KUSHIDA(左)に向けて場外に飛ぶリコシェ=代々木第2体育館で(山崎力夫撮影)
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◇新日本スーパージュニア<決勝戦>
新日本プロレス主催でジュニアヘビー級最強戦士を決めるリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(16選手出場)の準決勝と決勝が8日、東京・国立競技場代々木第2体育館(観衆3014人)であり、ドラゴンゲートから参戦したリコシェ(25)=米国=がKUSHIDA(31)を破って初優勝した。ドラゴンゲートの選手が優勝したのは21回の歴史で初めて。
リコシェは準決勝で優勝候補の田口隆祐をわずか5分あまりで撃破。タイチを破って上がってきたKUSHIDAとの決勝戦は、激しい空中技の応酬となったが、23分6秒にオリジナルの蹴り技・ベナドリラーからフォール勝ちした。「最高だ。ドラゲーの仲間もきっと喜んでくれる。パーティーをやりたい」と喜んだ。
リコシェは主戦場であるドラゴンゲートでは最高峰のオープン・ザ・ドリームゲート王座を3〜5月にかけて保持。今回の優勝により、21日の大阪大会でIWGPジュニアヘビー級王者飯伏幸太への挑戦が決まった。 (門馬忠雄)
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