警視庁渋谷署、W杯に向け商店街に協力要請
2014年6月11日18時50分 スポーツ報知
サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本戦の際、東京・渋谷駅周辺がサポーターで混乱しないよう、警視庁渋谷署は11日、地元商店街や鉄道・バス事業者、消防など17団体の関係者を集めて説明会を開き、警備への協力を求めた。
日本の初戦は日曜日の15日正午ごろに終わる。渋谷署は、スポーツバーなど26店に約3600人のサポーターが集まると予測。買い物客らも加わり、試合後の駅前のスクランブル交差点は混雑するとみている。
説明会では、龍一文署長が、昨年6月のW杯予選では数千人が集まり、一部で迷惑行為があったと指摘し「雑踏事故を防ぎ、円滑な交通を確保したい」とあいさつ。警察官を配置し、歩行者に地下街への回り道を求めることなどを説明し、理解を求めた。
地元消防の関係者は「けが人が出た場合の救急車の誘導をしっかりしてほしい」と要望した。