中小路徹、藤田淳
2014年6月10日16時05分
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本の初戦となるコートジボワール戦は、日本時間15日午前10時から。しかし、日曜日の昼間とあって各地で草の根サッカーの試合もある。「リアルタイムで見たい」とのプレーヤーの切実な訴えに、運営側も柔軟な対応を始めている。
東京都の40代の会社役員が所属するチームは、江東区リーグの試合が同じ時間帯に重なった。「W杯の日程は昨年12月にわかっていたはず」。リーグ規定では棄権したチームは除名に。リーグ担当者は「日本戦の曜日までイメージできずに日程を組み、配慮が足りなかった」と、午前の試合を午後に回した。
神奈川県の40代の会社員が所属するチームも、川崎市サッカー協会のシニアリーグの試合が組まれた。人数が集まらない可能性もあり、運営側に延期を打診。当初は「グラウンド確保の問題から延期はできない」との回答だったが、結局試合は午後に変更になった。
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