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伊集院光、病死した義弟のノートに記された文字が招いた誤解を解く「ふっかつのじゅもんです」
2014.06.11 (Wed)
2014年06月11日に上梓された伊集院光のエッセイ集『のはなしし』にて、お笑い芸人・伊集院光が妻の弟(つまりは伊集院にとって義弟)について記していた。
のはなしし

義弟は、「よしのり」という名前だった。妻が高校生の時、よしのりは中学生であり、その時に病死しているという。いつもは明るい妻だが、弟のことを思い出したり話題に出すと暗い影を落として少し空気が変わる。
伊集院が妻と結婚したばかりのある日、妻の実家でくつろいでいると、弟の遺品を目にして、その思い出話を聞かせてもらったという。その中に、一冊のノートがあった。煤けたノートには、マンガやイラストなどが記されていた。
その中に、「んかきそこねもおさまし…」という言葉の羅列があったという。その言葉を見て義母は「この頃からすでに(病気で)混乱していたのかしらね…私は気づけなかったけど」と語った。
意味のないひらがなの羅列が何度も何度も出てくることから、伊集院は「これは、『ドラクエ』の復活の呪文だ」とピンときて、「これは『ドラゴンクエスト』というゲームのパスワードです。この復活の呪文を入れれば、ゲームの続きができるんです。…ドラクエってのは、めちゃくちゃ頭をつかうゲームだから、混乱なんかしてないですよ。これを書いているときは、元気ですよ」と伝えた。すると、義母は落ち込んで暗い様子から、いつもの様子に戻ったという。
妻は、弟に「おねえちゃん、復活の呪文を読むからメモして」と頼まれてメモをすることをしていたのを思い出した。だが、一文字二文字間違えてメモしてしまうこともあり、「ふっかつのじゅもんがちがいます」と画面に出て、弟に怒られた、という思い出を伊集院に話したそうだ。
そこで伊集院は
とのことだ。
なお、この素敵なエピソードを1つ掲載することができるお礼のためにか、このエッセイの巻末には、篠岡美佳 篠岡良憲と妻、そして義弟の名前が記されている。
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義弟は、「よしのり」という名前だった。妻が高校生の時、よしのりは中学生であり、その時に病死しているという。いつもは明るい妻だが、弟のことを思い出したり話題に出すと暗い影を落として少し空気が変わる。
伊集院が妻と結婚したばかりのある日、妻の実家でくつろいでいると、弟の遺品を目にして、その思い出話を聞かせてもらったという。その中に、一冊のノートがあった。煤けたノートには、マンガやイラストなどが記されていた。
その中に、「んかきそこねもおさまし…」という言葉の羅列があったという。その言葉を見て義母は「この頃からすでに(病気で)混乱していたのかしらね…私は気づけなかったけど」と語った。
意味のないひらがなの羅列が何度も何度も出てくることから、伊集院は「これは、『ドラクエ』の復活の呪文だ」とピンときて、「これは『ドラゴンクエスト』というゲームのパスワードです。この復活の呪文を入れれば、ゲームの続きができるんです。…ドラクエってのは、めちゃくちゃ頭をつかうゲームだから、混乱なんかしてないですよ。これを書いているときは、元気ですよ」と伝えた。すると、義母は落ち込んで暗い様子から、いつもの様子に戻ったという。
そこで伊集院は
「一文字違うだけで、ゲームの続きができなくなるんだぞ。何時間も冒険したのに、前に書いたパスワードのところからやり直しになっちゃうんだから、怒って当たり前なの!」と義弟の肩を持った。
とのことだ。
なお、この素敵なエピソードを1つ掲載することができるお礼のためにか、このエッセイの巻末には、
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タグ : 伊集院光
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