プロフィールでご紹介したように、小生がこのブログで機会を見つけて書いていきたいのはひばりさんのことである。
その第一回の話題としては個人的にははなはだ不満なタイトルであるが、ここまでご紹介してきた「国家の罠の新潮社ドキュメント賞」をめぐる評者Ｆ氏とのやりとりのなかで偶然行き当たってしまった内容であるという事情による。
しかし小生のひばりさんに対する思いが出ていると思うのであえてＦ氏とのやりとりをそのままご紹介したい。
Ｆ氏へのメール
件名 : Talk & Diary,７月１７日記事「因果は巡る」中の美空ひばりさんへの言及について（訂正依頼）
日時 : 2005年10月2日 23:03
Ｆ様、はじめてメールを差し上げます。○○在住の○○歳、男性、○○と申します。
たまたま貴兄のＨＰで、Talk & Diaryを拝読中に標題の美空ひばりさんに関する下記の言及にいきあたりました。
「ひるがえって日本の場合はどうか。日本の植民地思想によって少なからぬ在日の人々が定着した。そして美空ひばりや力道山など芸能方面では日本人では成しえないような鮮やかな文化を花開かせた。」
小生は、美空ひばりさんの大ファンであり、１５８本の出演映画ビデオやコンサートビデオ、膨大なＣＤなど彼女の芸術の鑑賞を日々の楽しみとしているものですが、当然ながら彼女について書かれた書籍で現在入手できるものはすべて手を尽くして集め読破したと自負しております。
その小生の知る限りにおいて貴兄のひばりさんに関する叙述は事実に基づいておらず誤っています。ガセネタの類です。
小生は在日差別などという立場とは無関係で、貴兄の叙述がむしろ好意的に書かれていることは分りますが、そういうこととは別にして、貴兄のように社会的影響力をもつジャーナリストはきちんとした裏付けなく軽々にこのような事実に反する記述をするのはいかがなものかと存じますので、できればＨＰ上で訂正してください。
以下、小生の根拠を述べます。
美空ひばりの評伝で有名なもの、かつ父母の家系から調べて記述しているのものはだいたい以下のとおりです。
１．美空ひばり 竹中労 １９６５年（２００５復刻）ちくま文庫
２．戦後、美空ひばりとその時代 本田靖春 １９８７年 講談社
３．美空ひばり時代を歌う 大下英治 １９８９年 新潮文庫
４．愛燦燦・ひばり神話の真実 西村克子 １９９３年 徳間
５．ひばり裕次郎昭和の謎 吉田司 ２００３年 講談社＋α文庫
竹中労氏はご存知有名な元祖ルポライターにして反体制運動家です。ひばりを民衆とともにある芸人として最大の賛辞を惜しまない氏がもしひばりが在日であったならそのことを書かないわけがない。
大下氏は、「母の故郷」「父の故郷」から章を起こしており評伝としては非常に綿密です。
西村克子氏はひばりの叔母にあたる人で、ひばりの父の隠し子からひばり堕胎までかなり赤裸々な本です。
以上の書籍にウソがあって実は在日ということが隠されているなどということは読者にとって微塵も予想はできないことです。
また、ひばりさん幼少のころから家族の様子がわかる数多くの写真や自伝などが残っていますが、朝鮮を想起させる家族の行動様式、食事の好みなどはまったく伺えません。
最後の吉田司氏の本の１５３〜１５９ページが決定的です、新しい文庫本で入手容易ですから是非一度ご自分の目で確認してください。
ポイントは以下の点にまとめられます。
＊３０年も前から、実はひばりの父増吉が在日韓国人だという説が主に在日の人たちの間で流布している。
＊大スターどうしとして力道山と親しかったひばりが力道山の紹介で在日の経営する焼肉屋の常連客になったことなどが、「二人は出自を徹底的に隠して戦後日本の国民的英雄になった」と在日の間で信じられるようになったきっかけ。
＊力道山が北朝鮮出身だったことはもう誰でもが知っていることだ。だが、ひばりの父親が在日だったという証拠はいまのところどこを探しても見つかっていない。戸籍は増吉も彼の父親も栃木県河内郡豊岡村となっている。
＊もし増吉が在韓国人日だったら、ひばりの歌声を「日本庶民」の喜びと悲しみを写す鏡として扱ってきた竹中労や大下英治や上前淳一郎らの記述は多くの変更と訂正を強いられるだろう。
