NHKは9日、釧路放送局に勤務する30代の技術職の男性職員が出張旅費を不正に請求していたとして、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
NHKによると、男性職員は釧路放送局と前任地の放送局で勤務していた2006年から13年までの間、計36回にわたり、割引運賃で搭乗した航空機の運賃を通常運賃で請求し、差額の計約155万円を得ていた。
精算書類に不備があったことから、経理担当者が不正に気付いた。職員は全額を弁済した。
NHKは「視聴者の皆さまに深くおわびします。再発防止に向け、指導を徹底します」とコメントしている。〔共同〕
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