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ネットバンキング不正 金は「地下銀行」通じ中国へ6月11日 17時33分
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インターネットバンキングの不正送金に関わったとして中国人13人のグループが逮捕された事件で、被害金を回収したとして逮捕された女がいわゆる「地下銀行」を通じて、中国に送っていたことが分かりました。
警視庁などは、不正送金を中国から指示していた主犯格の特定を進めています。
女は容疑を否認しているということです。
この事件は、ことし被害額が14億円を超え過去最悪となっているインターネットバンキングの不正送金に関わったとして中国人の男女13人のグループが逮捕されたもので、警視庁は去年を含め6億円以上の被害に関わっているとみています。
13人のうち、東京・江戸川区の林秀美容疑者(42)は、インターネットバンキングの利用者の口座から不正に送金された現金をメンバーの男から回収したとして組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されましたが、林容疑者が回収した金をいわゆる「地下銀行」を通じて中国に送っていたことが警視庁への取材で分かりました。
また、利用者の預金の送金先となった口座から金を引き出すのに使われたキャッシュカードは、中国から国際郵便でメンバーに送られていたということです。
警視庁は、不正送金を中国から指示していた主犯格の特定を進めています。
調べに対し、林容疑者は容疑を否認しているということです。
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