＊そこで、１９８９年に週間文春が徹底調査をして、増吉の「在日韓国人説」は根拠なしと結論付けている。ひばりが死んだ８９年に韓国の「週間女性」が「ひばりは韓国人の父と日本人の母とのあいだに生まれた」との記事をのせたことに反論して、同年八月十日号で、日韓両国の関係者多数にインタビュー調査したのである。
＊韓国側：昔から言われていたことで韓国では常識との言い分で証明する必要のない定説と化している状況。
＊日本側：韓国内で根拠を聞かれても答えられる人はいない。すべて在日韓国人から伝わった話しであるためだ。韓国人は誰もが「あんな歌のうまい人が日本人であるわけがない」というレベル。
＊喜美枝さんは以前、韓国系説を聞いて、「お父さんが韓国人だったらもっと親切だったわよ」って笑ってました（竹中労）
＊増吉さんも私の家も江戸時代から、ずっとこの村にあった農家です。、、韓国人？そりゃデマだっぺ。
以上でひばりさん関係の話しは終了します、よろしくご理解の程を。
ところで、長くなって恐縮ですが、貴兄の人となりが知りたくなったのは「新潮ドキュメント大賞」の選者に貴兄がなっておられるからです。（以下省略）
Ｆ氏よりの回答
件名 : なし
日時 : 2005年10月4日 19:06
○○様
美空ひばりに関するご意見拝読しまし。
すでに既成の事実として彼女が在日ということは私が子供のころから聞かされていたことですが、個人的に検証したことはありません。そう言う意味ではホームページとは言え、筆が走りすぎたかと考えております。
ただ私個人は門司港というきわめて朝鮮と関係の深い土地の生まれで、小学校の親友のひとりも在日でしたから、在日という言葉に特別な響きはなく、美空ひばりがたとえ在日であったとしてもそこに抵抗感はなく、むしろ彼らが固有に持つ情の深さに感じ入るまでです。
「国家の罠」についてネット上で藤原が反対したとの風評が流れているようですが、こういった噂による無責任な誤解というものは困ったものです。
小生よりＦ氏へ10/4
RE:ご回答ありがとうございました。
先生のＨＰを読んでおられるファンの方々もたくさんおられるのでしょうから、影響は大きいと思います。何かの機会にさりげなく訂正いただければ幸甚です。
せっかくの機会なので、事実問題とは別に小生の言い足りなかった感想を付記させていただきます。お返事は結構です。
「、、、美空ひばりや力道山など芸能方面では日本人では成しえないような鮮やかな文化を花開かせた。」
という内容は（えっ、ひばりって在日だったの？）と驚くほかは、一見スッと読み過ごしてしまいそうなのですが、よく考えると内実のない文章ではないでしょうか。
力道山は文字通り日本伝統の角界で鍛えられたのです。その後アメリカ文化であるプロレスに目をつけた先進性、レスラーとしての才能、実業家としての才覚から国民的ヒーローになりますが、これが「日本人ではなし得ない鮮やかな」「在日であったからこその？」「文化を花さかせた」ということになるのでしょうか。差別への対抗心、向上心で「成功した」というのなら話しはわかりますが。
美空ひばりの場合も、彼女の原点であり、また誰もが認める「花さかせたもの」はまさに「日本の大衆伝統芸能」でしょう。日本人ではなし得ないような在日文化？の花ではおかしいと思うのですが、、。具体的にひばりさんの何を想念されて文化の花と言われたのでしょうか。
個人的にはひばりさんは「日本の文化」でくくってしまうには納まりきれない歌、踊り、芝居、邦楽、洋楽なんでもござれの常に大衆に喜んでもらうことを考えていた世界に二人といない２０００年に一人の大天才芸人だと心底おもっているのですが。
以上のやりとりをどう思われるであろうか。
小生が名の通ったジャーナリストにこのようなコンタクトをしたのは始めての経験であり、相手が間違っているということの証明のためには必要十分となると思われる証拠をあげ、力をこめて伝えたつもりである。
しかし、彼の返信は私の問いにまじめに答えているように見えない。ひばりさんの件については「筆がすべった」とのことで少々反省はされたようであるが、小生が勧めた文献などで確認をした風はなく今後もそのつもりもなさそうである。
