総選挙で初戴冠した渡辺麻友=東京・新宿区(撮影・大西正純)【拡大】
悲願の1位達成から4日。渡辺は「夢だったんじゃないかと思うくらい、新しい自分に生まれ変わったよう。中1のときに漢字テストで毎週100点を取ったことはあったけど、大きな一等賞は人生で初めてです」と興奮さめやらぬ様子だ。
連覇を狙った指原との一騎打ちで、速報2位から逆転しての栄冠。かつて総選挙で1位争いをした前田敦子(22)と大島優子(25)が卒業し、グループは正統派アイドル・渡辺とバラエティー女王・指原による新2強時代に突入した。
「昔は考えたこともなかったけど、何が起こるかわからないから、AKBは面白いです」
3期生の渡辺と5期生の指原は、かつてチームBで活動をともにした仲間。2012年のアルバム「1830m」の収録曲「アボガドじゃね~し…」を2人で歌った。
「まさか“アボガドコンビ”でこんなことになるなんて」と笑い、「普通に仲良しだし、タイプも違うから面白いんじゃないかなと思う。気心知れた仲なので、やりやすいです」とそれぞれの得意分野でAKBを牽引し、切磋琢磨することを誓った。