ＴＡＫＡＨＩＲＯ　書道８段　悲願の初個展

　１９人組ダンス＆ボーカルグループ「ＥＸＩＬＥ」のＴＡＫＡＨＩＲＯ（２９）による初個展「始〜絵具バカ日誌〜」が１２日から、さいたま市のさいたまスーパーアリーナ内のギャラリー「ＴＯＩＲＯ」で始まるのを前に、１１日、内覧会が行われた。

　書道８段のＴＡＫＡＨＩＲＯが、２００８年６月２７日の「月刊ＥＸＩＬＥ」の創刊から６年にわたって連載で披露してきた書道や絵画作品に加え、著名人の似顔絵や最近始めたという写真など約２００点を展示。

　本名「田崎敬浩」の名前が入った幼少期のポスターや、２・７メートル四方の巨大な紙に描いた「絆」や「酒」の文字、亡き祖父が描いた油絵と自身の書を融合したデジタルアート作品などが見どころだ。

　ＴＡＫＡＨＩＲＯは「いつか個展を開きたいと夢見ていたので、ようやく開催することができてうれしい。（ＥＸＩＬＥリーダーの）ＨＩＲＯさんとか偉い人に（個展を開催したいと）ジャブは打ってきたので、そのジャブが効いてきたのかな。いつかは全国で開けるようにしたい」と夢をふくらませた。

　美声と芸術家の才能を併せ持つイケメンは、さらなる挑戦を問われると「一度でいいから富士山に登ってみたいと思っていたので、今年こそは登って日の出を眺めてみたい」と話した。

　個展は２２日まで。入場券は、前売り１５００円、当日１８００円。１１日間で３万人の動員を見込んでいる。