• 10年を振り返って
  • 無駄なことをしてきたというのに気付くための10年だったように感じる。
    実際、初代の自衛隊漂流戦記を書いたところまで遡ると、
    12~3年はかかったけれど。

    書籍化に際して、過去の「自衛隊漂流戦記」を知っている人のために、
    編集部に頼んでサブタイに自衛隊漂流戦記と入れてもらった。
    まだこの頃は、自衛隊漂流戦記を知っている人が、
    この作品を見かけたら喜んでくれるという期待が多少はあったから。

    しかし、蓋を開けてみれば、
    過去の自衛隊漂流戦記を知っている人もこの作品に対して冷淡で、
    自分が10年前に某掲示板に立てたスレッドでも小馬鹿にしたような感想ばかりだった。

    自分は一体、誰のために努力してきたのかというと、
    自衛隊漂流戦記の頃に完結を望んでいたのに結末を見せられなかった、
    過去のファンのため、という意識があった。
    久世達の旅路を最後まで書いて、そのことを一緒に喜べたらと思っていた。

    しかし、実際はそんなことを期待している人はおらず、
    冷淡に「つまらない」とか
    「昔はちやほやされていたが今はもっとレベルが高いのがある」
    といったことを言う人ばかりだった。

    昔、もっと自衛隊異世界ものがメジャーになればいいと思って、
    純粋な気持ちからスレッドを立てて盛り上げていた、
    自分の努力は一体何だったのだろうか。
    誰にも感謝もされず、誰にもそのことを覚えてはもらえず、
    10年後に冷淡な反応をもらい、小馬鹿にされただけだった。

    この作品は一体何だったんだろうか、と最近よく考える。
    最早、誰のための作品でもなくなったように感じる。
    ここで「応援しています」という人も、
    別にブログで人に紹介したいと思ったり、
    もっと誰かに知って欲しいと思うような作品とは見なしていないのは、
    ここまでのネット上の酷評しか見かけない状況で分かっている。
    「応援しています」とコメントはすれど、
    具体的に何かしようとまでは思わない程度の作品である。
    だから、どこを見ても低評価しかない。

    自分は一体何のためにここまでやってきたんだろうか。
    突き詰めると、結局は意地だったのだけれど、
    その意地を認める人はいなかったし、
    この作品もファンができるようなものではなかったということ。

    それを知るための、極端な話、無駄な10年だったように思う・・・・
  • 2014年 06月10日 (火) 10時42分

コメント

まァ、ミリタリー小説の時代が来たのと浜松春日さまの小説家としての腕が上がったと云う事で( ´ ▽ ` )
黒鷹商会  [ 2014年 06月11日 (水) 01時12分 ]
今は何を言っても届かないかも知れません、昔の作品を知らない今の読者ですが、それでもトルーパーズのファンです。
過去の作品を読んで無いことで否定されてしまうのは悲しい事ですがそれでも作品は楽しみにしています。
言われなき批判で参ってしまわれてるのでしたら「なろう」も暫く止め書籍だけに絞られたらいかがでしょうか。
エント  [ 2014年 06月11日 (水) 01時02分 ]
私はルーントルーパーズが更新されたときはテンションが挙がり心の中でうきうきしながら読んでいました。
読み終わった後、次の話を予想したりしながら日々送ってきました。
私の口からは応援なんて出来ません。私は挫折した人間だから。頑張れなんて言えません。それでも何かできることがあるとすれば私が作品を作ってそれを読んでもらうことだと思い再び筆を握り締めました。
タイトルは『異世界×人造モンスター』です。
この小説を読んで笑って少しでもいやなことを忘れてくれれば幸いです。

