「先延ばしグセ」から抜け出すために自分に課すべき5つのルール
2014.06.11 22:00
たまに先延ばしをするのは仕方ありません。しかし、先延ばしグゼに振り回されてはいけません。先延ばしをしっかり管理することが、雑念を取り払い、仕事に集中する鍵となります。レオ・ババウタ氏は先延ばしに振り回されない生活を手に入れました。あなたも同じことができるはず。
ババウタ氏は、自分に5つのルールを課しているそうです。
- 最重要のタスクをリストする。自分にとって最重要である3つのタスクをリストしています(Zen Habitsにブログを書くこと、執筆中の本に取り組むこと、Sea Changeの記事を書くこと)。また、毎日、瞑想すること、小説を読むこともリストに入っています。
- 最初のタスクに早くとりかかる。朝起きるとすぐ、先延ばしをせずに瞑想します。次に、小説を読みます。その後、20分間、最初の「最重要タスク」に取り組みます。ここまでは、毎日間違いなくこなします。
- そのほかのタスクも、時間が許すかぎり早くとりかかる。例えば、今度私たち夫婦は旅行にでかける予定です。旅行中は、最重要タスクを一気に片付けることはできないでしょう。しかし、やるべきことはやらねばなりません。ですので、最重要タスクへの取り組みが終わるまで、インターネットを徘徊したり、メールやソーシャルメディアをチェックすることを自分に許しません(ただし休憩はOK)。
- 10分間休憩する。20分間の「先延ばし禁止時間」の後で、10分間の休憩をとりましょう。ただ、時間は好きなだけ延長できます。10分間だけメールチェックなどをして、次の20分間の「先延ばし禁止時間」に取り組みます。
- ルールを守れなかった日は、夜のワインはおあずけ。私は完璧ではありません。たまには間違いを犯します。ただし、そのときは自分に小さな罰を与えます。その日は「ワイン抜き」にします。
こうしてババウタ氏は、先延ばしのない習慣を手に入れました。「先延ばし禁止」の時間は、少しづつ長くしてもOKでしょう。ただし無理しすぎないこと。休憩は必要です。
The No Procrastination Challenge|Zen Habits
- 「グズ病」が完全に治る本―スグやる!「言い訳」はしない生活へ! (知的生きかた文庫)
- S. ロバーツ|三笠書房