2014年06月11日(水)04時28分

Phil Spencer氏「ゲーミング・コンソールとして勝利することが先決」

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昨年のE3時にはMicrosoft Game Studiosのトップとしてファースト・パーティーのソフトウェアのみを取り仕切っていたPhil Spencer氏だが、今年はXbox事業全体のヘッドとしてE3を迎えた。

仮に昨年の時点でSpencer氏が現在の立場にいたら、何か状況は変化していたのだろうか?IGNが話を聞いている。

Phil Spencer
「Philは去年も壇上にいたんだから無関係じゃないだろう」という論評を多く見かけた。それは非常にフェアだと考えている。私は去年も壇上に立っていたし、意思決定を下す会議にも参加していた。ファースト・パーティーを指揮していた。「我々と彼ら」という風にはしたくないんだ。私はその両方にいる人間だからね。私は初代XboxからXboxに関わっているんだ。

以前にも述べたことだが、我々は現在、「勝ち取るべき顧客は?」という点に尽力している。我々は毎年、「テレビでゲームをプレーしたい。私に最適のコンソールは?」という疑問を持つ男性や女性を獲得していかなければならない。私は彼らにXboxを選んでもらいたいんだ。そのためには、最高のゲームが必要になる――2014年の我々のラインナップは強力だと考えている。2015年のゲームも是非紹介したい。今年の下半期に我々のコンソールでリリースされる独占やサード・パーティーからのゲームを誇りに思っているんだ。

長い目で見れば、我々がお話してきたエンターテイメント機能が長期的な成功にとって重要な存在になると考えている。我々がそれらを隅に除けようとしている点を無視すべきではないだろう。エンターテイメント機能だけでコンソール戦争を勝つことはできないんだ。まずは、ゲーミング・コンソールとして勝利しなければならない。私にとって、焦点の順序付けほどの要ではないということだ。私が今やろうとしているのは正にそれで、我々の核を成す顧客は誰なのか、そしてどのようにして勝たねばならないのか、理解することなんだ。

ソース: IGN

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