国際中国、南京大虐殺、慰安婦資料を記憶遺産に ユネスコに登録申請2014.6.10 16:29

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中国、南京大虐殺、慰安婦資料を記憶遺産に ユネスコに登録申請

2014.6.10 16:29 「慰安婦」問題

 中国外務省の華春瑩副報道局長は10日の記者会見で、中国政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対し、日本が戦時中に関与した南京大虐殺と従軍慰安婦に関する資料を、記憶遺産に登録する申請を行ったことを明らかにした。申請は、歴史問題を絡めた対日攻勢の一環とみられる。

 華氏は資料について「非常に貴重で真実であり、重要な歴史的価値がある」と述べ、申請の基準を満たしていると強調した。

 中国は今年4月、南京大虐殺などに関する「日本による中国侵略の証拠」が新たに確認されたと発表しており、これらの資料が含まれている可能性がある。

 韓国外務省報道官は10日、同国も慰安婦問題の関連資料を記憶遺産に登録する計画を検討しているが、申請するかどうかの判断は中国とは別に独自で行うとの考えを示した。

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