具を取り付けましたら、各パーツを本体へと接着剤で固定します。
多少のズレなどがありますが、次の工程で外周部分は切り合せますので、なるべく本体部分にあわせて取り付けましょう。


チェック!
接着剤は、ゴムのりやGボントクリアーがありますが、それぞれのお好みで使用してみてください。
ゴムのりは、のりが乾いてからパーツを貼り付けます。(時間が掛かります)
また後で剥がしたい時は被害が少なく剥がれやすいのが特徴です。
Gボンドクリアーは、速乾性で直ぐに張り付き剥がれにくいのが特徴です。
色は名前どおり透明なので、多少ボンドがはみ出ても目立ちにくいので初心者には良いかもですね



接着部分が乾きましたら、先程取り付けた各パーツが本体からはみ出している箇所がありますので
本体部にあわせて切り取っていきます。

切り取りましたら、ステッチンググルーバーにて本体部の外周に溝を彫っていきます。

溝が彫り終わりましたら、2.5mmの菱目打出で穴を打ち込んでいきます。
 
  


菱目打出で穴が開け終わりましたら、縫う作業です。
縫いはじめは、なるべく目立たないところから縫いはじめて下さい。
フォウは左上の本体部とポケット部の繋ぎ合わせから縫いはじめてみました
縫う箇所は外周を一周するだけなのでとても簡単です。
注意する点は、糸の引っ張りに気を付けて下さい。
引っ張り過ぎますと、革が糸によって引っ張られ食い込んでシワが出来てしまい綺麗に仕上がりませんので…

縫い終えましたら、外周のコバ仕上げを行ないます。
ドレッサーで張り合わせた各パーツ部や外周を均等に削り、
CMCなどの処理剤を指に少し付けてコバ部分に塗りつけてヘリ磨きで磨きます。
その後、最終的には良く艶が出るようにストッキングやヘチマなどで良く擦りますと艶が出て綺麗に仕上がります。

あとは固く絞った濡れた布を革の銀面に軽く拭いて、
銀面が完全に乾きましたら、綿の布でオイルを円を描くようにまんべんなく塗りこみます。
オイルが塗った当初はまばら状態になっていますが、少しの時間で全体に広がります。
銀面を触ってみてオイルが手に付かなくなったところで綺麗な綿布で乾拭きしてあげましょう
以上の工程作業が終わりましたら完成です♪

 

チェック!
濡れた布をきつく絞って拭く作業ですが、銀面に手のあぶらや汚れなどが作業中につきます。
そこでこの作業を怠るとオイルを塗った時に汚れが目立ちその汚れは落ちなくなりますので
しっかりと銀面を拭いてあげてください。
最後の綺麗な綿布で乾拭きをすることは、銀面に少し艶が出てきて多少の傷や汚れから保護してくれます
必ずではないのですが、出来たばかりの製品は銀面の艶も少なく傷、汚れがつきやすいので
銀面の最後の処理することをオススメします^^




v(*'-^*)b  完成♪

 あとがき

  長々とご覧になって下さった方々有難うございました<(_ _)>
  分かりづらい点や言葉表現が足りないところもありますが、ご了承下さい。
  今回は、ライターケースの作り方をふまえた上でのステップアップだと思っていただけたら幸いです。
  また、分かりづらい等のご指摘が御座いましたら、何なりと掲示板やメールでご質問下さい。

  今後もコインケースやアクセサリー等、誰でも出来るレザークラフトをご紹介していければと思っております。
  フォウと同じく初心者の方やこれから初めて見たい方などの参考になれれば嬉しいです^^

最後に注意点や保管状態について

● 今回使用した革はサドルレザーを使用しています。
  収縮率の問題で他の革を使用しますと型紙の寸法が異なる場合があります。

● 革のお手入れは、3ヶ月位をメド行なって下さい。 <参考>最終工程の仕上げ
  (濡れた布をきつく絞って拭いて、オイル処理をして、最後に綺麗な綿布で乾拭き)

● ひどく水などで濡らしてしまったら、日陰で完全に乾かしてオイル処理、乾拭きをしてあげて下さい。

● 作業するにあたって、刃物、火、接着材など人に害を及ぼすものがありますので
  小さいお子様等いらっしゃる方は、くれぐれも注意して作業を行なってください。

● 「キーケースの作り方」の著作権は、清鶴館および著者にありますが、
  個人で楽しむには印刷など参考にして頂いても構いません
  しかし、商用や団体など営利が発生する場合や再配布は、著作権が御座いますので、ご遠慮下さい。


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