仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

学力差のある兄弟

あまり成績のよろしくない三男ですが、最近少しは勉強方法のコツを掴んだのか、先日の中間考査の成績は以前より上がってる教科が多かったです。なかなか集中力が持続しないタイプなんだけど、志望校にチャレンジできるだけの学力がついたらいいなあと見守ってるさっこさんですこんにちは。

そんな三男の兄達の中学生時代の成績ですが、長男は下の上ぐらい、次男は上の下ぐらいでして。同じ親から産まれてきても同じぐらいの学力があるとは限らないのですよね。持って生まれたものというのは如何ともしがたく、どんなに努力しても上位に食い込めない子もいれば、大して勉強しなくてもさらっと上位の成績を取る子もいます。努力したら報われるというものでもないのが難しいところですね。

次男が中3のときの同級生に兄が東大に進学してる子がいまして。中学生時代から教師にも一目置かれる存在だったようです。しかし弟である同級生のほうはごく普通の成績で、どんなに頑張っても兄には到底かなわない。とても真面目な子でこつこつと努力するタイプだし、その子なりに成績も上がっていったらしいんですが、親に評価されることはなかったようで、「兄貴と比べられたら俺なんてどうしようもない」と周囲に愚痴をこぼしてたようです。

こういうの聞くとつらいですね…。本人なりに成果をあげてるのに認めてもらえないというのは。学習意欲を削いでしまうんじゃないかと思ってしまいます。兄弟の学力差があまりにもかけ離れすぎていても親としてはどちらも我が子だから「頑張れば追いつけるはず」という期待があるのかもしれません。それにどうしても身近な対象と比べてしまうのが人の常ですからね。

我が家はどうかと言いますと、息子達の成績に必ず目を通す夫は前回の結果と比較してどうだったかで評価する人です。いくら上位の成績であっても前回より下がっていたら「どうして前回より下がっているのか」ということを追及して、苦手なところを克服するようにと叱咤します。逆に下位の成績であっても前回より良かったら「よく頑張った、この調子で頑張れ」と褒めます。比較対象は本人自身なわけですね。

夫の場合、成績よりも課題をきちんとこなして期限までに提出してるかどうかを重視するので、普段から「課題できたのか?」と尋ねて課題にまで目を通す人なんですよね。「言われたことすらできないようだと社会人になって仕事なんてできない」がモットーの人なので。きちんとやらないと私なんか目じゃないぐらい雷を落とすので、特に次男は言われなくてもせっせと課題をこなして自主勉強までするのが習慣になってしまいました。長男は適当に誤魔化すことがあったり、三男はそもそも書くのが遅すぎて課題をこなすのがやっとなので自主勉強まで手が回らなかったりすることもあるのですが。まあこれも性格やら気質によりますな。

この指導方法でよかったのかどうか、それは私にも答えは出ませんが、少なくとも将来自分がやりたいことをするためにはある程度学力がないとどうしようもない、というのだけは刷り込まれたようで、息子達なりに目標を持って勉強してるようでなによりでございます。これといって目標もなく勉強するのってつまらないですからね。勉強すること自体が楽しい子は別として。10年後に息子達がどんな社会人になってるのか、と想像しながら見守っていく所存でございます。