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2014-06-10

ライフハックを信用しない訳。


lifehackという言葉が生まれた頃からその情報を追い続けている人間ですが、全面的には信用していないんですよね。とはいえ、結構な頻度でブクマしているし、お役立ち記事の中で生活で使えそうなものは積極的に取り入れている。自分が気に食わないのは一部界隈の人たちが書いている一度しか実践してそうにない薄っぺらいエントリですかね。


彼らの方法論は実戦の高負荷の状況下での改善方法としてはあてにならない。ライフハックは道具である。道具は使うものである。彼らは道具に使われているようにしか見えない。ヘラヘラしながら道具に使われている態度を見ているとイライラするのだ。


iPhoneアプリであれば、実際に使ってみて便利でなければ続けて残しておく事はない。ただアプリを集めて満足するような収集癖は無い。

インタビューとか自己啓発系のエントリーでもポジティブ志向であれば良いというわけではない。実際に生活を改善できる方法論でなければ意味が無いのだ。実際に考える際に使えるフレームワークなどを集めていきたいと思っている。


ただまぁ、ライフハックという言葉は相当に形骸化した観念ではあるなとは思う。金になると分かってイナゴが群がったあとの残りカスしか残っていない感じではありますよね。ネット上で意識高い系がバカの一つ覚えみたいに大したことでもない自己啓発やら起業の思想を振り回しているのを見ると僕でもドン引きますし。

ま、僕がこんな事を書こうと思ったのは、普段、幸せ自慢をしている方々が、その人達がバカにしているネットイナゴとおんなじ行動をしているのを見かけたからですが。


最近ではライフハックという呼び方がいけないのかな?と思っている。僕が求めているのは福沢諭吉が言っている「実学」の部類ではないかなと考えている。僕が探しているのは、実際に生活の中で使うための戦えるライフハックである。頭でこね繰り返した屁理屈ではなく、実際の現場で蓄積した改善の知識。そんなものを求めているのかなと思う。


学問のすゝめ (岩波文庫)

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