情報戦略/業務革新

経営のトピックス-PR-

第3回 僕たちの仕事は役に立っているのか?

2014/06/11
鷲崎 弘宜、平林 大典、野村典文=ゴール指向経営研究会 (筆者執筆記事一覧

 1980年代以降、日本の多くの企業が事務の効率化を目的に、システム化を積極的に進めてきた。その結果、目的通り、業務時間や人件費の削減といった省力化の面で一定の成果を収めてきた。こういったシステム化は、目的が明確なうえに、評価指標も比較的設定しやすいため、特に高いマネジメント力がなくても、一定の効果を得やすかった。

 その後、システム化の目的がマネジメントの支援や新たなビジネスモデルの導入といったITによるイノベーションに移ってきている。そうなると省力化の時とは状況は一変し、難しさが出てくる。というのも「組織としてどこにどのようなITシステムが必要か」「システムの開発と運用が企業の戦略にどう貢献するのか」といったことが、必ずしも明らかではないからだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteでクリップする
  • 印刷する

今週のトピックス-PR-

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

▲ ページトップ

執筆者一覧

イベントINFO -PR-

最新号

注目のセミナー

申込受付中!

実践型
データサイエン
ティスト育成塾
【6/9、10開催】

2日間の少人数集中講座でビッグデータ解析手法を体得できる!