いくらひばりさん自身対して関心はないにしてもお忙しいとしてもジャーナリストとして最低限の姿勢やマナーがあるのではないか。そもそも私が要求した「自分のHPでさりげなくでかまわないから訂正してほしい」に対し答えておらず、その後のHPを見ても気配すらない。
新潮社ドキュメント賞の件でも「無責任なうわさは困ったものです」の一言。
このような姿勢から私は彼はジャーナリストではないと認識せざるを得ず、再度メールで、ひばり在日説という断片の事柄以外に、そもそもＦ氏の文章自体が雰囲気だけで書いていて論理性に欠けるものであることをさりげなく指摘しておいた。
ご参考にＦ氏のHPから全文をそのまま抜粋しておく
ひばりさんの部分は関心のある人以外はさっと見過ごすような事柄ではあるが、この文章はよくよく読むと論理的つながりが不明確である。それにひばりさんの部分がでたらめの内容であれば話の筋が成り立たなくなる。同様にイギリス料理がまずいのは植民地主義のせいという推論はきわめてあやしい。ロンドンのインド料理や中華料理を誰もイギリス料理とは言わないだろう。
仮にオーム地下鉄サリン事件に北朝鮮が関与しているとしてそれが植民地主義の負の部分？
Talk & Diary,７月１７日記事「因果は巡る」
イギリスのメシはなぜ不味いか。
テレビの料理番組である。
何度か見たがイギリス人のコックというのがあまり登場しない。私の見た数回の番組ではいずれもインド人や中国人がコックの役目であり、イギリス人はテーブルを囲み、ナプキンを首に今か今かと待ちあぐねているというシーン。
イギリス人がコックをし、インド人がテーブルにつくというような逆のシーンはあり得ない。
この番組を見たとき、なぜイギリスにイギリス料理なるものが存在せず、かりにあったとしてもなぜ不味いのかということの謎の一端が解けたように思った。
つまり元来植民地からの収奪で成り立ってきた大英帝国にあっては料理を作るというのは下働きのようなもので、被植民地の人々にメシを作らせ、彼らは食べる側だったのではないか。
ロンドンの中華やインド料理は大変美味しいというのは植民地時代のなごりのようなもので、そういう意味では被植民地国家の人々がイギリス人として定着している今日、それもイギリス料理と言えなくもない。
そのような考え方からするとイギリス料理は美味しいのである。
差別構造というものはそういった「正」に出ることもあれば「負」に出ることもある。
今回の同時多発テロは、植民地思想とそれに続く階級社会の差別構造というものが年月を経て、負として大きく化学変化した結果であると見ることもできる。
ひるがえって日本の場合はどうか。
日本の植民地思想によって少なからぬ在日の人々が定着した。
そして美空ひばりや力道山など芸能方面では日本人では成しえないような鮮やかな文化を花開かせた。しかしいまだある差別構造の中でこの思想が負として作用することも起こりうるのである。オームの地下鉄テロと北朝鮮の関係はいまだに解明されていない。
先般、中国で反日デモが起こった時、それを扇動した者の一部に日本に出稼ぎに来た者がいたという。私はそれを聞いて彼らがその滞在時に差別を経験し、日本という国や日本人に憎しみを抱いたということは少なからずありうるだろうと思った。
このような人間の交流の絶えない時代にあっては行いの因果は巡りやがて自分のもとに帰って来るということを肝に銘じておかなくてはならない。
それは日常の人間関係においても言えることである。
|
どのようにお考えですか？
それにこのやりとりは私的なことがらのやりとりではありません。
↓
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php
氏の文章に対し、私はできる限りの証拠を集め「さりげなく訂正して下さい」というささやかなお願いをしたのに「筆がすすみすぎたようです」で済まされたのに虚しさを覚えたのがブログを始めるきっかけの一つでもありました。
「メールという私信」とありますが、氏のＨＰに対する読者からの疑問にたいする正式の回答と考えており、内容もprivateな問題ではありません。美空ひばりファンの代表としてやりとりしました。
もし氏のＨＰがブログ形式となっていれば望むところで、私は公然と氏のＨＰ上でやりとりしたはずです。
