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米共和党 予備選挙で有力議員敗れる
6月11日 15時24分

アメリカで、ことし11月の議会の中間選挙に向けて予備選挙が続くなか、議会下院の共和党ナンバー2の有力議員が保守派の市民運動「ティーパーティー」が支援する候補に敗れる展開となり、野党・共和党内で衝撃を持って受け止められています。

アメリカでは11月4日に予定されている中間選挙を前に、民主党と共和党の両党がことし3月以降、党の正式な候補を決めるための予備選挙を各州で行っています。
10日には南部バージニア州で野党・共和党の候補を決める予備選挙が行われ、下院共和党ナンバー2のカンター院内総務と、保守派の市民運動「ティーパーティー」が支援するデイビッド・ブラット氏の争いとなりました。
地元の選挙管理委員会の開票速報によりますと、ブラット氏の得票率が55%余り、カンター氏が44%余りで、カンター氏は敗北を認めました。
カンター氏は下院の共和党の有力議員で、ことし4月には超党派の議員団の一員として日本を訪れ、安倍総理大臣とも会談しています。この秋の中間選挙で共和党は支持率が低迷するオバマ大統領の与党・民主党を相手に上下両院での勝利を目指していて、今回、党の中枢を担うカンター氏が「ティーパーティー」の候補に予備選挙で敗れたことは共和党内で衝撃を持って受け止められています。

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