無登録貸金業者ひき逃げで捜査06月10日 07時01分
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今年３月、名古屋市で警察のパトカーの追跡を振り切った車が人身事故を起こし、運転していた男が車を乗り捨てて逃げた事件を巡り、警察が別の貸金業法違反事件で逮捕された３５歳の男をひき逃げの疑いで調べていることが、捜査関係者への取材で分かりました。
今年３月、名古屋市西区で交通違反をしたとして、警察のパトカーの追跡を受けていた乗用車が、軽乗用車と衝突して女性が胸の骨を折る大けがをし、運転していた男が車を乗り捨てて逃げました。
捜査関係者によりますと、警察がひき逃げ事件として捜査し、運転席のエアバッグに付着していた血液のＤＮＡの型を鑑定した結果、おととし８月に無登録で貸金業を営み、法定の上限を超える金利で貸し付けを行ったとして逮捕された３５歳の業者の型と一致したということです。
警察は業者が乗用車を運転して事故を起こし、そのまま逃げたとして、ひき逃げの疑いで調べを進めています。