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みんなヒカリエになってしまうのか
渋谷ヒカリエ、東京ソラマチ、キラリナ京王吉祥寺。
最近、そんな名前の複合商業施設が増えている。日本語ベースの造語でカタカナ4文字くらい。 昔は中野サンプラザ、キャナルシティ博多みたいな分かりやすい英語が多かったはずだ。いったいいつからヒカリエみたいになったのか?調べてみました。 > 個人サイト ツイッター(@mitsuchi) キラリナ京王吉祥寺がオープンした今年の4月、東京・吉祥寺のユザワヤ跡地に「キラリナ京王吉祥寺」が開業した。
キラリナです
たいへんキラキラしております
最近の商業施設らしく、大変きれいでピカピカしていた。
それはいいんだけど、ぼくが注目したのはその名前だ。正直なところ、キラリナ、おまえもか、と思った。 次の表は、最近オープンした商業施設の名前と開業年だ。 最近こんなふうに、日本語をもとにした造語で、カタカナ4文字くらいっていう名前の商業施設が増えている。
ぼくが一番印象に残っているのはヒカリエだ。 渋谷ヒカリエ
一時期、当サイトの編集部もここに入っていた。今はもう慣れたが、開業当時は「ヒカリエって!」というくらい名前に違和感があったのを覚えている。
この流れはせいぜいここ数年のことだと思う。少なくとも1970年代以降、日本の複合商業施設の名前は英語が主流だった。 中野サンプラザ(1973年)
六本木ヒルズ(2003年)
30年間変わらなかった「サンプラザ」の波が、ここ数年で急速に「ヒカリエ」化しているように感じる。
それは本当なのか?「ヒカリエ」化の端緒はいったいどこからなのか?次のページで1970年以降の変遷を年表にまとめてみました。
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