どうかお体に気を付けて。
sasurai  [ 2014年 06月11日 (水) 00時13分 ]
私はトルーパーズ面白くて好きですよ。見せ場は沢山あれど個人的に好きな場面は初っぱなドラゴンやっつけるとこ、人魚さん救うとこが一番すき。キャラクターも個性があってミリタリーにはまったく興味がない自分でもわかりやすく丁寧に書かれていてワクワクします。応援になるかどうかわかりませんがまだ購入してないので本屋で見つけて購入しますね。例え方が私の頭が悪いから変だけど、アンパンの頭のヒーローなんて初見だと大人はツッコミ満載だけど子どもは理屈なんて関係なく楽しめちゃう。みんなもっと頭柔らかくして楽しめばいいのになあ。
ぷきゅぷきゅ  [ 2014年 06月10日 (火) 23時26分 ]
ここで、応援の言葉を言っても何を言っても空虚に感じるかもしれませんが、筆を止めたら今まで10数年の構想や時間が本当に無駄になると思いますよ。  自分はこの作品が好きでWebでも小説も両方読んだり買っています。正直、ここで止められるとイラッときます。書き出したら責任持って完結させてください。お願いします。

 評価や誹謗中傷を気にするくらいの作品なんですか?それだけ軽いんですか10数年の時間は?
桜花部隊  [ 2014年 06月10日 (火) 22時32分 ]
そんなことありませんよ、中学生の頃漂流自衛隊戦記に出会い軍事に詳しくなり今でもつき合っている長年の友人と知り合うキッカケにもなりました。
(彼は自衛隊ではなくドイツ軍ヲタでしたが)

それから現在に至るまで軍事を調べるようになり、今現在では予備自衛官になり幹部の試験にこそは落ちましたが、自分の中では自衛隊を職業の一つとして捉える程まで大きくなり、この小説家になろうで自分も仮想戦記を執筆するまでに至りました。
漂流自衛隊戦記が小説家になろうで発見した時は懐かしくて、その友人とずっと中学生時代のことを思い出しながらトークをしていました。

批判している方々は漂流自衛隊戦記よりも先にゲートが完結したことによって少なからずとも影響したと思います。

それに本当に注目されておらず、不人気の作品であるならバッシングすらされません。この作品は私の人生を大きく左右した作品の一つだと思っています。
ロンパン  [ 2014年 06月10日 (火) 22時12分 ]
ルーントルーパーズ、好きなのですが…
そもそものライフスタイルが、閲覧中心で滅多にコメントしません。すみません。

言論の自由を『言いたい放題』と履き違えている人々もいることは、確かだと思います。
誹謗中傷や粗探しは褒めることより簡単で、標的として上がるのは『出る杭』になった人たちなんですよね。

頑張れば頑張るほど幻滅していく、哀しいことですね。
ネットって、なぜにもこんなにマナーが悪いのですかね…。匿名性なのか否か…
RED53  [ 2014年 06月10日 (火) 20時13分 ]
初めまして森幻志郎と申します。

出版化されたルーントルーパーズは、確かに言論の自由ですから、誹謗中傷は有るかも知れません。

しかし、10年以上の歳月をかけて作り上げた浜松様の作品は私は好きです。

これからも頑張って下さい。

森幻志郎  [ 2014年 06月10日 (火) 19時38分 ]
なにか運動したり、美味しいもの食べに行ったりして気晴らししてはどうでしょうか?

なんの解決にもならねぇよ!!とか思うかもですけど、ネットで嫌な情報を見るより少しはすっきりすると思います。どうか体調に気を付けて。
和次朗  [ 2014年 06月10日 (火) 18時55分 ]
2chでこんな意見見つけてきました

25 :イラストに騙された名無しさん:2013/06/08(土) 16:37:53.03 ID:6wyBgLAc
密林のカスタマーレビューに「ゲートの2番煎じ」とか「あの作品の影響を受けているかなと感じるシーンがある」
とか書かれていて涙が‥‥。

後発作品が有名になっちゃうと、どうしてもこの手の批判というか誤解は出るよねぇ‥‥。
書籍化されたのはあっちが先だし。

とはいえ作者としては不本意だろうし、そりゃネガりたくもなるだろうな。

調味料  [ 2014年 06月10日 (火) 18時14分 ]
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