Cervarix.jp 子宮頸癌疾患情報

サーバリックスの接種時期

サーバリックスの接種対象は10歳以上の女性で、0、1、6ヵ月後の3回接種が必要です。

サーバリックスの接種対象は10歳以上の女性であり、その効果は成人より小児で高いと考えられています(3/3参照)。十分な抗体価を得るためには、上腕三角筋部の筋肉内に、0、1、6ヵ月後の3回接種することが必要です。

【用法・用量】
10歳以上の女性に、通常、1回0.5mLを0、1、6ヵ月後に3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種する。

用法・用量に関連する接種上の注意

(1)
本剤の接種上、やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、2回目の接種は1回目の接種から1~2.5ヵ月の間で、3回目の接種は1回目の接種から5~12ヵ月の間で調整すること。
(2)
他のワクチン製剤との接種間隔:
生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。

【接種不適当者】(予防接種を受けることが適当でない者)

被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。

(1)
明らかな発熱を呈している者
(2)
重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
(3)
本剤の成分に対して過敏症を呈したことがある者
(4)
上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
図:サーバリックスの接種スケジュール

図:サーバリックスの摂取スケジュール

1回目にサーバリックスを接種した場合には、2回目、3回目もサーバリックスを接種してください。2、3回目で他 のHPVワクチンを接種した場合の効果と安全性は確認されておりません。

HPVの自然感染では十分な免疫が得られないため、成人女性でも、サーバリックスの接種が重要です。

図:子宮頸癌予防ワクチンの接種推奨対象

図:子宮頸癌予防ワクチンの接種推奨対象

日本産科婦人科学会, 日本産婦人科医会編:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2011

「効能・効果」「効能・効果に関連する接種上の注意」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する接種上の注意」、「接種不適当者を含む接種上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。

1 > 2 > 3