亡霊メークで笑いを誘った坂田利夫。左は子役の小林颯【拡大】
タレントの坂田利夫(72)が11日、東京・新宿バルト9で行われた映画「呪怨-終わりの始まり-」(落合正幸監督、28日公開)の支配人争奪イベントに出席した。
劇中で俊雄役を演じる子役、小林颯(8)にスタッフが「1日支配人」のタスキを渡すと突然、セットの呪怨部屋から亡霊メークの坂田がパンツ1枚で乱入し、「わたしがほんまもんのとしおくんやがな」と支配人の座を奪おうと横やりを入れた。
そんな坂田を横目に小林は無言で涼しい顔。根負けした坂田は「好きなもんこうたるわ。おっちゃん、独身やねん」と小林を懐柔しようとして会場を笑わせた。
一方、同作について坂田は「本当に怖かった。子供さんが親のいじめにあって亡くなったという話で、こういうのは今の日本社会に多い。子供さんは愛情こめて大きくしてください。子供をいじめたらこの映画のようになりますよ」と真剣な表情で警告。その一方で、人生初の映画PR営業がパンツ1枚だったことについて「今年は芸能生活50周年だけど、こんなの初めてやわ」とぼやいていた。