工藤隆治
2014年6月10日17時00分
日本航空が、5日にシステム障害で大量欠航したトラブルについて、自社のフェイスブックのサイトに謝罪文を載せたところ、全日本空輸の機長が「倒産して税金でやってる会社…調子乗ってんじゃねえよ!」と実名でコメントを書き込んでいたことが両社への取材でわかった。全日空は「お客様に不快の念を与えた」として、機長に軽はずみな言動を慎むよう指導した。
日航は5日にシステム障害で174便が欠航し、6日に「大変ご迷惑をお掛けした」と掲載した。これに対し、全日空のボーイング777型機の男性機長がコメントを書き込んだ。
全日空は8日に外部からの指摘で書き込みを把握し、機長にコンプライアンス(法令順守)意識の徹底などを指導した。機長は書き込みを反省しているという。全日空広報部は「個人の書き込みとはいえ、申し訳ない」と平謝り。日航は「書き込みがあったのは事実だが、すでに削除されており、特にコメントはない」としている。
日航は2010年に経営破綻(はたん)し、政府と銀行などによる官民ファンドの企業再生支援機構が3500億円の公的資金を出資したが、12年の再上場で全額を回収している。(工藤隆治)
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