しかし、記事の大半は私の論考なので問題ないとしても、藤原氏の回答部分は確かに無断で公表したことは道義的に問題であった反省しております。ただしオリジナリティの問題としてです。要約に留めるべきでした。
実はこの部分を了解いただこうと考えたのですが、前面批判に近い記事ですから躊躇したことと、プライベートではない回答だからと自分で納得させた部分はあります。
氏のＨＰを確認しましたが、賛成しかねます。私は氏の名前を利用してなどとは全く考えておりません。全面批判の内容ですから氏は面白くないでしょうが、ブログですから反論いただければ幸甚です。私もあまりひきずりたくないので氏の実名を消すことにしたいと思います。
自説を主張したいのは分かりますが、メールをやりとりする際誰もが守るべき信頼をあなたは踏みにじったわけですから、彼のジャーナリスト精神云々ではなく、あなたの人間としての最低限のモラル、他人に対する姿勢が問題だと私は思います。
大体他人が在日かどうかなんて人間としてどうでもいい話であって(あなたがそんなに美空ひばりは在日ではないということにこだわるのは裏返せば在日への偏見ではないのか)、この人もっとやること他にないのかなあ、と日本の団塊世代を憂い、日本のオヤジ達はやはりダメだとうんざりしてしまいました。
作家、しかもドキュメンタリー賞の選者を務める地位の方であれば影響もあるので、事実に反するという意見を受けたらそれなりに検証してまちがいなら間違いと直せばいいだけです。ファンと違って深く知るわけでもないことなのですから。
メールの件はその後別途氏と直接交信しております。
今まで散々叩かれてきたんだもん。
私にとって｛美空ひばり＝神｝は不動です。
ただ、
管理人様。
彼方様の反論の件、ひばりファンとして感謝します。
ひばりさんも喜んでられると思う。
ひばりさん掲示板などで「どう思いますか」とやったらどういうことになるのかなあなどと考えたりしましたが、趣味ではないのでがまんしました。
そのうちに相手に伝わってひと悶着ありましたが、よかったと思います。今は昔の話です。
美空ひばりが在日朝鮮人であるという噂が気になったので検索したところ、こちらへたどり着きました。大変興味深く読ませて頂きました。素晴らしい内容だと思います。この記事を公開されたとこに感謝いたします。（文章も大変読みやすいです）
有り難うございました。
いつか余裕ができたらと思っています。
記事左サイドのカテゴリーで「美空ひばり」をクリックしていただけばいくつか記事がありますので興味があればどうぞ。
私の心のなかではひばりさんはいつでも2000年に一人の天才で生きています。
中田英寿在日説ってのもあるんです。噂の真相に載ってました。韓国の新聞が書いていたらしいです。この韓国の新聞は在日「三多」説を言ってるそうです。つまり、在日は、やくざ、芸能人、スポーツ選手に多いっていうんです。芸能人、スポーツ界については、活躍してる在日多いように思えます。でも、中田選手が在日かどうかは、根拠があるのかどうか。ともかく、有名な日本人は「実は在日だ」って説が出るのが韓国だってこともいわれます。実際はどうなのか？
野村進さんの「コリアン世界を行く」はちょっと読んだことがあって、美空ひばり在日説を書いてましたね。でも、ほんとのそうなら、もっと証言が出てもよさそうですが。
どこかで在日説は真っ向否定していると聞いています。
当方も
朴一著の”「在日コリアン」ってなんでんねん” なる本から？？？？があり検索を行いこのページに辿りつきました。 さも在日であるような書き方をしていたので・・・・（断言はしていませんが・・・）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%93%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87
身内には絶対触れて欲しくないことなので何十年もずっと胸にしまいこんできた。それを単なる興味本位で書いてあるのを見ると、本当に腹が立ちます。ひばりちゃんだって婚約までした好きな人だったのです。将来は結婚するつもりだったし、もし許されるならすぐにでも結婚したかったでしょう。子どもも生みたかったでしょう。…私の結婚が1年早かったら自分の子として育てたかった…
