昨夜は埼玉で大雨だったそうで。洪水による漂流物の後片付けをなさっている皆様、ご愁傷様です。せめてもの慰めというか、こんな映像がYouTubeに。
洪水で玄関先に巨大な大陸間弾道ミサイルが流れ着くのはロシアぐらいのものだろう。アルタイの村に、ミステリアスな筒が出現し、何人かのロシア人ブロガーが、そう話題にしていた。アルタイのマラログレンイェボという村に於ける、凄まじい洪水の賜物だ。
ちなみに、地元の交通整理を担当する警察官の家の軒先に流れ着いたそうですが、御本人は隣人ともども「これ何?」と困惑していたのだとか。地元でも憶測が飛び交いました。多かった意見は、カザフスタンのバイコヌール基地から発射されたロケットの1部だろうというもの。発射台か何かでしょうと思っていた村民もいたそうです。
しかし、よくよく見ると燃えた跡が無い。それで、「この近くに設置された大陸間弾道ミサイルでは」となり、騒然となったそうです。
地元の人は、人体に有害な物質が燃料に含まれている事を知っていましたので、この映像は瞬く間に拡散していきました。
大騒ぎの果ての結論「これエンジン部分だよ」
実際、そうなら嫌ですよね。ところが、映像を見たロケットエンジンの専門家であるアレクセイ・ヤスキン氏曰く。「これ、ソ連時代にビイスクの化学プラントで作られていたエンジンの残骸ですよ。自信を持って言い切れます」とのご託宣。燃料は入っていないから、安心して良いとの事です。
この地を含むシベリア南部では、今月になって大雨が続いており、洪水が頻発しているのですって。何しろ、避難民だけで1万2000人いるそうですから、シャレになりませんな。地元でも非常事態宣言を発していたそうです。仮にこれがホンマモンの弾道ミサイルなら「核弾頭が無い! アルカーイダの手に渡ったらどうする?」という話になっていた事でしょう。
取りあえず、良かった良かった?