こんにちは、会長の西山です。

昨日こんなニュースが流れました。

ポテチの価格は30万円相当、応募したのは
8月3日に横浜アリーナ開催の水樹奈々ライブのチケット+バクステ招待(抽選で10名)
というものだったそうです。
(カルビーのキャンペーンページ

実は、商品のオマケとしてのキャンペーンは、景品表示法によって景品の金額が規制されています。

今回の場合は「一般懸賞」かつ「取引価格が5,000円以下」となるので、景品の価格は
取引価格の20倍以下でなければダメ、ということになります。
ポテチの価格は200円前後なので、「水樹奈々ライブチケットの定価は8,000円。
上限の範囲内で合法に収まっているので問題なし、ということになります。

しかし、今回不法投棄で逮捕されてしまった人は報道によれば30万円以上のポテチを
購入していたとのこと。
つまり、彼にとっては水樹奈々コンサート+バクステ招待はそれだけの価値があったわけですね。
提供側の設定した価値「8,000円」の、30倍以上。

普通の景品・・・たとえば「商品券」などは、基本的に万人に対して価値は変わりません。
「限定フィギュア」などであっても、あとで価値が上がることはあるものの、
30倍もの価値を持つことはまず皆無といってよいかと思います。
逆に、水樹奈々にまったく興味ない人にとっては、ライブチケットは無価値になる。
タダで貰っても行かないよ、という人もいるでしょう。

要するに、ライブの体験、ライブの価値というものは人によって大きく異なる、ということ。
だからこそ、弊社チケットストリートのような二次流通により、人によって異なる価値を
流動化する手段が必要とされている、というふうに考えています。


なお、水樹奈々ライブツアー ”NANA MIZUKI LIVE FLIGHT 2014”についても、チケットストリートにて各公演、掲載チケットがございます。残念ながらバックステージパスはありませんが…