ひばりさん自身もずっと後に自分の子を産んでおけばよかったと語ったことがあります。
本当のファンだけが噛み締めればいいことだと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/tiggogawa66/52086406.html
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/080221/msc0802212100004-n1.htm
http://www5.nikkansports.com/general/obituary/2008/20080102-56437.html
PS.写真集などを含めて美空ひばりについての本を大体１８冊を持っていますが、残念ながら、西村克子の「愛燦燦・ひばり神話の真実」はもう絶版です。
�＿宍�の大下栄治氏の本（すべて同じ本）にもかなり詳しく書かれています。
これは非常に詳細かつ読みやすい力作ですが中古でないと入手できないかもしれません。
美空ひばり―時代を歌う 大下 英治 (著) 新潮社 (1989/07)
美空ひばり―時代を歌う (新潮文庫) （1992/5)
美空ひばり不死鳥伝説 (広済堂文庫) 大下 英治 (2001/1)
��古くからのファンでない限りひばりさん関係の新品の入手は難しいので、私は書籍・ビデオの大部分をヤフーのオークションやAmazonの中古で入手しました。（というよりもひばりさん関係の諸々を入手するためにネットで物品購入を覚えました）
ちなみに西村克子さんの本はAmazonで7点の中古にヒットします。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4195551927/ref=sr_1_olp_1?ie=UTF8&s=books&qid=1224825741&sr=1-1
��ところで美之というお名前ですが、ひばりさんの花柳流の名前を意識して使っておられるのですか？
「美空ひばり花柳流舞踊名取を許される」
1955年 18歳
05月 花柳寿輔から花柳流舞踊名取を許され、花柳美之を名乗る。
09月18日 「名取を祝う会」産経ホール。
師匠花柳啓之、花柳輔之（小月冴子）が付添う。
長唄芳村伊十郎、三味線杵屋栄次郎、鳴物望月吉三郎社中という豪華さ
1959年 22歳
09月 花柳啓之先生の会で「鶴寿三番叟」を舞う
ところで、「美之」というのは、ひばりさんの花柳流の名前だと知っていました。実は、ある人から勝手に借りたペーネームです。あの人の本名だと思いますが、ここで私のペーネームとして使わせていただきました。本名は原田カルメンです。数ヶ月前、あの有名なYouTubeでひばりさんのチャンネルをつくりました。
http://www.youtube.com/user/666maricarmen
ひばりさんについて色々教えていただいて、本当にありがとうございます。
技術的なことが全然分からないのでどうやって作るのだろうという興味もわきます。
今また、どうしてメキシコの女性がひばりさんを、という興味が深々です。
ビデオの作り方についてなんですけど、ちょっとややこしいですが、難しくないです。私、貧乏で、Windows（Microsoft)のプログラムを使っています。まず、写真をスキャナーして、Microsoft Office Picture Managerで切ったり拡大したりします。好きな写真を選んで、Windows Movie Makerに貼り付けます。同じWindows Movie Makerで貼り付けた写真には歌を貼ります。出来上がりです！！YouTubeに登録してアップします。
ひばりさんのビデオ作っていただいたら、YouTubeでのひばりさんのファン（私を含めて）は、みな大変喜ぶだろうと思います。これからもリクエｓトは出来るのでしょうか。１８歳のひばりの「山の小駅」あったら、お願いいたします。
それでは。色々ありがとうございます。
