SEO(Search Engine Optimization)は、現在、Googleの度重なるアルゴリズムの変更に伴い、苦境に立たされていると言っても過言ではありません。
何故なら、アルゴリズムの変更によって、今まで検索順位をあげる為のもっとも有効な手段であった外部からのリンクが規制され始めたからです。
多くのSEO業者は、自社で保有する外部リンクの為のサイトからのリンク(所謂、自作自演のリンク)をお客様(依頼主)のサイトに施す事で、お客様からの依頼のあったキーワードで検索順位を上げてきたのですが、Googleは、それをNGと明言して来たからです。
そして、悪質なものには、検索順位を下げたり、検索結果に表示されない様にしたりとペナルティーを与える様になりました。
しかし、SEOを依頼しているお客様からすれば、依頼している業者が或いは依頼しようと思っている業者が、どんなSEOをしているか分からないケースも少なくありません。
そこで、今回は業者が使う営業トークに含まれるキーワードに注目し、その危険性について考えて見ました。
SEO会社の営業の方の説明に下記のようなキーワードが含まれていたら要注意です。
- 業界最古のWebサイトを保有する弊社よりリンクを設置します。
- 貴社サイトとテーマが合致するWebサイトからリンクを設置します。
- 評価が高いWebサイトからリンクを設置します。
- 弊社のリンクは、古いドメイン(オールドドメイン)のサイトです。
- 弊社のリンクは、IP分散されたリンク元になります。
上記は、全て危険なキーワードを含んでいますね?分かりますか?
Googleは、自作自演のリンクはNGと言っています。つまり、自然に受けるリンクのみ評価の対象にする、と言う事です。受けるリンクに対して作為的な要素があれば、自作自演のリンクになってしまうはずですよね。
そこで、もう一度、上記の1~5の説明を見て見ましょう。
- 業界最古のWebサイトからのリンク
- テーマが合致するWebサイトからのリンク
- 評価の高いWebサイト
- 古いドメインからのリンク
- IPが分散されたサイトからのリンク
これらは、全て自然には出来ませんよね。自然にリンクされるなら、新しいサイトからのリンクも含まれるでしょうし、質の低いサイトからのリンクもあるでしょう。
これらのキーワードは、全て「弊社は意図的なリンク(つまり、自作自演のリンク)を施します。」と言っているのと同じです。
このように、自社の外部対策(リンク対策)の価値を売り物にしてくるSEO会社には注意が必要かも知れませんね。
※すべてが駄目と言う事ではなく、注意が必要です(^^)