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      2号機格納容器水位は30cm

      2号機格納容器水位は30cm

      東京電力福島第一原子力発電所2号機で、溶け落ちた核燃料があるとみられている格納容器内部の水位が、およそ30センチと、これまで考えられていた半分程度であることがわかりました。
      東京電力は、内部の温度などから、安定して冷却できているとしていますが、詳しい状況はわかっておらず、さらに調べることにしています。
      福島第一原発2号機では、事故で溶けた核燃料が原子炉の底を突き破り、格納容器の下に落ちているとみられていますが、詳しい状況はわかっておらず、今月から、水位計と温度計を入れる調査が行われています。
      その結果、格納容器内部の水位は、底からおよそ30センチと、おととしの内視鏡を使った調査から考えられていた60センチの、半分程度であることがわかりました。
      東京電力は、内部の温度が35度前後であることから、核燃料は安定して冷却できているとしていますが、すべて水につかっているかはわからないということです。
      水位とほぼ同じ高さには、「ベント管」と呼ばれる大きな配管があり、東京電力は、水は、この「ベント管」から、その先にある「圧力抑制室」というドーナツ状の設備に流れて行き、この圧力抑制室のどこかにある損傷か所から、建屋の地下などに流出しているとみています。
      福島第一原発では、格納容器の損傷か所を補修し、水を満たしたうえで、核燃料を取り出す計画で、東京電力は、核燃料の状況や圧力抑制室の具体的な損傷か所を、詳しく調べることにしてます。

      06月11日 09時51分