葛飾北斎について日本語でspeechされているYouTube拝見しましたが、カルメンさんご本人ですね？3歳の男の子の誕生日？のお祝いもありましたがお子さんですか。
メキシコでひばりさんの本、映像、音楽などはどのように入手されているのですか。
私も古くからのファンではなくここ数年でひばりさんの魅力に開眼したものですからYahoo Japanのネット・オークションで欲しいものを買い集めました。
本、ビデオ、ＣＤなど一通り揃えていますのでアドバイスは出来るかと思います。
山の小駅は山田耕筰がひばりさんのために作曲した2曲の一つですね。（もうひとつは風が泣いている）
私の手許には「赤とんぼ---美空ひばり山田耕筰を唄う」というＣＤアルバムに収録されているものと、「今日の我に明日は勝つ」ＣＤ35枚セットに収録されているものがありますが、どうやってお伝えしたらいいかわかりませんね。
YouTube投稿の情報ありがとうございました。もうすこし時間の余裕ができたらtryしたいと思います。
私のブログは政治的な内容に偏っていまして、ひばりさんのことを書こうと思ってはいたのですがなかなか実現できません。
私はYouTubeの利用の仕方も今のところ十分な知識がありませんので勉強がてら、こんどはmaricarmen666さんのYouTubeに投稿してみたいと思います。そのときはよろしくお願いします。
ひばりさんの本や雑誌はOCSを通してe-hon.co.jpで買っています。映画やDVDはCDJapanで購入しています。CDはほとんどみな、日本人と日系人の友達に頼んで，日本へ行くたびに買ってもらいます。TVの番組はもう１人の友達が録画してくれます。
CDからパソコンに保存するには、まずCDをWindows playerで再生すればいいです。このWindows Playerのメニューには「CDから保存」というオプションがあると思います。これをクリックしたら保存が始まります。うちのコンピュータはスペイン語なので、日本語のメニューは忘れましたが、Playerのどこかに｢道具｣という選択があって、この中にはまた｢選択かオプション｣があって、クリックしたら、新しい窓がひらいて、このなかには「CDから保存」という選択があって、クリックしたら、さらにFileの選択があってMP3にしてください。そうしないと、Fileは巨大なものになってしまいます。MP3になったFileは前申し上げたたWindows Video Makerに貼り付けたり、メールで送ったりすることができます。
YouTubeにアップしたビデオには時にはひばりについてのコメントなどをPostしますが、間違った情報を見つけたら、すぐ訂正してください。
それでは、よろしく願い致します。
e-hon.co.jpやCDJapanで美空ひばりを検索してみましたがかなり揃っているのですね。ただ中古はないようですから送料も考えるとお金がかかって大変でしょうね。何かお力になれることがあればと思います。
私のこのブログ用のメールは下記です。taraoaks624@mail.goo.ne.jp
DVDのお勧めは東映映画で歌う美空ひばりの世界１〜３巻です。お持ちですか？
http://www.cdjapan.co.jp/detailview.html?KEY=DSTD-2257
写真集では「美空ひばり写真刊」480ページの厚いブロマイド集です。
私のパソコンは今ＣＤ／ＤＶＤドライブが故障していて修理が必要です。ビデオテープからパソコンに映像を取り込むには一度DVDにしないとだめなのでしょうね。せっかくいろいろご教授いただいたので一度トライはしてみるつもりですが。
以降ひばりファン同士のちょっと個人的な事柄になってきてしまいましたので、気が向いたら、お返事は前掲のメールでいただければ幸甚です。それでは。
そう・・・、アインシュタインはユダヤ人。
しかし私は彼がユダヤ人である前に、ドイツ人だと思っていますよ。（別にユダヤ人でもいいんですがね（笑）
なぜならドイツという土壌で育ち、高い教育を受け、あの偉大なる発想に結びついているんですから。（全てドイツの御蔭なんていうつもりは毛頭ないが）
それじゃあ なんですか・・・オバマ大統領はアフリカ人だ！とでも言うんですかね？在日朝鮮人様は・・・。
