上場企業が「長期株主」づくりを進めている。株主に対して自社製品などを贈る株主優待制度で、長く保有するほど内容を充実させる例が増えている。5月末時点で115社が導入、株主優待策を持つ企業の1割を超えた。少額投資非課税制度(NISA)が始まり、個人の長期投資意欲が高まる中、企業側も安定株主化を急ぐ狙い。
玩具メーカーのタカラトミーは新たに株式保有期間に応じた優待制度を導入する。同社の公式通販サイトで…
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