Cervarix.jp 子宮頸癌疾患情報

「効能・効果」「効能・効果に関連する接種上の注意」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する接種上の注意」、「接種不適当者を含む接種上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。

臨床試験成績(抗体価)

サーバリックスは、ターゲットであるHPV 16型および18型に対する高い抗体価が長期にわたり維持される ワクチンです。

少なくとも8.4年にわたり、HPV 16および18に対する抗体価が自然感染レベルの10倍以上に維持されました。

図:8.4年間における抗体価の推移[海外データ]

図:8.3年間における抗体価の推移[海外データ]

対象:
初回ワクチン接種時に、HPV 16および18血清抗体陰性、HPV 16および18を含む14タイプの発癌性HPVのDNA陰性、および細胞診が正常であった15~25歳の健康女性1,113例
方法:
第Ⅱb相臨床試験(多施設共同無作為化二重盲検試験)。先行試験①(HPV-001試験)において、サーバリックスまたはプラセボ(アルミニウム塩のアジュバントのみ)を、0、1、6ヵ月後の3回接種し、有効性、免疫原性、安全性について評価した。継続して776例を対象に初回接種後最長6.4年間の追跡を行った先行試験②(HPV-007試験)に引き続き、ブラジルの試験に参加していた436例を対象に初回接種後最長8.4年間の追跡調査を行った。免疫原性については、プロトコルを遵守したATP-免疫原性コホート(n=305)で解析した。
安全性:
HPV-023試験における重篤な有害事象の発現率は、サーバリックス群4.5%(10/223例)、プラセボ群3.3%(7/213例)であった。臨床的に重要な有害事象の発現率は、サーバリックス群17.9%、プラセボ群11.3%、新たな慢性疾患の発症率は、サーバリックス群2.2%、プラセボ群0.9%であった。

Roteli-Martins C et al.:Hum Vaccin Immunother 8(3):2012(in press)

GMT:
geometric mean titers(幾何平均抗体価)。抗体価は対数正規分布を示すため、幾何平均値を使用している。

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