コンプレックスの塊、それが在日の欠点。
↓ 一番顕著なサイトを御紹介！
呆れる位、劣等感丸出しですｗ
本人は否定していますがｗ
・旧日本軍弱小列伝
・日本が第二の経済大国なんて大嘘
ぜひググってみて下さいね！
あいつらの本質が見えてきますよ！ いやでも・・・
美空ひばりはいわば最後の日本人であるとのことを聞き、
はてこの人は外国出身、つまり在日では？
と思って調べていたらこちらに辿り着き、今深く反省をしております。
音楽的な好き好きから私自身は彼女にあまり興味が無いとはいえ、
世の噂に捉えられてばかりいてもいけませんね。
勉強になりました。ありがとうございます。
『実はもう30年も前から、ひばりの父親・増吉が在日韓国人だという説が存在している。主に在日の人々の間で流布している（中略）「（焼肉の老舗）食道園の常連には、戦後を代表する2大スターがいた。美空ひばりと力道山である。（中略）2人は出自を徹底的に隠して、戦後日本の英雄となったと韓国・朝鮮系の人々には信じられている」（中略）ひばりの父親が在日だという証拠は、今のところどこを探しても見つかっていない。戸籍は増吉も彼の父も栃木県豊岡村となっている。（中略）10年前には『週刊文春』が徹底調査して、増吉の在日韓国人説は根拠なしと結論づけている。ひばりが死んだ89年、韓国の『週刊女性』が「ひばりは韓国人の父と日本人の母との間に生まれた」との記事を載せたことに反論して同年8月10号で、日韓両国の関係者多数にインタビュー調査したのである。まず最初に、「ひばりが韓国系であることの根拠？それはずっと昔から言われていたことで、韓国では常識になっています」という韓国『週刊女性』白承悦編集部次長の声を載せ、あちらの国ではもうそれは証明する必要のない定説と化している現実を紹介し、それに対する日本人関係者の反論をこう続けている。「美空ひばりが韓国系と言われる根拠は?と尋ねても、韓国内に答えられる人はいない。すべて在日韓国人から伝えられた話ですから（ソウル特派員）」「韓国の人は誰もがあんなに歌のうまい歌手が日本人であるわけがないという。（中略）しかしだからといって、ひばりさんの韓国系説の証拠にはならない（コロムビア・ひばり担当の馬渕さん）」「ひばりのお母さんはね、以前、韓国系説を聞いて、お父さんが韓国人だったら、もっと親切だったわよって笑ってましたよ（竹中労）」また増吉の生まれ故郷・豊岡村の近所の人の声も載せている。「増吉さんも私の家も江戸時代から、ずっとこの村にあった農家です。昔は組頭を務めて、私の家より格は上だったらしい。でも、父親の長作さんの時代に没落して、私の家の小作人をやっていた。家は畑の中の小屋みたいなものだったけど。韓国人?そりゃデマだっぺ（加藤實今市市議会副議長）」私も、ひばりに詳しい芸能マネジャーのNさんに訊いてみた。「有名人はファンに騒がれると困るから、マネジャーが懇意にしてる店に深夜こっそり行くケースが多い。たまたま担当者が、ひばりと力道山の両方の興行にタッチしてると、同じ店を紹介する。ひばり母娘が、焼肉の食道園に顔隠してやって来たことが、韓国系だという証拠にはならないでしょう」（中略）ただこうした度重なる日本人側からの否定にもかかわらず依然として、この説が在日の人々の間で強固に信じられていることも事実である。それは一つには、韓国で高まっている反日＝韓国ナショナリズムが、いまや在日韓国人をも半チョッパリ（半日本人）と呼んで侮蔑の対象にする場合が増えたからかもしれない。在日韓国人は、祖国から引き裂かれた悲劇の主人公の座をすべり落ち、日本の国の中に、自らのアイデンティティを求める。美空ひばりとは、そのために彼らが必要とする英雄神話の一つなのではないか。そしてひとたび神話として成立してしまったものは、いくらそれと異なる事実や真実をつきつけても、もうその神話は絶対に崩れない。』
Taraoaksさんがお書きになったこととほぼ同じですね。
山本夏彦氏は著名なコラムニストです。美空ひばりに関する本とは以下の著作だろうと思います。
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「夏彦の写真コラム」傑作選〈1〉／山本夏彦 (著), 藤原正彦 (編集) /新潮文庫 2004/03/01 発売
