グーグルが衛星企業を買収、Google Earth以上のねらいあり?
衛星インターネット構想、さらには世界監視アプリのプラットフォームへ?
衛星企業のSkybox Imagingが、グーグルに買収されることを発表しました。買収金額は現金で5億ドル(約510億円)です。
Skybox Imagingは高解像度の衛星画像・動画で知られており、彼らの衛星によってGoogle Earthはもっとくっきりきれいになるかもしれません。さらに、グーグルの衛星インターネット構想もさらに現実味を帯びてきます。
Skybox Imagingは設立から5年のスタートアップで、衛星24台の打ち上げを計画していました。1台200ポンド(約91㎏)と小型ながら、空から見た画像の解像度は3フィート(約91cm)です。最初に打ち上げた衛星はすでに地球の驚くほど精細な動画を見せてくれていて、ブルジュ・ハリファのタイムラプスや北京空港に着陸する飛行機などが見られます。
ただこの買収が成立するには、FCC(米国連邦通信委員会)と米国海洋大気庁の承認が必要です。が、もし彼らの意思通り進められれば、その先には高精細画像や動画にとどまらない何かが生み出されるかもしれません。
今年1月にSkybox Imaging共同創業者のDan Berkenstock氏がThe Atlanticに語ったところによると、彼らにとっての真のゲームは衛星画像の解析にあります。彼らは衛星画像の巨大データベースを作ろうとしていて、他の企業がそれに基づくアプリやプログラムを開発し、世界中を監視・分析することを可能にしようとしているのです。Skyboxっていうか、スカイネットができるのかもしれません。
「Skyboxとグーグルは、単に郵便番号が同じというだけではありません」Skyboxは買収発表の文書の中で書いています。「我々はともに、情報(特に精確な地理空間的情報)を使いやすく便利にすることを信条としています。そのためには自走車だろうと衛星だろうといちから作り、問題を正面から解決しようとしているのです。」
source:Skybox
Sarah Zhang - Gizmodo US[原文]
(miho)
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