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2014年06月11日（水）
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「ココリ」全面改装へ 支援のイオン、年内にも 甲府
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甲府市中心街の再開発ビル「ココリ」が全面改装することが１０日、複数の市関係者への取材で分かった。客足が低迷しているココリの支援を決めているイオングループが、地下１階〜地上２階の商業施設部分のレイアウトやテナントを大幅に見直す方針。年内のリニューアルオープンを目指している。〈宮川彩乃〉
市関係者らによると、イオングループは近く、ココリの商業施設の大部分を所有するゼネコンの西松建設（東京）と、テナント誘致や改装を請け負う契約を結ぶ見通し。
イオン側は各階の全体のレイアウトをはじめ、店舗の配置や新規テナントの誘致の検討を進めていて、「銀座や六本木などに店を構える飲食店も挙がっている」（関係者）という。
ココリは中心街活性化の起爆剤として期待され、建設には国や県、市が約５０億円の補助金を投入。県立宝石美術専門学校も入居し２０１０年１０月にオープンしたが、テナントの撤退が相次ぎ、商業施設部分は空きスペースが目立つ。現在、地下１階は生活雑貨店、地上１階はジュエリー販売や飲食店などが、２階はアニメグッズやゲームを扱う店舗などが入居している。
中心街の再開発に関わる市関係者の１人は「魅力づくりを進めて、着実に集客、地域活性化につながる施設に成長してほしい」と話している。
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