http://www.shinchosha.co.jp/book/135017/
週刊新潮に23年間連載された名物コラムの極上のエッセンス。可哀想な美空ひばり／恐るべきは正義である／教育の普及は浮薄の普及／人生は些事から成る／サラ金と銀行は一味である……世の中の偽善とエゴを見抜き、たったひとことでひとの言わないことを言う。前半12年間のコラムから、著者より「時代遅れの日本男児」と命名された、年下の友人で数学者の藤原正彦氏が100編を選んだ。
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1979年（昭和54年）『週刊新潮』に「夏彦の写真コラム」連載開始（初回は「かわいそうな美空ひばり」）。
「かわいそうな美空ひばり」より
美空ひばりは最後の日本人のような気がする。なぜならひばりは親孝行である。
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私もこの件忘れていて今回のカルメンさんのコメントであらためて調べたものです。早速読んでみます。
ところで、２つ前のコメントで「在日だったかもしれません」とは何のことですか？山本氏がという意味ならそれはありえませんね。
吉田司氏のスター誕生というのは私が紹介した「ひばり裕次郎昭和の謎」＝文庫本のオリジナル（底本）であった単行本です。読みました。
ところで、今年出版された「美空ひばりトレジャーズ」を買いましたが、本当に素晴らしい本です。泣きながらページをめくって、秘蔵品は、複製なのに、手に持って、本当の宝物だと思って感動で泣いていました。この本の１０ページには、こう書いてあります「増吉は、１９１２（大正元）、栃木県生まれ、16歳で上京して丁稚奉公にでた。そして、23歳のときにのれん分けをしてもらった。店を持つ身ともなれば、今度は嫁が要る。翌年、叔母の勧めで喜美枝と見合い結婚をした。増吉と喜美枝は遠い親戚にあたる。増吉の叔母の孫が喜美枝、という関係であった。」
日本人の叔母、いとこ、親戚などのいる在日の方はいるのでしょうか。うちの祖父は100年ぐらい前、メキシコへ移民してきた時は、一人で移民して、メキシコにはメキシコ人の叔母など親戚は一人もいませんでした。もちろんメキシコから日本、そして、韓国／朝鮮から日本の距離は大分違いますが、増吉みたいに、国籍は日本人の父のある人は、在日だといえるのでしょうか。増吉には兄一人、姉一人、弟一人がいましたね。
吉田司は「ひとたび神話として成立してしまったものは、いくらそれと異なる事実や真実をつきつけても、もうその神話は絶対に崩れない。」と書きましたが、私はそう思いません。真実を知っている私達は真実を守るべきだと思います。近い将来、私のBlogでは、英語とスペイン語で本当のことを書きたいと思います。和t氏のBlogでも、TaraoaksのBlogへのリンクをつけました。
ところで、例の「美空ひばりトレジャーズ」をお勧めいたします。本当に素晴らしい本です。
紹介してくださった本を日本人の友達に頼んで、すぐ買ってもらたいと思います。
それではまた。
美空ひばりさんの身長や顔の大きさ特に平たい鼻横広の小鼻や当時の日本の男も女もそうですが周囲の俳優さんたちとの違いは一目瞭然。最後の日本人とはこれいかに？！
日本芸能というのは本来の形は伝統芸能のことです。
芸能界のようなチャラチャラピーヒャラドンドンは大道芸です。
そういう意味で
「ひるがえって日本の場合はどうか。日本の植民地思想によって少なからぬ在日の人々が定着した。そして美空ひばりや力道山など芸能方面では日本人では成しえないような鮮やかな文化を花開かせた。」
というのは否定しません。
ですから、堂々と芸に優れて長けた朝鮮人がいると言えば、皆が認めるんです。逃げたり、隠すから、朝鮮人はやましいんだとなるだけです。
お父様の方は分かりませんでしたが、ひばりさんのお母様は朝鮮系のお顔立ちをされていました（つり目で頬骨が高く、横顔が「レ」の形）。
例え、ひばりさんが日本人でなかったとしても、戦後の日本を支え、日本の心を歌ったスーパースターに変わりはないと思います。