朝鮮日報記者に質問:日本の知識人の韓国観は?

■質問:最近日本の知識人が抱いている韓国人のイメージについて正確に知りたい(質問者:キム・ヨンギルさん)

内容:公務員を定年退職した高齢者です。最近、かつての仲間たちが集まると、安倍首相による韓国への厳しい対応や韓国を軽視するような発言に誰もが怒りを感じ、かつて業務を通じて、あるいは個人的にも親しかった日本人との関係を絶つケースも出てきています。120年前には大陸を支配するに当たり邪魔になるという理由で、当時の日本人は明成皇后(日本での呼称:閔妃〈びんひ〉)を平気で殺害しましたが、あの時と同じような感覚で韓国人を見詰める日本人が増えていると感じます。これは非常に不満ではありますが、実際に現場で感じる日本の知識人たちの韓国観はどのようなものでしょうか。

■回答:日本は韓国よりも中国を意識(回答者:車学峰〈チャ・ハクポン〉東京特派員)

 日本人が韓国に対して抱く見方はそれぞれ異なります。しかし日本全体の大きな傾向としては、日本は韓国が中国と関係を深めていることに恐怖を感じているようです。尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権問題が表面化して以降、日本は中国に対して敵対心や脅威を感じています。また資本主義国であり民主主義国の韓国が中国にあまりにも接近し過ぎているとも考えています。経済的な依存度や北朝鮮に対する圧力などを考慮し、韓国の外交政策が中国を重視しているのは確かにその通りでしょう。そのため「敵の味方は敵」という論理で韓国への感情が悪化していると考えます。

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